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コラム&ブログ 全国ふりふり体験

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20054月〜今まで 旅のエピソードや想いがいっぱい!

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テル日航関西空港でのランチは超穴場!デイサービスの遠足

彦根城とキャッスルロードへデイサービス

ユニバーサルシティウォークで刺激を加える高齢者福祉施設レク

高齢者施設の日帰り遠足 いちご狩り Wの連続添乗

裏技新発見!あべのハルカス 歩行不安者の団体旅行

大津プリンスホテル37階展望レストランバイキングと幻のいちご狩り 下見同行

 

私も楽しくなるような旅 彦根キャッスルロードと近江牛すきやき

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車椅子で黒潮ライフ「白浜温泉1泊2日」幸せだなぁ

 

白浜空港見学のおもてなし&白浜温泉古賀の井でリフレッシュ

 

白浜温泉1泊高齢者デイサービス

 

白浜温泉へ特養ホーム1泊旅行 スロープ付き温泉で楽しいひと時

 

南紀勝浦温泉“かつうら御苑”と那智山熊野古道

 

高齢者福祉施設入居者の白浜温泉1泊レク 最適のレストランを発見

 

日本三美人の湯「龍神温泉下御殿」32年前からご縁が更につづく

 

2歳からお手伝いが必要な高齢者 医療法人様で白浜温泉大作戦

 

 

 

 

裏技新発見!あべのハルカス 歩行不安者の団体旅行 140607

新しくオープンした、地上300m高層ビルのあべのハルカス。

特別養護老人ホーム、小規模多機能施設の44名様の旅。

車椅子移動15名様とゆっくり歩行数名と付添職員、ご家族様という構成

リフト付き観光バスでの乗降回数が増えると余計な時間がかかるので

昼食とあべのハルカス見学を1箇所に。

歩行距離、雨天時、バス乗降場所、入場者の混雑、待ち時間などがテーマ。

通常、ハルカス団体見学の場合は、天王寺動物園前観光バス乗降場を予約し

団体入場予約を15分きざみで指定します。

 

バス乗降場からハルカス入口まで700m徒歩10分。

大通り交差点を横断、線路ガードを超え、歩道橋から2階入口まで移動。

2階から専用エレベーターで16階チケットカウンター。

人通りの多い中を移動して雨天時はもっと大変。

団体で一斉に16階から60階へ上がる時、エレベーター2基のうち1基を

団体のみで乗せてもらえますが、1基車椅子6台くらい。車椅子20台とも

なると、かなり時間待ちが予想されます。土日はもっと混雑。

今回、バス乗降場所はハルカスから50mのホテル(昼食予約済み)

ハルカスまで直結通路利用して、

チケットセンターへ。団体予約せずにコンビニで個人用事前指定付き入場券を

15分ごと4班に分けて購入。

待ち時間もなく、バス乗降も、移動距離もベストな形で旅程を快適に楽しむことができました。

 

 

2歳からお手伝いが必要な高齢者 医療法人様で白浜温泉大作戦 140319

総勢60名様で、リフト付き観光バスと中型バス2台で白浜温泉1泊旅行。

歴史ある医療法人様の記念旅行で、診療所とデイサービス利用者様。

10ヶ月前から企画していよいよ当日を迎えました。

身体能力の差をカバーするため、2便に分けたコース。なぜなら

休憩でバス乗降時間を含めて、10分で済む方々と40分掛かる方々も。

出発時間も、20分タイムラグを作り、昼食場所で同時刻に到着といった感じ。

白浜温泉で何かインパクトを残そうと「クエ料理フルコース」を1日目昼食に。

初めての食感で、誰もが脳に刺激を感じたことと思います。

ホテル到着も、リフトバスは14時30分、中型バスは白浜観光して16時。

 

リフトバス乗車の方々は、貸切バリアフリー温泉(スロープ付)

一般大浴場で入浴。もちろんお手伝いが必要なので、4回転(3時間)。

温泉上がりの表情は何とも幸せそうで「イキイキ」されています。

そんな中でひとつのエピソードを紹介します。

貸切温泉に入ろうとした男性が筋肉硬直されていることが発覚。

楽しみにしていた温泉が入れなくなりました。

本人は温泉楽しみにしてきたのに残念。。。

そこで、翌朝体調が良ければ朝風呂に行こうと。そこで3つの問題。

・貸切温泉が朝は他のお客様で予約済み

・一般大浴場ではバルーン装着しての入浴に他のお客様から苦情?

・8時40分ロビー集合後、9時出発までに朝食、身支度、温泉が可能?

でも、いずれの課題も克服して、念願の温泉に入れました。

ほんのちょっとした出来事ですが、本人にとっては最高な想い出でしたね。

 

 

ホテル日航関西空港でのランチは超穴場!デイサービスの遠足で至福の時 130714

デイサービス様の日帰り遠足で、関西空港に行ってきました。

お昼ごはんは、ターミナルビルだと、ザワザワして目移りします。でも

直結のホテル日航関西空港のレストランは、空気が変わります。

2階にある「ブラッスリー」はバイキングレストラン。

お料理の種類が豊富で、スイーツがいっぱい!ソフトクリームも!

これで、おとな2000円 65歳以上1500円。更に空いている。

トイレも充実していて、エレベーターも大きくたくさんあります。

バイキングは、時間制限や2回転式がほとんどですが、ここは大丈夫。

車椅子利用の団体でも大きなエレベーターが複数あり利用しやすいです。

ソフト面も、ホテル日航グループだから、行き届いたサービスの提供。

食事後は、ターミナルビルでお買物とか、関空展望ホールへ移動して

飛行機の離発着を見学したり、非常に刺激があり、グレードの高い

内容の旅行ができますよ。

今回、デイサービスセンター様の旅行で、雨対策、暑さ対策をして

展望デッキと、バス乗降のみ屋外で、全て館内移動。

36度を超える気温で、体調不良者は、食べ過ぎて嘔吐して方ぐらい。

みんな、真夏の遠足に、楽しんでおられました。

 

 

日本三美人の湯「龍神温泉下御殿」32年前からご縁が更につづく 130520

32年前、私が旅行会社に入社した頃から、「旅館下御殿のお子さん」と

仕事以外のご縁で交流がありました。32年前だから僕もお子さん(笑)。

今回、下御殿に宿泊するのは5回目。

紀州藩主徳川頼宣公の時代から、伝統を受け継いできています。

和歌山の山中に潜む龍神温泉は、秘湯中の秘湯。

温泉もつるつるで、肌がさらさら。お湯が軽い?言葉に現せないくらい。

お宿の雰囲気も温泉街の雰囲気も、情緒万点です。

でも今回は、私にとって嬉しい話を紹介しましょう。

当時、お子さん(僕もお子さん)との繋がりで下御殿さんにお世話に

なっているだけに、私は、女将さんを母のように接していました。

今はADLが低下して、階段昇降ができず、長距離は車椅子を利用。

自宅の龍神温泉は渓谷沿いにあるので、バリアフリー改修は不可能で

泊まりがけでリハビリ施設に通っておられます。

私の取り組みに大変共感くださり、旅の持つ底力を談笑しながら

あっという間に、時が過ぎていました。

周りは、日高川のせせらぎ、河鹿の声、鳥たちのさえずり。

自然は400年前と変わらないけど、時代風系、価値観は変化します。

伝統と格式を維持しながら、その宿らしい顔を受け継いでいく。

これこそ、「私の世界文化遺産」ですね。

今回のコースは、ユニバーサルトラベル紀州(仲岡さん)に紹介頂いた

世界遺産の「丹生都比売神社」を正式参拝。

その後は、高野山宿坊昼食と奥の院。熊野古道(道の駅)、とれとれ市場でした。

杖歩行の方もおられましたが、みんな一緒に旅を楽しんで下さいました。

写真は、旅館さんのご承諾の上撮影しました。

 

 

ユニバーサルシティウォークで刺激を加える高齢者福祉施設レク 130509

ホテルでゆっくりランチして、お買物したい。

そんなご希望を叶えるために、ユニバーサルシティウォークへ。

京都の高齢者福祉施設の日帰りレク。

ホテル京阪ユニバーサルシティのレストランで、ステーキバイキング。

ざわざわしていない、ゆっくりしたスペースでのランチ。

施設入居されている方の一人は、ナイフとフォークを使ってました。

施設内では、お箸、介護用スプーンなどですが、家で生活していた

時と同じように、お食事している姿は、「蘇る」のひとこと。

食事後の、お買い物は、ユニバーサルシティウォークへ。

強烈な音楽、巨大な看板、高層ビル、潮風、各種お土産店・・・・

視覚、聴覚、触覚、体感、いろんな意味で、刺激がありましたね。

食事後は、ひとりひとりの「ペース」で、「スタイル」で。

自然に、自由に、普通に楽しまれていました。

昨年は、京都水族館、一昨年は、いちご狩り、その前は、なばなの里。

これで、20数年お世話になっています。

来年もどこかへ行くのに、帰りのバスの中で

「早く、どこかへ行きたい。」と2回続けておっしゃっていました。

 

 

白浜温泉へ特養ホーム1泊旅行 スロープ付き温泉で楽しいひと時 130317

みなさん!温泉旅行で一番の目的は“温泉”ですよね。

三世代ご家族で温泉旅行に行っても、ひとりで入れないおばあちゃん。

家族が入れることができないから、温泉に入らないおばあちゃん。

こんな話を良くお聞きまします。

機械浴がある民間旅館では、10軒あるかどうか。

機械浴も、宙に浮くので怖がる方もいらっしゃいます。

そこで、家族だけでも安心して入浴できる“スロープ付き温泉”

南紀白浜温泉“ホテル古賀の井”貸切温泉ぽかぽかの湯がそれです。

今回、特養ホーム入居者9名様とご家族と職員様で合計20名の旅。

立位ができない方でも安心して入浴できるので、ケアされる人も

ケアする人も、のんびり温泉入浴できました。

ホテル古賀の井と同系列“ホテルコガノイベイ”に移動して宿泊。

お料理もお部屋も景色も最高です。

2日目は、アドベンチャーワールド。

初めにケニア号でサファリを1周。車椅子のまま3名まで乗車。

隣のパンダも朝ごはんを食べていましたよ。

次は、イルカたちのショウタイム。そこで、一人の職員が

「・さん、目が少ししか見えないから、寒いし、どこかないですか?」

私は「海獣館」。屋内のペンギン、しろくま達へ案内。

これこそ、個別ケアですよね。しろくまもペンギンも見えたって!

パンダが車椅子に乗っている!

パンダの帽子をかぶって楽しむ入居者様でした。

今回、私にとってのギネス!

最高齢101歳のお客様の1泊旅行でしたぁ。!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユニバーサルスタジオジャパンの柔軟な対応に感謝!100歳でジュラシックパークへ大感動 121028

開業して早10年の「USJ」今年は開業以来の入場者数。

訪日旅行者数激減、本国内旅行者数停滞。それなのに凄いですね。

小さいお子様向けアトラクション、ハロウィンイベントなど

企画力の一言かと誰もが思うことでしょう。

1段階は、開業時の話題性 第2段階は、訪日旅行者向け

3段階は、小さいお子様向けと各種イベント

園内は、日本人が90%ぐらいいましたよ。お子様連れ、

そして修学旅行生。アニメコスやハロウィンコスの人たちも。

今回は、高齢者様付添職員様ご家族様37名の高齢者福祉施設1泊旅行。

高齢者向きというよりも、非日常空間で脳に刺激を加えて精一杯楽しむ事が目的。

しかし、難題は再入場できないことです。体調不良者、お客様の搬送、荷物を取りに帰るなどなど。

急激な刺激に順応できるかが最大の不安。再入場できないと何かにつけて利用しづらさが、印象になってしまいます。

USJへ事前に事情説明して、再入場許可を頂きました。しかし、当日の現地スタッフの対応はどうなのか心配。

そのため、私は2日間入退場ゲートに待機。

でも、窓口スタッフはみんな知っていて、スムーズに再入場できました。高齢者でも十分楽しめますよ。

100歳の男性高齢者が「ジュラシックパークザライド」に乗ったり、本人と付添の挑戦する気持ちに脱帽です。

そして、万民(ユニバーサル)に為の観光施設として更に続けていって欲しいですね。

 

 

大坂城と道頓堀リバークルーズへ高齢者福祉施設の日帰りレク 121011

身体ケアが必要な方々が入所している高齢者福祉施設の日帰りレク。

付添職員様がほぼ11で34名様。

京都から高速道路で1時間10分で、心斎橋にある「ホテル日航大阪」到着。

予定よりも早めの到着で、余裕を持って乗降。

普段はバスを降りるだけで、20分はかかるけど、今回は10分で降車完了。

トイレと移動もスムーズにいき、レストラン開店まで少々待つくらい。

バイキングの昼食もゆとりをもってお楽しみ頂きました。

食後、オリジナルバリアフリーマップを頼りに、心斎橋〜道頓堀散策。

希望者は、とんぼりリバークルーズで20分の船旅。

乗船場まで新たにスロープが完成していましたが、乗船時は写真のように階段3段。

横幅があるので、車いすのまま乗船できますよ。

ただ、道頓堀川の水位が変わるので注意しましょうね。

大坂城では、観光バス駐車場から基本は歩いて城内へ400M

但し歩行不安の場合は、事前に公園事務所へ届けて城内手前の

豊国神社前に乗降スペースができましたよ。

そこから150Mで城内です。20Mの坂道が急ですが

そこだけ注意で、他は、トイレも充実していて最高です。

今回の旅では、気温、天気、風、渋滞なし、人ごみなし。

全てにおいて、ゆとりのある時を過ごしました。

日帰りレクに初めて参加された職員様の声

「あ〜楽しかったわぁ〜」って。嬉しいですね。

初めは、しんどかった。大変だったって感想多いんやけどね。

 

 

インターンシップ学生とバリアフリーなおもてなしを実践〜大阪ドーム 120824

神戸夙川学院大学のインターンシップ受入期間に今年も例年の如く。

820日〜923日まで、3人×2班で6人が将来を夢見て。

大学ではバリアフリーツーリズム、障害者旅行を勉強してます。社内が賑やかになる1か月です。

実習では、なかなか体験できない事がたくさん。

領収書の書き方、電話応対、パンフレット整理、ハンコ押し。

表側では見えない業務を行う学生達。その基礎を習得することで華やかな旅行の表舞台に立てるんですよね。

今回、身体障害者施設の旅行に同行しました。京セラ大阪ドームで、阪神対中日の観戦です。

2階のバイキングレストランの個室を借りて、テラスから観戦。

施設職員の方が車いすに乗っている利用者様を押しながら料理を取りに行こうとしたとき、学生たちは立ったまんま。

そこで私が「1組ずつお手伝いするように」と指示。

でも、学生たちは意味が分からない。でも、その意味がわかるまで時間は掛からなかった。

車いすを押しながら、料理皿に料理を取る、利用者に何が食べたいか聴きながら。

そう職員様は片手で車いすを押しながら移動。

料理皿を持っている学生、車いすを押している学生。ちょっとした、心の配慮。これがバリアフリーなおもてなし。

個室のテーブル配置、車いすの目線でも観戦しやずい工夫。職員様との意思疎通。主役の利用者様への気持ち。

生きたバリアフリー旅行は貴重。学内では勉強できないことばかりですね。

 

 

私も楽しくなるような旅 彦根キャッスルロードと近江牛すきやき 120609

高齢者福祉施設入居者の日帰りレク。

入居者15名中(12名が車いす移動)、職員家族合わせて35名の旅。

リフト付き大型観光バスで、琵琶湖大橋経由、近江商人のふるさと

近江八幡へ。ホテルニューオーミで、近江牛すき焼きを。

軟らかくて、甘くて美味しい!の歓声が。

食後は、近江八幡の町並み散策の予定を、彦根城近辺散策に変更。

彦根キャッスルホテル「名物ひこどら」美味しいですよ。

お城を眺めながら、お堀を散策して、キャッスルロードと

大正ロマンあふれる街並みでお買物。

時間にゆとりを作っていたので、慌てた事がない1日でした。

「あ〜楽しい日やったわぁ〜」って、おばあちゃん。

この言葉、嬉しいですね。励みになりますね。

普通に旅をする。歩けなくても、立てなくても、旅は平等。

サポートする職員様の献身的な姿は、入居者の心に浸み込む。

初めてレクに参加した職員様も、旅の底力を感じたのでは。

最後まで、生き切る。楽しむ。思い出づくり。

良い旅をすると、なんとも言えない、充実感がわきます。

幸せを感じるひと時ですね。その姿を見ていると、私も満ち足りた気分に。

だから、私も楽しくなってくるんです。

 

 

高齢者福祉施設入居者の白浜温泉1泊レク 最適のレストランを発見 120524

比較的自立されている、入居者の1泊旅行で、白浜温泉へ。

ホテルは、お馴染みの「コガノイベイホテル」

1日目は千畳敷と円月島。そして白良浜のお散歩。潮風にあたりながら

白い砂を踏みしめ、みんながリフレッシュしたようです。

突然、男性職員による大相撲大会を開催。みんなで大はしゃぎでした。

しかし、参加者の身体状況は、かなりの差があります。

トコトコ歩く方、バギー使用の方、車いす使用の方。いろいろ。

みんなの身体状況とニーズに合わせて、職員様がサポート。

こちらの施設に入居されている方は幸せでなぁ。

さて今回は、1日目の昼食レストランについて。

今までは、白浜では昼食時間が遅くなるのですが、

京都8時30分出発で、高速道路で、白浜に着くと、12時になります。

白浜でみんなが食べやすい昼食場所が少ないんです。

アドベンチャーワールド内、とれとれ市場ぐらい。

1日目アドベンチャーワールドは休園。2日目はとれとれ市場で予約済み。

そうです。1日目の昼食場所がないんです。

ホテルでは、3000円以上。他は2階へ階段。車いす用トイレがない。

そこで、「とれとれ亭」を発見!! 行ってきましたよ。

和食海鮮バイキングで@1260円。リーズナブルで、バスは真横で下車。

車いすトイレも、洋式トイレもあって、段差なし。そして、美味しんです。

トレイを持ちながら料理を取れない方のために、ワゴンを貸してもらったり

みんなの笑顔が絶えない、ひと時でした。あ〜お連れして良かった!

 

 

高齢者施設の日帰り遠足 いちご狩り Wの連続添乗 120527

小規模多機能施設の遠足 リフト付き中型バスで助かった!

京都10:0011:10大津プリンスホテル(展望レストランでバイキング)13:30

守山いちご園(いちご狩り)=琵琶湖大橋(買物)16:40=京都17:40

雨対策を事前に想定していたのが良かったですね。

雨が降っても全て屋根付きでプランを組み立てました。

大津プリンスホテルでは、37階で琵琶湖を展望しながらランチ。

お料理も前菜、メイン、スイーツなど多種多彩で最高でした。

お客様は「こんな旅行は久しぶり」って。

旅行当日の朝、日常はバギーで移動している方が、観光バスに

乗車するとき、前方のステップから乗車できない事が発覚。

職員様が抱っこしてなんとか乗車しました。

これから乗降の時どうしよう。って職員様が心配顔。

今回運よく、リフト付きのバスだったので、その後はリフトを利用。

でも、職員様は、リフトに慣れるとリハビリにならないって。

そうかもしれないですね。

デイサービスの日帰り遠足 晴天と身体能力でゆとりある旅

 京都10:0011:10琵琶湖大橋(昼食買物)13:00=守山いちご園=15:40京都

何しろ、晴天と参加者の顔ぶれで、こんなにゆとりができるとは。

リフトバスと中型バスへの乗込みが、10分で完了。

その分、昼食場所、いちご狩りもゆっくりお喋りする時間も。

晴天にも恵まれて、暑いくらい。

いちご狩りでは、車いすのまま楽しめるようになっています。

幻のいちごとも言うべき「いちご園」味が甘くて美味しい。

口の中で、とろけそう。

日常生活では、ありえない事が、外出先ではあります。

目的を叶えるために、私は裏役。利用者様は主役、職員様はわき役。

みんなの楽しそうな笑顔が、幸せへの道かな?

 

 

大津プリンスホテル37階展望レストランバイキングと幻のいちご狩り 下見同行 120404

新年度を迎え、人事異動で職場環境も変わりバタバタしている頃ですね。

でも施設レクが56月に催行する場合、この時期に下見をします。

今回、小規模多機能施設のレクで、レストランバイキングとイチゴ狩り。

2名の職員様と同行してきました。

大津プリンスホテル37階にある「レストランニューヨーク」

琵琶湖の景色を眺めながら、ランチバイキングです。

ホテルも広々で、エレベーターも3基。車いすトイレは1階と

レストラン階にもあって、利用しやすさが第一印象。

でも、利用しやすいから利用するだけでは、旅は楽しめません。

内容です、内容。従業員の受入姿勢が優しくて良かった〜。

料理が凄い!@2500円なのに、お料理が美味しいんです。

見栄えもきれいに盛り付けて、最高。

スイーツも色々あって、チョコレートタワーも。

優雅な雰囲気になることうけあいです。

昼食後は、幻のいちごを求めて、いちご狩りです。

観光客専門にしている農園ではありません。心を込めて栽培しています。

デパートに1パック2500円で販売しているぐらいです。

売店もありません。お土産はいちごソースとシフォンケーキだけで予約注文。

あるのは、ビニールハウスと車いす用トイレが2か所。そしていちご。

トイレはその2つしかないので、注意しましょうね。

傾斜もなく、車いすのままいちご狩りができます。

去年は雨だったので、今回は雨でも大丈夫なコースです。

ハウスの中は、いちごの香りがいっぱいで、香りでも楽しめます。

当日は、ワイワイキャッキャッと盛り上がることでしょうね。

 

 

 

音楽ボランティアの素敵なランチショーin琵琶湖 111013 

京都のデイサービスセンターの日帰り遠足。今回のテーマは、ホテルでお食事。

86名様で、和風宴会場にテーブル椅子席で、会席料理を楽しみました。

お食事だけでは「物足りな〜い」との声をいただき、

大津にお住いの私の友人が、バンドを組んでいて、手伝ってほしいとお願い。

快く応援に駆け付けてくださいました。

トロンボーン・ギター・エレクトーン・ドラムの演奏にのって

「琵琶湖周航の唄」などにのって、みんなが歌を歌い

琵琶湖情緒に酔いしれました。

リーダーのHさんは、滋賀県で特養の施設長もされています。

デイサービスセンターの大型遠足って、どんな感じだろう。。。て興味も。

利用者様の笑顔。脳への刺激。日常ではありえない事が外出先ではおこる。隠れた身体能力がでるものです。

日頃、演奏に慰問にきてくださっている、京都のボランティアさんもコンサート風に歌ってくださいました。

今回は、音楽セラピーというものでしょうか。

琵琶湖の風にあたってお散歩、ショッピングを楽しみながら、ほんの2時間30分の滞在時間でしたが、

身も心もリフレッシュできた1日でしたね。日比さんありがとう!

 

高齢者福祉施設の日帰りレク マキノピックランドで秋の味覚栗拾いと芋ほり体験 111008 

昼から雨が降るという予報。味覚狩りを楽しみにしていた入居者の皆様。

雨が降る前に午前と午後のコースを入れ替えて見事大成功。

芋ほりでは、50年ぶりに畑仕事をしているような感じ。って。

大地の恵み。土の香り。車いすから土には手が届かないから、芋ケースに

腰かけて、笑顔で沢山収穫。

栗拾いも、採れたては、きれいに輝いていますね。一人1kgの収穫は

思っていた以上にたくさん。

秋の味覚。大地の恵み。自然に包まれたひと時でした。

トイレも充実していて、傾斜もほとんどない農園。

畑や果樹園の足元は草と凸凹もありますが、気を付けながら満喫です。

お昼は、びわこバレイ。

雨が降り出しましたが、全て屋根付きで、高速ロープウェイで所要5分。

車いすのまま16名様が乗車できる大きなロープウェイです。

山上に着いてから1度、エレベーターを使いますが、車いす2台まで。

しかし、並んでいる間に、トイレをして時間調整。

なにしろ24名様が車いす利用です。待ち時間なく移動できました。

昼食は1330分〜14時くらいになりましたが、お刺身別注して

更に、バイキング。いろんな料理をたくさん食べてくださいました。

入居されているお年寄りも、ご家族様も、職員様も、みんな楽しむ。

これこそ、旅の醍醐味ですね。

 

5回目の特養1泊旅行 ベストセレクトな“コガノイベイホテル”111008 

5年前から始まった、ある施設様の特養1泊旅行。

初回は、淡路島、伊勢、粟津、須磨、そして今回は“白浜温泉。

職員様も入居者様もご家族様も、旅に慣れてきたご様子。

旅行準備から当日まで。当日の朝の準備。リフトバスの乗り方。

ゆとりと、余裕が感じて、白浜温泉へ29名様の旅が始まりました。

ホテル古賀の井で昼食後、温泉入浴。一般浴と、バリアフリー貸切温泉に

分かれて、待ち時間含む14時〜16時までのんびり入浴。

宿泊は、新館の、コガノイベイホテルへバス移動。

18時宴会まで、ちょうどいい感じで過ごせました。

客室も、全ての部屋が、トイレの段差がなく、手すりはないが広々。

お料理も12食13800円ですが、一品出しの会席料理で

美味しく召し上がられました。

過去のホテルも良かったが、コガノイベイホテルは、ベストセレクトに

入る感じです。

翌日は、南紀白浜アドベンチャーワールドで満喫。

とれとれ市場で、買物と、活きづくり料理。お刺身三昧でしたね。

入居していると、生魚は食べられません。だから、お刺身をたらふく。

そんな旅でした。また、一緒にたくさん思いで作ろうね。

 

就労支援・自立支援・生活介護を行っている法人さまの温泉旅行 一大プロジェクト 111002 

「みんなで温泉旅行に行きたいよね」って言い続けて2年。

でも、ひとりひとりの身体能力と、スタイルはマチマチ。

自閉症の方、ゆっくり歩行の方、トイレに時間がかかる方、定期に横になる方。

自分の思うようにならないとパニックになられる方もいらっしゃれば

待つことができる方など、様々。

でも、職員様などが献身的に「夢を叶えよう」と、弊社のお得意様から紹介で

2年越しで、白浜温泉1泊旅行という、一大プロジェクトを企画されました。

ハプニングはつきものです。旅は冒険なのだから。

集合時間を1時間間違えた方もいて、45分遅れで出発。

しかし、出発して10分後に、トイレに行きたいって!!!

白浜アドベンチャーワールドに1時間遅れで到着。ひとりひとりのニーズに

あわせて楽しんでおられました。

白浜温泉古賀の井では、最大の目的、温泉入浴。そして宴会。

全てが初めて。盛り上がって、盛り上がって、みんなの笑顔が忘れられません。

一緒に部屋で寝るのも初めて。寝付けない方もいたり、走り回る方も。

職員の皆様もほとんど寝られず、大変ご苦労様でした。

翌日は、千畳敷や白良浜でのんびり過ごして帰路に着きました。

帰りになると、トイレ休憩やバス乗降、横になる方のだんどりなどが、

手際よくなされていましたよ。

そこで、私の失敗事例。

白良浜は、砂浜までスロープがあるので、車いすユーザーと一緒に砂浜へ。

想定通り、タイヤが砂に埋まったので、ウイリー(前輪をあげて)で進んでいたら

後ろのタイヤが砂に埋まって、後ろ側へ倒れてしまいました。

幸運にも、「砂→私の体→車いすの背もたれ→ユーザー」の順にサンドイッチ状態。

砂の上で、お怪我はなかったですが、反省と経験させていただきました。

さて今回の旅行でみんなが自信と楽しみ方を学んでようで、

これからいろんなことをチャレンジできそうですね。

今度は、・・・・へ行きたいなど、夢と希望が膨らんだ2日間でした。

 

身体障害者認定を受けておられる団体旅行で 長浜・江浅井三姉妹博覧会 111002 

毎年楽しみにしている日帰り旅行。今年は、NHK大河ドラマ江浅井三姉妹

博覧会を見学に行くことに。みなさんが、身体障害者1種〜3種の方々で

杖でゆっくり歩行の方と車椅子、バギー利用の方。

ゆっくり歩行の方のほとんどは、片麻痺の方で、超スロースピード。

普段のバス乗降時間の3倍はかかり、歩行スピードは5倍ぐらい。

午前1か所。午後1か所。間に敦賀で海の幸の昼食。

のんびりしたスケジュールにしてみました。

江浅井三姉妹博覧会は、3会場に分かれています。

いずれも車で10分〜15分離れており、3会場の内、黒壁スクウェアに

ある歴史ドラマ50作館は、駐車場から200m歩いて2階にあります。

小谷江のふるさと館は展示エリアが小さい。

博覧会主催者にお聞きして、一番おすすめが、「浅井江のドラマ館」

バスは目の前で乗降でき、階段やエレベーターは使わず、車いすトイレ完備。

お土産スペースもあって大変利用しやすさがありました。

参加された皆さんも、心の休日をされ、帰りはバス車内でカラオケ大会。

きっと良い思い出づくりができたのではないかな?

 

障害者施設の阪神タイガース観戦12日 大阪京セラドームの巻 110819 

障害者施設の入所者1泊旅行で、利用者4名に対して、職員様3

利用者は要全介助のため、1対1でも不可。

1対2の職員を動員すると、現場施設の職員が手薄になるので

不足人員は、弊社のトラベルサポーター制度を活用。

トラベルサポーターは、学生、主婦、会社員、施設職員など多彩。

今回、私が教えに行っている「神戸夙川学院大学の学生」と、

高齢者福祉施設の相談員、知的障害者施設のケアマネ4名紹介。

初対面でも、コミュニケーションを図り、ひとりひとりの個性を

見極めて、旅を補助的サポートしながら、夢実現をしてきましたよ。

「阪神戦と須磨海岸12日」を11名で敢行。

大阪の京セラドーム16時開門なのに、1520分に到着。

到着後、リフトバスは回送し、障害者用駐車場(高さ制限2,6m)に      1塁側車いす席 内野スペース

公用車(予約制)を入れたりして、これがかなり時間がかかりました。

開門時間になったけど、観客席で夕食弁当じゃ食べづらいので

2階にある和食レストランへ行ったら、バルコニー(予約制)

食事をしながら観戦できるように。大人数の場合、ここもお勧め!

でも試合の臨場感を味わっていただくため、事前購入の

内野車いすスペース席で観戦。車いす利用者4名と付き添い8名まで

人数が多い場合、1塁側と3塁側に分かれる場合も。

3時間40分の試合も最後まで楽しみつくしましたよ。

普段味わえない体験は、体と脳に刺激が加わり、普通に旅で楽しむなんて

最高ですね。                                2階レストランのバルコニーでも

 

大阪府民牧場で乳しぼり 牧場で心の休日 高齢者施設 110530

大阪府民牧場が、今年度限りで閉園。寂しいですね。

車椅子利用の入居者30名様と付き添いご家族様職員様44名で、

2台のリフトバスに乗って、行ってきました。

府立という公的施設という概念で、お役所っぽい感じは一切無し。

青い空、緑の森、黄色い牛舎、白い柵。のんびり寛げる心の休日に最適。

入園者は我々以外に、50名ほどで、飲食物持ち込み自由。

社会福祉法人団体のため、入園料無料、駐車料無料。

確かに公的機関でも、これでは、閉園になるのかな?って感じ。              牛の餌やりは刺激があるね!

園内は、広すぎず、狭くなく、適度な坂道。トイレも充実。                     

お買い物や、美味しいお肉でバーベキューもできて、売店や軽食コーナーも。

雨さえ降らなければ、本当に良いところです。

牛への餌やり、ポニー、うさぎ、鹿などと触れ合えて。和牛ロースのお肉は

やわらかくて美味しい美味しいって。長いすを、撤去して、車椅子のまま

食べられるように、付き添いさまは丸椅子で。

焼きおにぎりは硬いので、普通の白ご飯に変更して、炊飯ジャーごと

レストランに設置して、温かいまま食べるようにしていただきました。          あつあつご飯は美味しいね!

我々74名で、レストランを貸切で、従業員も5人〜6人が付きっきり。

食事中や、ソフトクリームを食べているときの表情そのものが幸せな一瞬。

日頃体験できない、牛の乳しぼりでは、刺激が強いが賑やかなひととき。

最後に集合写真を撮る時は、ポニー2頭も加わり、記念に残る1ページ。

もちろん、今回は雨対策も万全で、雨天時は、食事だけにして、

午後からは、伊丹空港の見学プランも用意していたが、不要でしたね(笑)

                        

滋賀雄琴温泉 びわ湖花街道の高齢者へのおもてなし 110530

地域の老人クラブの定例総会で、滋賀県の雄琴温泉「びわ湖花街道」へ

18名様とご一緒に日帰り温泉に行ってきました。

1時間の所要時間で、到着後、温泉入浴。杖歩行の方などたくさんで

私も、昼間から、一緒に入浴(見守りが目的ですよ)。

脱衣場〜洗い場〜浴槽〜露天風呂。

洗い場も、シャワーチェアもあり、洗い易い感じです。

内風呂は、25cmの縁に上がる段があり、手すりもあって、入浴しやすい。         本日のランチはこんな感じ

露天風呂は、1段ありますが、ドア幅も90cm以上あり、浴槽手すりつき。

お湯は、熱くなくて、のんびり入浴できそう。少しぬめりのある温泉です。

貸切バリアフリー温泉「ビードロの湯」もあります。

「びわ湖花街道」さんは、170人収容の小さなお宿。

だから、小回りが利き、お料理も1品だし。

バリアフリールームもあって、館内移動は、スロープなどで解消しています。

ただ、山の中腹に建つ旅館のため、温泉への導線はちょっとややこしいかな?

それから、従業員の接遇にはびっくりしました。

館内で、従業員とすれ違う時、普段は、「いらっしゃいませ」と言いながら

会釈して通り過ぎます。

しかし、必ず、立ち止まって、お辞儀をしながら「いらっしゃいませ」・・・

丁寧ですね。すれ違いの都度、立ち止まりご挨拶をされる旅館は初めてです。

ちょっとした段差や傾斜では、必ず、「お足元を注意なさってください」との言葉。

こんな旅館が、もっと増えたらいいのになぁ・・・・・

  

 

猛烈な台風の中 長浜黒壁へ デイサービス様の遠足 好きなお店で好きな食べ物を 110530

一歩ずつ、ステップアップされている、超尊敬する老人デイサービス様の日帰り旅行で、長浜黒壁スクエアへ。

前日から、大型台風が接近し、大雨と、暴風に注意を払うべきな旅。

旅行中は、鹿児島付近〜室戸岬付近を、北東方向へ移動中。

前日の打合せでは、利用者様も、行く気満々。もちろん職員様も満々。

私のほうが、圧倒されて、当日を迎えました。

車椅子にカッパを羽織り、リフト付観光バスへ。

でも、みんな久しぶりの外出旅行に、笑顔、笑顔。

今回の目的は、決まったレストランで、決まった食事をみんなで一緒に

食べるのではありません。

黒壁スクエア付近で、いろんなお店を食べ歩き。好きな店で好きな食べ物を。   

お寿司しようかな?長浜ラーメンにしようかな?近江牛にしようかな?

付き添い職員様たちも、一緒に楽しむ、それぞれの希望を叶える姿。

食事中はみんなが拡散するので、見守りできない不安もあるけれど

楽しんでいただこう。個々の楽しみを個々のスタイルで。

食後のスイーツも、コーヒーも楽しみの一つ。

運よく、NHK大河ドラマ「江浅井三姉妹博覧会」も見たりで、

あっという間の3時間でした。

雨が強い時は、アーケード内のショップで。雨が弱い時は屋外散歩。

私も、歩いて様子を伺うと、みんなの笑顔に、台風や大雨を忘れるぐらい。        最高の笑顔でスイーツ中

バス乗降地から、アーケードまでの100mを大雨の中車椅子移動が困難。

緊急車両(ワゴン)で、ピストンしようと思っていた所、1台では大変。

そこで、地元の「福祉タクシーやわらぎ」の坂東さんが下車地で合流。

必要に応じて、坂東さんの車と2台でアーケードまで移動しようと。

快く引き受けてくれた「坂東さん」感謝します。これが地旅連携ですね。

少しずつ難易度が高い遠足をすることは、利用者の夢実現のためには、

欠かせないプロジェクトですね。

もちろん、安全が第一ですが。

 


115名さまのデイサービス遠足 奈良東大寺 110516

開所(確か15年ぐらい前)から、毎年大型遠足を実施されている施設様。

私も、ずっと開所以来お世話になっています。

職員様の顔ぶれ、利用者様の顔ぶれも少しずつ変わっていますが

遠足の企画〜準備〜当日(送迎・乗込み・車内・食事など)慣れてる〜!

50名様程の利用者様(90%以上が車椅子利用)です。

11のため、職員様とご家族だけでは、実現できません。              ホテルロビーに車椅子を置いて

お知り合いの施設職員様や、ご家族様の協力があったればこそです。

それだけでも、サポートをする人が足らないので、私が行っている

神戸夙川学院大学のバリアフリーツーリズム専攻の学生13名と

担当教授様にもお手伝いいただきました。

ホテルの従業員も、いろんなポイントで配慮いただき感謝です。

さて、出発して、ホテル到着。

ホテルの立派な宴会場へ移動するときも、エレベーター混雑を回避のため   

エレベーター前で車椅子から降りることができる利用者様は、立ってEV

これでEVでの移動時間短縮。20分ぐらいで全員宴会場へ移動できました

奈良東大寺では、移動距離が片道300mはあるので、全員車椅子。

仮設スロープで本堂へ入り、大きな大仏を目の辺りにして感動。

お買物も、参道でいろいろ楽しみ、心豊かな休日をお過ごしいただきました。

やはり、みんなの笑顔は、関わる人たちの元気につながりますね。

      

 

雄琴温泉日帰り 裸の付き合いで楽しむ極意 デイサービス 101109

高齢者デイサービスセンター様の利用者の希望で、「温泉に入りたい」

以前からのお声があり、実現しようと、デイサービスセンターの職員様が

一大プロジェクトを開始。

温泉と言えば、1泊のんびり過ごすのが自然な姿。目標は、温泉1泊。

その第一段階で、近くの雄琴温泉へ日帰り入浴と会席料理を企画。

温泉入浴の仕方や、トイレや導線など。在宅の利用者様の描いている

温泉入浴をひとりひとりイメージして、見事達成しましたよ!

いざ、入浴をした その時。何とも言えない歓声。感動の声、声、声

諦めていた温泉に入浴できた喜びはひとしおですね。  

「5年前まで温泉旅行にしょっちゅう行っていて、もう無理と思っていた」

「でも、デイサービスセンターの職員様が真心で入れてくれた」「嬉しい!嬉しい!」って。

デイサービスセンターの職員様には、「入浴介助」は禁句。「一緒に温泉に入って、共に楽しもう」をテーマに!

だから、利用者様も職員様も、最後には、裸の付き合い。男性職員が利用者様の背中を流している時の言葉。

「俺のおやじの背中を流しているみたい」これこそ、ありのままの姿。

大浴場の貸切ではなく、一般浴で、他のお客様が来ても平気。

これが、共に喜びを分かち合う、自然な旅の極意と実感しました。

今回は、異性入浴サポート対象者がいなかったこともありますけどね。

 

南紀勝浦温泉“かつうら御苑”と那智山 熊野古道 100708

10名様の老人クラブの旅行で、小型バスを借りて、勝浦温泉1泊旅行

京都から、三重県まわりで、熊野駅前の大衆食堂でちょうどお昼。

地元の味を楽しんでいただきました。昼食後トイレが和式だったけど

隣の観光協会のトイレや駅前のトイレは車椅子用もありました。

那智の滝は、階段が150段ぐらいですが、頑張って拝観。

階段が厳しい方は、車道から那智の滝を見学。

那智大社と青厳渡寺は、階段で登る方法と、タクシーで本堂へ行く方法が。

熊野古道で、中辺路町の道の駅の向かいに入口があります。

見るだけなら絶好ポイントですよ。

お宿は、「かつうら御苑」さん。

館内は階段が多く、ホテル従業員も悩みの種。でも、いろんな工夫をして、更に居心地の良いホテルを目指していますよ。

玄関に3段、ロビーに2段、売店に10段ぐらいですが、必要な時には

スロープを置いてくれます。大浴場へは、30段ぐらいありますが、

ホテル玄関から、外からまわれば、階段なしで大浴場へ。

大浴場と露天風呂が最高ですよ!天気が良いと、那智の滝も見れます。

お料理も、くじら料理も出て、終戦後、お肉が不足していて、クジラばかり食べていたので、懐かしい、懐かしいって!!

階段が多くても、ホテルのお姉さん方の、優しさで見事カバー、感謝!感謝です。

 

大阪・海遊館へ デイサービスセンター 職員の皆様ありがとう 100516

海遊館も20年を迎えました。名物の長いエスカレーターで屋上まで一直線。

エスカレーターに乗れない方は、バックグランドのエレベーターで屋上まで。

多目的トイレもたくさんあって、安心して楽しめる観光地のひとつです。

海遊館は、20年前から、このような取組をしている事に敬服します。

今回、デイサービスセンター77名様の遠足で、リフトバス等2台で出発。

職員の皆様が、タイムスケジュールに沿って、役割分担。

全体感、人の流れ、トイレサポート、予備車椅子、エレベーター待機など

みんなで頑張りましたよ。

予定しない事柄が起こってもすぐに対処できるように、有意義な体験でした。

バス降車、6%の登りスロープ、写真、食事場所誘導、海遊館入館、館内トイレ、お土産、下りスロープ、バス乗車。

次から次へ、担当配置の変動に、海遊館内を走り回っておられました。利用者様の笑顔が一番物語っています。

時間にもゆとりを持ち、穏やかな天気のもと、お喋りタイムもたくさん。

デイサービス利用者様、ご家族様、ボランティア様、職員様、楽しい外出行事ができて良かったですね。

 

滋賀・イチゴ狩り お子様視線でも車椅子視線でも楽しめますよ! 100513

日本で初めて車椅子乗車の高さでもイチゴ狩りを楽しめるように設計した、農園があります。

高齢者福祉施設93名様で、入居者、利用者、家族、ボランティア、

職員の皆様に、果物狩り体験していただきました。

このイチゴ農園は、一粒500円×10個で、大手デパートに卸している程

無農薬で、そのまま食べますが「練乳はもともと無い」ぐらいに、美味しい!

口の中にイチゴを入れると、口の中で、ほんのり広がる甘みのあるイチゴ。

大地の恵みに、思わず「笑顔」「笑顔」と「歓声」「歓声」

おじいちゃんは、大きなイチゴを見つけて、口の周りがイチゴだらけになって

笑顔でハウス内を歩いている姿・・・・・・・

幸せそうな、みなさんを見ていると、お連れして良かった!って、実感。    リフトバス2号車をバックに記念撮影

約半数の40名程が、お手伝いが必要な方々で、トイレは、多目的トイレが2か所しかありません。しかし、

イチゴ狩りをして、お腹いっぱいに食べたいという、気持ちの方が勝っていたんですね。

車椅子視線でも、楽しみやすいし、車椅子を押す人への配慮で、へた入れを、洗濯バサミで服に付ける小道具も。

このひと時を、見ていると、ハードもソフトも関係ない。楽しみやすいように、幸せを感じられるひと時を提供することが

一番、我が国の、観光バリアフリー化への近道のように感じました。

非日常だから、脳に刺激を加えることで、普段の潜んでいた能力が出るし、希望もわく。って、施設長さまの言葉。

そのとおりですね。

 

彦根城とキャッスルロードへデイサービス130名様 設計図の応用でバリアフリー 100509

高齢者利用者56名様とご家族、ボランティアさん、職員様130名様。

53台の車椅子も一緒に、リフト付き観光バス等3台で出発。

彦根城前の「彦根キャッスルホテル」2階宴会場で、昼食。

エレベーター2基をフル稼働して、到着後20分以内で全員着席。

エレベーターに車椅子1台分と3人ぐらい立位で乗れる程度の広さ。

時間を短縮するため、手動車いす1台と介助用車いす1台の2台で

乗ることに。53台の車椅子利用者様、最小の待ち時間で2階へ。

食事後は、彦根城博物館〜お堀散策〜キャッスルロードとウォーキング。   

各ポイントには、職員様が誘導案内されていました。

みんなが一緒になって楽しもうとする気持ち。みんなが幸せを感じる「ひととき」でした。

これも、弊社が旅の設計図を作成し、そのまま実行するのではなく食事中の車椅子置き場を2か所に分けたり、

博物館(土足禁止)の入館多目的トイレの利用場所など。

設計図にはない、機転を利かした職員のチームワーク(連携)がありました。

人財は、育ってくるんですね。嬉しい限りです。設計図を応用してこそ、幸せを感じる遠足になるんだなぁ・・・・て。

 

平城遷都1300年祭 平城京跡会場のバリアフリー環境 100425

オープン前に、プレス関係者と旅行業関係者に公開された会場の下見に行ってきました。

いろんな課題が山積していますが、行かれる方へチェックポイントを報告しますね。

スタッフの姿勢 みんなフレンドリーで、いろんな話にのってくれますよ。

駐車場 身体障害者専用駐車場のみ入口前にあります。(事前予約制)

   観光バス(リフトバス含む)は乗降のみ。自家用車はパーク&ライド。

トイレ 入口前など合計4か所ぐらいあります。多目的トイレは各所2か所。

    男子女子のトイレは、何故か手すり付き階段5段あり横幅120cm

    階段が厳しい人は、数少ない多目的を利用することになるが、行列混雑が予想されます。

ベンチ 広大な敷地で、各所への移動中には、ほとんどベンチや椅子がありません。

ハートフルトラム

    園内一周する乗物(無料)。ゆっくり走るので、待ち時間を計算したら、歩いて移動した方が早いかも。

    車椅子固定座席スペースは2台分。看板には、70歳以上及び障害者の方のみ乗車できますと表示(変かも?)

昼食

 小さなレストラン1か所と、テイクアウト式のレストラン2か所ありますが満席状態になるでしょう。

 お弁当の販売もありますが、テーブルが少なく、ゴザを敷いての昼食。

雨天対策  テーマ館やレストラン土産店は屋根があるが、他は屋根なし。

北見スタイル/午前中近くで昼食をとってトイレを済ませてから入場がベスト。 ちょっと座れる椅子の持参。

          パレードやアトラクションだけでも楽しいかと思います。雨天時は昼食後の代案を事前に予定。

 

ユニバーサルスタジオジャパンとホテル京阪ユニバーサルタワー1泊へ知的障害者施設 091121

知的障害者の中でも、現場環境の移り変わりに順応できるようになってきた

方々8名様と利用されているデイサービスのスタッフ様合計19名で

刺激感が強い「ユンバーサルスタジオジャパン」へ。

目の前に大好きな乗物があっても、昼食時間には昼食をする。

ひとりひとりの生きるスタイルが違うのと同じで、旅の楽しみ方も違って当然。そこで、ハプニング発生!

パンが大好きなお客様が園内でサンドイッチを注文したところ、少し凝った

サンドイッチがでてきて、ぼろぼろに崩れてしまいました。  

一度パニックになると、どうにもならない状態になってしまいます。

何故かというと、ひとりひとりの生きるスタイルが違い、旅の楽しみ方も違う。

目的観、価値観も違う。好き嫌いも千差万別。

いつも食べているサンドイッチ、サンドイッチって、想像して心の準備。

そこで目の前に来た、サンドイッチが、いつもと違うので、落胆された。

想定外の現実に、いかに順応でるか。人の2倍3倍かかっても少しづつ成長されている姿が、そこにありました。

団体旅行では、団体行動に縛られますね。しかし、誰もが、食べたいもの見学時間に制約があり、みんな本心では「我慢」

していると思います。協調性も必要です。自立性も必要です。そのバランスが人間力育成に繋がると感じました。

最高に尊敬する今回のお客様へ=応援しています。がんばってね!  

 

雄琴温泉の高級宿“京近江”とミシガン外輪船のバリアフリー 091121

昔馴染みの仲良しグループ10名様と、京都から滋賀県へ1泊のんびり旅行70歳後半から80歳後半までの方々で

階段昇降は厳しいくらいで移動導線が容易でのんびり時間を過ごすスケジュールです。

京近江は、雄琴温泉の琵琶湖グランドホテルの高級志向向きで全室が「温泉露天風呂付」その露天風呂は、

腰かけて入れます。一般大浴場や露天風呂、館内は、ちょっとした段差もスロープが。

多目的トイレも館内にあり、京近江の部屋のトイレも使いやすい。 

しかし、全部畳敷きなので、お座敷用車いすが必要です。 簡易ベットはあるようですよ。

旅館の従業員様は、みんながフレンドリーでしたが、大衆旅館のイメージはそのままあって、料理も素材いいのですが

手の込んだ味わい深い料理ではないので、超高級志向の方は物足りないかもしれません

琵琶湖汽船のミシガン90分コースは、エレベーターがありますが  

基本的に車いす使用の方に限られますが、事情を話して相談も 

できます。しかし、昇降機のため、1階〜2階・2階〜3階と2

乗り継ぎ、片道3分往復6分かかります。車いす利用者団体は大変時間が掛りますので要注意です。

更に、今までなかった、船内に「多目的トイレ」ができていました。嬉しいですね。

 

白浜温泉1泊高齢者デイサービスでみんなの笑顔のため学んだこと 091007

在宅から高齢者デイサービスセンターへ通所されている15名様とご家族、

職員様25名で1泊温泉旅行。開所して1泊旅行は初めて。

5月予定だったが、インフルの関係で10月に延期。今でも不安は?でも

温泉に行きたい〜!って気持ちは当たり前!!そして遂に実現。

初めてなので、あまり冒険はせず(1泊自体が大冒険?)、安全第一に。

朝出て、昼食をホテルで。その後、大浴場に(一般浴の少ない時間を選び)

和洋室(手すり付き・段差がないトイレ)お部屋へチェックイン。

力持ち男性介助が必要な女性様は、スロープ付浴槽がある貸切温泉へ。

右手は使えるので、右側に手すりがあれば、短時間立位が可能。              食事にすり鉢(新兵器?)

自分でできる事は自分でしたい気持ちは誰もが思うこと。

ここの、貸切温泉は、立位ができず全介助を想定しているので、脱衣場に

手すりがなく、洗面台を手すり替りに使用したが不安定。

シャワーキャリーのままスロープで入浴した所、腹ぐらいまでの半身浴。

首まで浸かれると思っていただけに残念。浴槽内でキャリーから降ろせば

出る時が大変負担になります。

そこで、勉強させていただいたのが、お客様が温泉旅行の考えをどれだけ

リサーチして、事前の情報をお伝えできるかだと、実感しました。

在宅の方は、日常生活の仕方がそれぞれで、家でのトイレや食事入浴の

仕方と、旅行先での仕方を、どうコラボレーションするかだと思いました。

話は変わって、今回写真の秘密兵器を用意しました。       

刻み食でも、極刻みなどの場合、目の前で、このすり鉢で細かくする方法。

とろみ剤も入れればもっと、負担を掛けずに食べられますね。

道中、紀ノ川サービスエリアが、車いす仕様観光バス駐車レーンができてトイレも使いやすくなってきています。

嬉しいですね。駐車レーンの使用頻度が増えてきたのか、写真のように、他のリフトバスも停めています。

どんどん、外出旅行が創出されている結果ですね。

 

白浜空港見学で真心のおもてなし&白浜温泉古賀の井でリフレッシュ 090708

認知症の方とご家族が心身のリフレッシュを目的とした34名様の1泊旅行。

ご家族は、日常生活での悩み、介護者の高齢化などの課題。

「おしゃべり・適度な刺激・友人を増やす」などが大切ですね!

サポートをする方々も一緒になって、楽しみました。

白浜温泉では、お客様が持ってきた衣装と、私の私物衣装で、大宴会!

一度舞台に上がったら、最後まで帰ってこない盛り上がりです!

大浴場露天風呂へは、リハビリの気持ちで階段20段に挑戦!

温泉はすべすべで最高!みんなの幸せな笑顔が「ユニバーサル」では?          ホテル古賀の井で宴会中

2日目は、白浜空港展望ホールに。観光地ではないけど、小さな空港だけに

みんな楽しめるかも?って。企画してみました。

1日4便の離発着時間に合わせて行ったら、早朝の大雨で、展望ホールが

水浸しで閉鎖!<大変な事になってしまった!!!!>

そこで空港管理ビルの方が、“白浜空港公園”を勧めていただきました。

管制塔や滑走路、全てが見える絶好のポイント。そこに、空港職員が

来られ「ナント!飛行機や空港の説明」をしていただきました。

思いもかけないハプニングにみんなビックリ!感激!の一言。

無事に飛行機のテイクオフを見てから、感謝のしるしに空港内売店でお土産を買いに行ったところ、10万円以上も

買ったようです。意外な所で、活性化になったようですね。レストランも60席もあって、昼食と買物に組み込んでも

いいようです。何と言っても、小さい分、本人も付添も安心して楽しめる白浜空港でした。 

ホテル古賀の井HPhttp://www.coganoi.co.jp/koganoi/

 

滋賀県 幻のイチゴを狩りに!デイサービスセンターの遠足 090518

デイサービスセンター様の利用者様から、職員様を通じ、「イチゴ狩りをしたい!」って!

職員様をいろいろ探してみて、トイレや昼食場所の使いやすさで、どうもフィットしない。

そこで、お勧めのイチゴ園を紹介、下見に職員様と行き、イチゴ園のオーナーさんが、

「イチゴの土産は販売していない」「あまり多い人数だと困る」などなどかなり厳しいなぁって。

その考えもすぐに理解できました。

「ちょっとこれ食べてみろ」って。小さいイチゴを持ってきてくれました。 

食べた後に口いっぱいに甘味が「ふぁ〜」ってきます。

これぞ「幻のイチゴ」といっても過言ではありません。

持って帰れない。販売もしていない。本業は百貨店に卸しているそうです。

そんなイチゴを食べに行こうと、職員様が利用者様に声掛け。

予想以上に、ご家族やお子様も参加で総数73名に。

魅力のある所へ行きたい。自然と参加者は増えますね。

当日は、雨模様でしたが、対策もしていたのでバッチリでした。

琵琶湖大橋のたもとで昼食をして、イチゴ園へ。      

自然の恵みと、車いすの横幅と視線の高さにあるイチゴ。

勾配や段差なく、多目的トイレが2か所。

みんなの、完成が、ハウス内で「こだま」していましたよ。

お土産販売はしていませんが、事前予約販売を利用して「いちごソース・白イチゴソース・シフォンケーキ」が

大変お買い求めされました。注文数で少しハプニングがありましたが・・・・・・・・・

こちらのイチゴ園の名前や場所は、自然の恵みを大切にされているので、お教えできないのが残念です。

どうしてもなら、昼食セットで、貸切バス利用にて弊社にお申し込みいただければ企画をいたします。

 

ハプニングを楽しさに!高齢者福祉施設 海遊館へ遠足 090516

高齢者福祉施設の大型遠足。72名で海遊館へ。旅はハプニングがつきものです。旅の醍醐味でしょうか。

ハプニングその1.

 72名全員集合と思ったところ、入所者の女性1人が部屋にいる。ご家族はバスで待っている状態。

特養利用者の女性が昨日、体調を崩され、ドクターストップ。

しかし、その報告が手違いで、幹事さんへ申し送りがなかった。

そこで介護職員がお部屋にお迎えに行き、元気な笑顔でリフトバスに乗車。最後まで笑顔で楽しんで。

ハプニングその2.

 名神高速集中工事で大渋滞の予測で、南インター〜大山崎インター間を、阪神京都線と新名神経由で

大山崎から名神へ。全然渋滞なし。吹田から中国道で池田から阪神で行ったら、スイスイで到着が早過ぎた。

マーケットプレイスが開店前で少々待ったぐらいで、拍子ぬけした感じ。

ハプニングその3.

  席に着いたら、お寿司が4食足らない。数は72食だったが、数えると76名。慌てて、4食追加注文。

いろいろあるから旅ですね。行方不明者が出なかったので良かったですが。5月の水曜日は学校や施設の遠足が

多いので、みなさん、気をつけましょうね。

 

車椅子で黒潮ライフ 白浜温泉ホテル古賀の井1泊 幸せだなぁ・・・ 081124

高齢者福祉施設に入所されている「ほとんどの方が車いす利用者20名様以上」と

付添職員様で、合計51名様の1泊温泉旅行。日本交通の大型リフトバスで、約15名様は

リフトで乗り込み白浜温泉へレッツゴー!トイレ休憩(40分)を1回してホテルに到着し

昼食。そう、ホテルは、昭和時代の面影がそこにある「ホテル古賀の井」

車椅子利用だと、新タイプのホテルが通例ですが。哀愁と旅愁がある昔の温泉宿のまま。

でも、館内各所の段差はスロープがあり、多目的トイレも2345階に。大浴場の

脱衣所にも多目的トイレがあります。

バリアフリールームや和洋室もたくさんあって、利用しやすさがあります。

「ぽかぽかの湯(貸切バリアフリー温泉)」は浴槽にもスロープがあります。

しかし、今回車椅子利用者が入浴手伝いが必要なため、運よく大浴場を 時間制貸切をさせてくださいました。

大浴場貸切は人員や状況によってできない場合もあるので確認しましょう。

圧巻は、露天風呂の深さです。細長い岩風呂は、底がプールみたいに深さ40cm〜60cmで緩〜い傾斜になっています。安心ですね!

更に、設備面だけではなく、食材や舞台に上がりやすいような配慮の真心が伝わってくる「ホテル古賀の井さん」です。

温泉入浴後、宴会まで時間を利用し、千畳敷へ夕陽を見に行こうって!  

外で集合写真を撮る余裕がないくらい、真冬並みの寒さと強風でしたが、利用者様も

職員様も、最高の笑顔!旅の醍醐味を味わいましたよ!

旅先だから体験できる「目まぐるしく変わる環境」に順応できるように。

旅は何が起るかわからない、ハプニングを楽しみに変えるゆとりは、

外出支援において大きな意味がありますね。

私の感想として、

実現できるポイントは、入所者様の「行きたい」っていう実現への気持ち。

職員様の「楽しんでもらおう」っていう、人間力。                  

バス乗務員やお宿担当者の「自分の親と思って」っていう、おもてなし力

添乗員の「人としてサービス業としての基本」という、総合力               夕陽の千畳敷 風が強くても寒くても絶景

全てが、フィットした時に、最高の旅が実現できますね。

そして、入所者様たちにとって「こちらの施設に入所されているから行きたい所へ行けて幸せだなぁ・・」

そして、職員様たちにとって「眠たくてしんどいけど、お手伝いができて共に喜びあえる旅は

生涯の財産。幸せだなぁ・・・」職員様お疲れ様でした。黒潮ライフ 白浜温泉12日の旅。ファイナルちかくになっても、

みんながキラキラ輝いていたのが印象的でした!

 

大阪海遊館へ 大型リフト付き観光バスで 特養様の日帰り遠足 081124

開設後、初めての大型遠足として、大型リフト付きバスで、大阪海遊館へ、特別養護老人ホーム様の日帰り旅行

個別外出は行っていますが、40名様での大型外出行事は初めて!

準備段階から、下見や、バス乗降、現地の昼食、海遊館の状況など綿密に検討を重ねて

こられたようですよ!

さぁ当日、バスのリフト乗車は、初めてですが、車内の移乗がだんどり良くて、びっくりです。

持ち物は、いろいろ!大きなバッグに、何が入っているかというとおむつパット・水分補給用

のお茶とコップ、ビニール袋、タオルなど水族館見学中に必要と思われるグッズがドッサリ!

バス車内では、歌のしおり、ビンゴゲーム、足置き、毛布、傘など

何しろ、いろんな事を想定されていましたよ!スゴイ!につきます。

圧巻は、リクライニング車椅子。予備として持ってきたのが大正解でした。         

往路に、体調不良のお客様がおられ、海遊館到着後、すぐに救護室へリクライニング車椅子にお乗り頂き、移動することに。

入所者様もご家族も、用意周到だと、安心ですね!はじめての大型遠足でしたが、職員様の意気込みには脱帽でした。

荷物が多いかな?と思っても、邪魔にならなければ持参しましょうね。これが、今回、私が教わった「想定力」ではないかと思います。

 

奈良公園 東大寺で裏ワザと 鹿をおびき寄せて・・・大阪デイサービス様 081028

大阪のデイサービス様34名の利用者様と付添職員様ご家族様27名で

大型リフトバスと公用車に乗って「奈良日帰り遠足」です。

昼食場所は奈良市内で唯一、玄関横づけ、すぐに多目的トイレ、トイレの横に、

貸切洋宴会場。移動導線が短くて刻み食やおかゆもokで、利用者様も職員様も

安心できる食事場所。再びバスで15分移動して奈良公園へ。

南大門駐車場(観光バス専用)に入ったら、修学旅行のピークですが

昼時のため、空いていました。ラッキー!やはり時間ずらしはいいですね。            

のんびりトイレができて、参道も石畳の一部が滑らかな歩道ですよ!      

350mの移動も楽々で、半数が車いす移動と独歩移動です。

パイプ椅子を持って途中いつでも休めるように準備したのが正解でした。

パイプ椅子を見ただけで利用者様も安心していましたよ。

途中で団体記念写真を撮るのに、「鹿せんべい」を持って、鹿をおびき寄せて一緒にパチリ!

東大寺お参りも、2交代制のマンツーマンで拝観。時間にゆとりを設けると、おだやかな旅ができますね。

 

大阪道頓堀を車いす30台で散策 昼食場所のホテルメトロザ21には感謝 080611

高齢者福祉施設の日帰り遠足 リフトバス2台で、大阪道頓堀散策とクルージングに出かけました。

雨対策は、行き先変更ですが、大阪の青い灯赤い灯と戎橋にくいだおれ太郎

多少の雨も覚悟で、日本橋にて下車。車いす利用者30名のため、

道頓堀内のお店で多目的トイレを借りながら、昼食場所のホテルメトラザ21に

到着。もちろん、トイレ待ちもほとんど無く、1階レストランを貸切で

中華バイキング。圧巻は、道頓堀クルーズです。乗場まで5〜6段の階段を

持ち上げ、お船に乗船時も3段ありますが、車いすのまま乗船。  

みなさんの笑顔が忘れられません。職員の皆さまも、車いす持ち上げ感謝です。

たこやき食べて、お好み焼き、ラーメンも・・・なにしろ、食べてばっかりでした。

その後、大阪城で記念写真を撮り、お土産買って、

満足の1日でした。昼食の中華バイキングは少し硬くて食べずらい方もおられたようで・・・ごめんなさい!!

 

和歌山県白浜温泉と紀伊田辺市宝来寿司 080319

還暦を越えた同窓会の旅行。17名様で中型バスに乗り、一路白浜温泉へ。お宿はホテルグリーンヒル白浜。

低料金設定のホテルだけあって、お客様には嬉しい限りですが、従業員さんも、キビキビ動いていて、

気持ちいいし、柔軟な対応も。

玄関ロビーが中2階にあり、部屋や温泉へは階段が微妙にあります。

お部屋も、和室と洋室があって、海が見えない部屋は中庭プールビューでも、白浜温泉の高台の

ため、温泉街と青い海原を見ながら入る露天風呂は入りやすいし、景色は、最高ですよ!

昼食は、お馴染みの、紀伊田辺駅前商店街の地元客用お寿司屋さん。

名物「ひとはめ料理」は、地元だから食べられる、郷土色豊かな素材です。

観光用ドライブインでは味わえない料理にお客様も大喜び。

食後は、街の食べ歩きと、つまみ食いにみんなでお散歩。そこで、梅干屋さんに入り

北見「観光客ですけど、町の食べ歩きをお客様としているところです」

店員さんの表情が突然笑顔に「あっそうですか、どうぞどうぞ試食していってください」

なんか、地元色と地域のぬくもりが伝わった瞬間でした。

 

バリアフリー旅行ネットワーク 近畿東海ブロックバリアフリー研修会 080319

お馴染みになりました「バリアフリー研修会」を大阪で行いましたよ!南海難波駅で集合して、車椅子で乗車。

泉が丘駅で下車して、国際障害者交流センタービッグアイで、最先端のユニバーサルな

施設を視察してきました。

エレベーターには、手話の液晶画面で紹介されたりドアのお部屋番号が大きくて膨らみを

持たせて視覚や聴覚に不安でも安心です。お部屋は、全て段差なく、トイレもバスと

一緒で広々設計。ベットから、トイレまで、吊り上げリフトで移動できる部屋も。

ここまで徹底的にできないまでも、参考にできればと思いました。

確かに、玄関や外観は、福祉施設の色はあります。

意見交換では、様々な意見がでましたよ!緊急災害時の対応や大浴場入浴貸切の留意点などなど・・・・・・・

 

これからのバリアフリーなまちづくりを考えるつどい パネリストとして出席 080319

近畿24県の自治体約200名の方々が、大阪に集まり、バリアフリー新法の基本構想に基づいて、各地域の

バリアフリー化に向けて「つどい」が開催されました。大学教授の講演のあと、パネリストでは、自治体の交通

政策担当者や、公共交通機関、土木公園緑地機関、当事者。私は、地域外利用者の観点から、バリアフリー旅行の

実務者として、パネリストの一人として参加。

今まで、色々な後援の経験がありますが、入場者200名の「求める姿勢」が凄い!空気が壇上にも伝わってきました。

バリアフリー旅行の紹介や、近畿圏での事例紹介、バリアフリー旅行ネットワーク活動紹介、そして、地域外利用者の

意見のまとめ方を約10分でお話し、意見交換をいたしました。

正確な情報交換は、地域と地域が線で結び、地域内の連携がもっとも大事である事ですね。

<開催前に、大阪の旅館関係の木村さんと会話 ちょっと話題が変わるけど・・・・グループホテルの現状>

人間の本能は、「自分の暮らしを更に豊かにしたい」=自分さえ良かったら満足 と考えている観光機関は多いはず。

たしかに、そうかもしれませんね。生まれてから、今まで、両親や友達や先輩後輩など全てに育てていただいたはず。

一人で今まで生きてこれなかったはず。古来の日本は、狩猟して持ち帰り、集合体で生計をたてていました。

地域の中で生きるには、地域との連携は大切ですね。もちろん現在も!

しかし、昨今、宿泊業界の一部では、資本力を持った、宿泊の専門知識を持たない「収益だけを最優先」にした企業が

ホテルを買いあさっています。低料金で集客し、従業員数も最小限にとどめ、赤字が続けば「売りに出す」

グループ企業の本社は、自己の収益性を最優先にして、地域との連携は深く考えていない企業が多いようです。

地域連携は、その地域に暮らしている人々との関わり合いです。売り上げのほとんどは、その地域ではなく、本社の

親元へ流れてしまう。地域活性には、全てを取り囲んだ取組が大事ですね。

 

奈良東大寺の仮設スロープと車いす昼食待ち時間のバリアフリー 080531

高齢者福祉施設の遠足69名様(車いす利用者約30名様)でリフトバス2台に分乗して、奈良へ!

今回のポイントは「待ち時間のバリアフリー・雨天時のバリアフリー」ですよ!

奈良は、ホテルや食事場所、お買い物店修学旅行仕様の色が濃いので。

@食事場所は、予約客を3回転するお店が多いA食事場所は、2階へ階段又は、小さなエレベーター

B食事場所は、多目的トイレが少なく、有っても1か所だけC雨が降ったら、観光しずらい

4つのバリアを克服するため、職員様と綿密に相談して初めてチェレンジ!        

@食事場所を、予約回転しない、ホテルの1階玄関と同じフロア個室宴会場を利用 

A食事場所の多目的トイレは1か所のため、500m離れた市街地で降車して、散歩しながら、

他の施設のトイレを借用しながら、車いすを押してチェックイン → トイレの待ち時間が30分も短縮

奈良公園では、鹿と戯れたり、東大寺参道の石畳を車いすでも衝撃なく整備されてらくらく移動できますよ!

東大寺は国宝のため、ボルトで穴を空けてスロープ設置が不可能ですが、仮設スロープができていて、

安心して拝観できます。奈良旅行前は、不安材料がありましたが、難なくバリアを克服して楽しめました。

昼食のホテルはお教えできませんが、@2000円の和定食。美味しかったですよ!

 

南紀白浜アドベンチャーワールドと白浜温泉コガノイベイに宿泊 080531

またまた高齢者福祉施設の皆さまと、南紀白浜温泉に行ってきました。入居されている皆様は、お刺身を食べる

機会がないので、御坊の料理屋さん(1階レストランで洋式トイレ)昼食からお刺身とお寿司を献立に!

お宿のコガノイベイホテルでは、ウニまで入ったお刺身5点盛り。帰りの昼食は鯛の活造りを食べて、

「当分刺身は要らない」って!お客様は、【車いす移動・手押しバギー・杖歩行・手引歩行・独歩】で、

バラエティ豊かです!移動速度に開きがありますが、利用者様の意識と付添職員様のチームワークで、

微妙な石畳や、若干の階段もクリアでき三段壁や千畳敷、道成寺やアドベンチャーワールド、人ごみのお土産店

そして、2日間大雨の予報を雨を降らせないよう天気まで味方につけました。

私の失敗もありました。移動導線で、三段壁で近道と思い行ったら階段だったり、

アドベンチャーワールドでは、ショウの観覧席を間違えたりで、反省しています。

でも、みんな楽しんでくれてありがとうございました!!

 

田辺市バリアフリー基本構想の来訪者による現地調査 071125

樺n域計画建築研究所(通称アルパック) 様と旅行当事者らとご一緒に和歌山県田辺市へ現地調査に行ってきました。

観光客は通り過ぎて隣りの白浜温泉へ流れてしまいます。

ご当地でないと味わえない「田辺市ブランド」を来訪者の立場から新発見して

誰もが安心して田辺の街あるきができるように現地ウォーキングをみなさんとご一緒にしてきました。

昼食で食べたお店の「太刀魚どんぶり」や、なんば焼き買いたいお菓子が売り切れたので、

みかん大福をおまけに頂いたり、来訪者でも「又、お店に行きたいな!」って思える心和む街でした。駅から歩いて10分ぐらいで、

扇ケ浜海水浴場へ。

前のホテルは1軒だけあり、コンビニも1軒ていう感じですが綺麗な砂浜とトイレとスロープ。

花火大会もあって白浜の白良浜よりも、プライベトビーチ感覚で楽しめそう!ご当地田辺ブランドを食べ歩きできる人情豊かな街でした。

 

長浜 北ビワコホテルグラッツィエと長浜城と黒壁スクエア 071104

特別養護老人ホーム69名様の秋外出レクリエーション。予想以上に参加者様が増えて、リフトバス2台のご利用

今までは、バスの乗り込みに30分で完了できたのに今回乗り込み開始から出発まで50分掛かりました。

20名様程がリフトからの乗車のため予想の時間配分がずれてしまいました。

そのため、昼食場所に着いたら、トイレだけで、50分も!しかし、職員様はあせらず、入所者様の立場にたって

のんびりあせらず、安全をモットーに振舞っておられ遊びに行くのだから、思う存分楽しんでいただこうと

尊敬と、感激と、感謝でした。もちろん勉強になりました。

結局、黒壁スクエアでの散策時間を60分以内にて調整しました。帰着が予定よりも45分遅れでしたが、

入所者様も旅行で遊び疲れだったようです。遊んで疲れるのはいいことですね。

しかし、反省としては、お客様の顔ぶれによって、タイムスケジュールが予想以上に変わることと、トイレの状況などを

正確に事前に情報提供をすることが大切であることが実感した1日でした。

 

大阪 ホテル阪急エキスポパークへデイサービス様の遠足で人形劇 071030

1028()、デイサービスセンターの遠足でホテル宴会場昼食と人形劇観賞に行ってきました。

洋宴会場にて点心料理の昼食後大阪の人形劇ボランティアサークル「座・ぱぴぷぺぽ様」にご協力をいただきまして

「不思議なブラックボックス」との題名で、30分間、人形劇とマジックのミックスバラエティを観賞しました。

最後に大阪名物たこやき・豚まんなどの歌もご披露してくださいました。

ボランティアのみなさんの「ぬくもり・自然体・真心・芸など」普段旅行中には味わえない体験をさせて頂きました。

「座・ぱぴぷぺぽ」のみなさん!感謝です。皆さんの笑顔が忘れられません!人形劇後、エレベーターの中で

ホテルスタッフの感じたこと。終了後エレベーターで、笑顔いっぱいのお客様とご一緒している時、花嫁さんが同じエレベーターに

乗ってきました。結婚披露宴のピークの時でした。その時の、お客様の歓声!

「キャー!こんな綺麗な花嫁さん見れた〜!お食事も美味しくて、人形劇も楽しくて、こんなの最高!」

笑顔×笑顔で、ご満悦でした。お客様の楽しみ方や、出会い、思い出を裏方からサポートするホテルとして大切な体験を

させていただきました。

今回、お世話になった、ホテル阪急エキスポパークさまにおかれましては、到着後の仮設ベットの手配や人形劇の会場、食材希望、

トイレや導線のご配慮、ホテルスタッフの目配りなど、多大なご協力をくださり誠にありがとうございました。

人形劇団さまにおかれましても同様にお心遣い感謝です。

又、最もお世話になった、利用者様、ご家族様、同行ボランティア様、職員様のご理解ご協力のお陰と深く感謝しております。

注:人形劇団の手配元は、当社独自にお願いしましたので、ホテル側に聞いても不明かと思います。

 

肢体不自由なお客様の関西空港見学展望ホールと空港内バス遊覧 071010

36名様の足腰に障害をお持ちのお客様と関西空港日帰り旅行。関空の展望ホールから飛行機の離発着を見て同じ建物の

レストランで機内食を。

機内食は国際線の飛行機で配られるものと全く同じ。どのような料理で味はどんなかな?って美味しく召し上がっていましたよ。

食後は、普段見学できない「関西空港保安区域や輸出入品の搬出や搬入の模様や、第二滑走路の工事現場や

燃料タンクなど乗ってきた観光リフトバスのまま車窓から見学

展望ホールはエレベーター利用で多目的トイレも充実。みなさんが過ごしやすいスポットですね。

 

ブルーメの丘と琵琶湖ホテルで入浴介助“夢ツアー” 070926

夏の山代温泉と花火大会に体調が悪くなり夢ツアーに参加できなかったお客様4名様のために、

1泊旅行の代わりに琵琶湖ホテルの温泉に日帰りで入浴。

ご夫婦2組は、当社の夢ツアーの始まりからの参加されて「不可能という言葉はない」

なんてナポレオンみたいです!

工夫次第でなんでもできるって!凄いですよね!ブルーメの丘では、チューチュートレインに乗って園内見学

乗降も難しかったですが、チャレンジ!です。

琵琶湖ホテルでは、天然温泉の露天風呂に、持参のシャワーキャリー(秘密兵器?)で、ざっぶん!

琵琶湖の眺めと外気があたり、いい感じです。普段より眺めに入って、気持ちいですね!

ご自身で立位が取れないので、シャワーキャリーから抱きかかえて湯船に入る時、「痛い!痛い!」と大声

「どこが痛い?」って聞くと、「××××」・・・・・ ごめんなさ〜い(みんなで笑)旅の思い出は色々ですね。

今度は、遠出したいので、沖縄へ行きたいって。トワイライトエキスプレスで北海道に行きたいって。

行きたい夢を叶えるお手伝いって、すんごい仕事しているだなぁ・・

 

和歌山の穴場 由良港「旅館黒島」 旅と旅行のちがい 070905

京都市内の商店街の皆様と、和歌山日帰り旅行 団体旅行や個人旅行で行くところは、お決まりのコース募集ツアーや安い旅行は、

最近ほとんどは、その土地に行っても、輸入食材です。観光宣伝が徹底している観光地は、素材に魅力があるとだれもが思っています。

今回、訪れたのは、観光客がほとんど訪れない?由良町(地域の方、ごめんなさい)来町者は釣り客と少々の海水浴客ぐらいです。

今回は、京都の中心部にお住まいの方々で、日常、車の往来や観光客で賑やかな中で暮らしています。

繁華街の中で住んでいるだけに、繁華街にない、魅力は、静かな海とのどかな風景、そして、地域の人情。

そして、流通経路が不明な食材よりも、地場産の手作り料理。

これが、旅の本質であり、原点ではないでしょうか。そこに、持っていないものが、和歌山・由良にありました。

観光バスで行ったら・・・うわっ! 誰もいない。あるのは、海と漁船と軽トラで迎えに来た、旅館のご主人ただ一人。

昭和を思わせる、町の佇まいをそのまま残した、超超穴場ですよ!

私は、10年ほど前から知り合いの「旅館 黒島さん」小さな旅館ですが、料理は、その日にならないと朝に港の市場に行って

仕入れてくるので何が出るかわからない。

鱧!鱧!鱧!のお鍋が出てきましたよ!それも鱧の切り口がダイナミックに!夏の終わりの鱧は油がのっていて、

美味しいそうで!絶品でしたよ!

意表をついたお料理でした。造りもプリプリで・・・これが、本当の「旅」ですね。

その後、一般観光客が集まる「和歌山マリーナシティ 黒潮市場」でお買物。団体バスと、個人客で、ごった返していました。

あ〜っ これが、観光旅行なんだ〜って感じです。でも、これも、又、雰囲気的にもいいですね。

旅は、その人にとって、持ち合わせていない物を求めて、癒されて満足できるのが、「本当の旅」は、誰もが魅力のある素材に

集まる所へ行くのが、「旅行」

今回の参加者で、ゆっくり歩かれる方々が数人おられました。その時の喜びの体験です。

日常は、テーブル椅子で食事をしていますが、今回、旅館で、2階まで階段であがり、座敷に座布団で用意していましたが、

高テーブルに椅子の方がいいかも。と思っていました。

しかし、そのまま、座布団を2枚重ねでみんなと同じ形でお食べいただきました。昔は、普通に食べていたのだから、

旅行のときぐらい、みんなと同じ形で食べたい。と考えたのでしょう。立ち上がりだけお手伝いが必要ですが、

その時の笑顔は、100万ドルの夜景よりも綺麗でしたよ〜

和歌山 旅館黒島 のホームページはこちら

 

ホテルユニバーサルポートで刻み食 070704

大阪の知的障害者施設の入所者様とご家族様と職員様の恒例の親睦会遠足で、リフトバスに乗り込み40名様で行ってきました。

もちろん!梅雨の時期でも有り、雨対策は万全にしていましたが、天気にも恵まれ、ゆっくりと寛いでいただきました。

今回のテーマは「ステーキ」入所者様は、ステーキが大好物!ホテルユニバーサルポートには感謝です!

ご家族様にとっては、油料理のため気の毒?しかし、みんな綺麗にお皿の食べ残しはゼロ。

刻み食が一口大・1cm角・みじん切り食・常食の3種類!写真が、1cm角。下が、みじん切り食です。

ホテルも食事形態はちゃんと研修しているなぁ・・・って感心しました。

しかし、お客様には黙っていたのですが、内部でハプニングがあったんです。

昼食の元々の開始時間はレストランの関係で1230分以降しかし早くもできるとホテル担当者から

聞いたはずだったのですが予定よりも早めに到着1110分。トイレと集合写真を撮って

レストランへ行こうとしたら、まだ準備ができていない。

「ゲッ!」みんな長時間立位でいる事が困難で、時間を待つことに耐えられないかと思い、至急準備を早めるようにお願いしました

また1時間も待てないので、ホテルの外側(潮風を体感)を散歩しながら2階へ。でもまだあと15分。

その時、レストランの一角で死角になっているボックスシートを見つけ、そこで、おしゃべりタイムを作りました。

おかげで、あっという間に用意が整い混乱も無く、精神的にも安定した状態で、会食していただきました。食後は、

前の港からシャトルボートで往復したり、ユニバーサルシティで買物したり、のんびりした、優雅な休日をお過ごしいただきました。

 

雄琴温泉びわこ緑水亭へ日帰り温泉070529

伏見区内の老人クラブの遠足。日帰り温泉と会席料理を27名でエンジョイ!お宿のびわこ緑水亭のバリフリールームは和洋室で入口から

畳のため車椅子のまま入室はダメでしたが、お客様のご要望が多くて車椅子のまま入室できるようになりました。

宴会場も洋間に畳みを敷いて和風テーブル椅子にて50名までが宴会ができるようになり、足腰が弱い方でも楽しめます。

露天風呂付のお部屋が多く、大浴場も入り易いですよ

                                        コメント0

琵琶湖ホテルで デイサービスセンター様117名の日帰り遠足061202

 ここのホテルの送迎バスは、グリーンナンバーとして運行していて、京都から紅葉を眺めながらホテルへ

 食事形態も、一口刻み食・5mm刻み食ミキサー食の方が合計10人ぐらい。

 ホテル側も勉強の為挑戦しました。5mm刻みが一口刻みと同じ刻み方で慌てて、刻みなおしていただきました

ミキサー食が5mm刻みになっていた為もっとすり潰してみましたが、結局、5mm刻みで食べ、おかゆで流し

込みながら食べましたよ。喉につっかえるか心配しましたが、みんな楽しんでいただいたようです。

                                                      <先頭へ>

高野山へのユニバーサル化と高野山観光のまちづくり061119

このたび、行政様からご依頼いただき「高野山観光へのユニバーサルデザイン化」に向け30名程で南海電車に乗って現地調査に

伺いました。特急こうや1号の通路が狭く車椅子から直接座席に移乗するためには?

ケーブルの階段をどうすれば乗りやすくできるか?山内定期バスに乗るためには?

宿泊・食事・散策の導線・情報など、課題は山積していますが「お身体が不自由でも安心して高野山観光ができるように」

地元の方々と検討しながら、良い「しくみ」ができるようお役に立ちたいと思います。全国のみなさんのために・・・・・

 

民謡ショウで思い出作りin琵琶湖061015                             <先頭へ>

ディサービスセンター73名様でまたまた「琵琶湖ホテル」へ日帰り遠足。

開所後、初めての大型遠足です。和室の宴会場にテーブル椅子式で「車椅子もそのまま上がらせていただき」・・・チョット気を遣ったけど

ホテルさんは「どうぞ どうぞ そのままでいいですよ!」昼食はお一人だけ刻んで貰いたいと頼めば、目の前でスタッフがチョキチョキ。

昼食が終わり、トイレも済んでから 「地元の民謡 江州音頭ショウ」京の都では、昔から「民謡」という文化がありませんので

それだけに、お隣の滋賀県の民謡も良く親しみがあります。外出機会が少ない方々にとって、大変喜ばれましたよ。

15分で「5万円ぐらい」ですが、73名様で割れば御一人700円でおつりがあります。旅先へ出れば、みんな元気になって、

お食事も食べづらくても食べられて、機能がアップしますね。

 

琵琶湖へ遠足 大阪の身体障害者療護施設様が060717

ご入所されている方々とご家族様、職員様、58名様で、琵琶湖ホテルへ行ってきました。

視覚が不自由な方や、精神的に落ち着かない方、行きは渋滞で2.5時間かかり、チョット疲れたかな?でも琵琶湖の空気を体感して、

お食事は遠足では始めての「和宴会場でテーブル椅子食」刻み食も10名様分して座敷に寝そべる時の笑顔は忘れられません。

食事も美味しく食べて散策もして、帰りは渋滞無く1.5時間で帰着。一年の大きな外出行事はみんな元気に楽しんでいただいたようです。

琵琶湖ホテルの従業員の皆様には感謝!

 

彦根城日帰り旅行中 お客様から生のお声051119

 「北海道に行きたい沖縄に行って海に潜りたいって」その時のお客様の表情は「夢と活力と希望」が。

 旅に行きたいって夢は誰もが想うこと。人は身近に無いものを求め、身近で体験できない事を旅をする事で体験できる。

 北海道でしか無いもの。沖縄でしかできないもの。外国でしかできない事。京都でしか味わえないもの。その町でしか体感できないもの

 歴史と文化の都「京都」に住んでいて、京都はいいなぁ・・・・ってみんな言われますが、

銀閣寺は一度もいった事がないです。いつもそこにあるから・・・・こんな話が何かのヒントになればいいですね!