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コラム&ブログ 全国ふりふり体験 

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長島温泉ホテルナガシマ1泊2日で特養ホーム入居者の旅行の裏技

 

 

 

 

長島温泉ホテルナガシマ1泊2日で特養ホーム入居者の旅行の裏技 140309

ガラガラの園内

長島温泉のバリアフリー度は、webサイト、ホームページ、平面図等一般公開されていません。

これにはちゃんとした理由があることに気づきました。この理由は後ほど紹介しましょう。

今回は、特別養護老人ホーム入居者様7名と職員様8名でリフト付き観光バス1泊2日の旅行。

最大の目的は、なんと!「なばなの里イルミネーション」

夢を叶えるためには、たくさんの課題がありました。

・夜の外出での寒さ対策と体調管理(入居者の生活リズムが狂うことへの対応)

・イルミネーション会場の混雑と視線が低い事と暗さによる行方不明

・バリアフリールームは2部屋のみで他の部屋のトイレはセパレートだが車椅子回転時に155cmの段がある

夕食後19時30分に出発してなばなの里に着いたら、観光バスが帰路にでた後で、5台くらいしか駐車してない。

今まで強風で寒さ厳しい状況だったようで、園内も閑散としていました。光のトンネルも富士山もガラガラ。

寒さより、綺麗なイルミネーションに感動されて、誰も寒い早く帰りたいと、言わなかった。

お部屋のトイレへの段は、私が155cmの踏台を手作り制作して持参して問題なく宿泊。

貸切バリアフリー温泉      吊上げリフト式貸切温泉

長島温泉では、パンフレット、webサイト等で、あえてバリアフリー度に関しては一般公開していません。

私は年に数回利用して30年経過しているから、長島温泉の取組は十分承知しています。

実は、未公開でバリアフリー貸切大浴場、吊上げ式リフト浴温泉、バリアフリールームがあるんです。

何故公開しないのは、本当に必要とされているお客様が利用できる配慮からです。

そのためには、電話で直接問い合わせをすると、丁寧に教えてくれますよ。

一見、アナログ式のようですが、人と人の関わり合いを大切にすることが「最高のおもてなし」であると

私もあらためて学びました。ITが進歩してみんなインターネットだけで情報収集と結果だけを求める社会情勢。

お客様のニーズ、利便性もあるけど、これこそが、新時代のあるべき姿ではないでしょうか。

ナガシマリゾートさん、新たな気づきを教えてくれて、ありがとう!!

 

 

鳥羽相差の宿“大田屋さん”の料理は凄い! 140212

京都の神社さんの伊勢講で、伊勢神宮を公式参拝の添乗。

公式参拝は通常予約制ではありませんが、伊勢講さんからなら予約可能。

13時予約でしたが、渋滞もなく順調すぎるくらいに1時間早く到着。

でも、順番制で来た人からすぐ公式参拝できました。

さて、今日のお宿は、鳥羽から40分南の漁師町「相差」

小さな漁村ですが、海女さんの町で、小さな宿ばかり。

相差では、大きな宿もありますが、小さな宿が超オススメ。

お客様も、料理目的。でも、トイレ付きの部屋、個室宴会、温泉、そして

エレベーター。80歳以上の高齢者もいらっしゃるので

 

お酒に酔って、階段から落ちたら大変。

そこで、地元の推薦で、大田屋さんにお世話になりました。

中心の海女小屋資料館前で、海沿いでないが、5階客室から海がバッチリ。

部屋も標準的な部屋で、館内移動はシンプルな作りでわかりやすい。

温泉も引いていて24時間いつでも入浴できます。

でも一番印象深かったのが、「お料理」ここまで普通の宿は出せない。

伊勢海老造り、車海老造り、ヒラメの薄造り、カキフライ。

舟盛りは、鯛、イカ、サザエ、アワビ。焼貝陶板は、大ハマグリ、サザエ。

ご飯は、うに釜飯。これこそ、海の幸フルコースですね。

大きい旅館よりも、小回りのきく宿が伊勢志摩ではいいですね。

 

 

輝いてキラ星のごとく 素敵なお客様との一夜 鳥羽安楽島温泉へ施設旅行 131207

障害者施設で働くお客様と鳥羽へご一緒しました。

何かしらの障害をお持ちの方々18名様と施設職員様4名様の旅。

1対1で付き添うのではなく、ほとんどの方が自立されています。

しかし、迷子、歩行不自由、精神、自閉などに配慮が必要。

寝食を共にしている方々、それをサポートされる職員様との絶妙の関係。

旅行中、単独行動せずに、規律正しく楽しんでおられました。

これも日頃の姿勢だと思います。

何かしらの障害をお持ちの方は、全てに敏感です。

感受性が強いんです。私も見習いたくなるような方々でした。

施設入居だと、お刺身を食べる機会が少なく、栄養健康管理が徹底。

だから、食べたいものを沢山食べれる。お買物も。景色も。潮風も。

五感で味わう旅の効果は絶大です。

二見プラザで昼食後、セイウチくんのショー、夫婦岩見学。

内宮拝観、おはらい町、おかげ横丁でお買物。

松阪で焼肉、フルーツ、スイーツのバイキング。

旅館海女の島さんでは、温泉と、美味しいお料理に大宴会。

一年間の仕事の汗を、洗い流して、沢山楽しみました。

その姿が、キラ星のように輝いていました。

 

 

 

 

 

JR東海リニア鉄道館と明治村 村内バス1日乗車券は最高! 131006

肢体障害をお持ちの団体様と愛知県名古屋方面へ日帰り旅行。

リニア鉄道館は、私は初めて訪ねました。初めてのところは期待と不安。

でも、さすがに新しくオープンした施設で、館内は最高です。

雨が降っても、トイレも、移動も、問題なしです。

昔の列車から、新しい新幹線、リニアまで。あっという間の1時間。

食事は、駅弁を予約注文して2階のフリースペースか、

列車の座席が予約できれば、車内で食べられます。

車内はテーブルがないので、昔のように弁当を持って食べます。

ここは、新しいアイテムのひとつになりました。

明治村は、土曜日なのにバス団体は私たちだけ。個人客がパラパラ。

非常に、のんびりした時を過ごせました。

村内は階段ばかりでしたが、横に坂道か車椅子用スロープがあり

一部急勾配のところがあります。

私は10年ぐらい前に、この急勾配で苦労したので、お客様には

事前にご案内して、村内バス1日乗車券を利用しました。

なにしろ、まったく立てない方や、杖でゆっくり歩行の方、

シャカシャカ歩ける方など、いろいろでしたので、みんなで行動を

共にすることは不可能。

個々のスピード、スタイルに任せて、迷子にならない程度に。

村内バスで、終点の帝国ホテル前まで行って、ホテル内喫茶で

カフェをされる方、歩き回る方、バスで車内から見て楽しむ方。

みなさん、それぞれのペースで楽しめた明治村でした。

 

 

 

 

飛騨高山のおもてなし 高山グリーンホテルと白川郷荻町 131026

高齢者福祉施設入居者17名様とご家族様、職員様で合計40名様の飛騨旅行。

台風が近づく中、雨対策も構想に入れてリフト付き観光バスで出発。

歩くことができないか、ゆっくり歩行の入居者の方々。多少の雨でも実現したい。

その思いが通じたのか、全く雨の影響がなく順調に旅を楽しめました。

お世話になった「高山グリーンホテルさん」貸切大浴場を男女別に利用して

ユニバーサルルームも6部屋利用させて下さいました。

もっと嬉しかったのは、地元太鼓サークルさんが有償ボランティアとして

宴会場で20分のショウ。

太鼓、民謡、踊りなど多種多彩に宴を盛り上げて下さいました。

最後に、太鼓を持って、お客様のお席の隣で太鼓を叩かせてくれたり。

刺激感がある一夜でした。

白川郷の荻町では、バスが6台くらいしか駐車していなくて、町内もまばら。

紅葉が美しい時の合掌造り。ゆっくりのんびりしたひとときを満喫。

タイムスケジュールも事前に決めず、天候と体調、道路事情、バス乗降時間を

その場の状況で、先を読んだ対応。

これは、幹事様の先見性が大成功になった要因ではないでしょうか。

度々旅行に行かれている方は、普通に旅を楽しんで、

入所後、初めて参加の利用者様とそのご家族、初めてのレク付添職員様は

特に大感動の2日間だっと思います。

 

 

 

 

 

暑さ対策万全で郡上八幡温泉1泊2日 認知症を持つご本人とご家族様 130714

普通の観光旅行目的ではない旅。認知症を持つ本人と奮闘中の家族の旅。

日常生活では、様々な症状がある認知症。精神的にも体力的にも

お疲れ気味のご家族がリフレッシュするための旅です。

記憶が途切れ途切れの方、アルツハイマーの方、異常行動をされる方。

その本人に刺激を加えて進行を遅らせるのが旅。

ご家族の溜まった疲れを、旅がきっかけで仲間が増える旅。

今回は、岐阜県郡上八幡へ行ってきました。

お昼には旅館に着いて、昼食後すぐに家族だけを対象に研修会。

本人様は、その間を借りて、館内演芸場で、大衆演芸鑑賞。

宴会では、超刺激がある大宴会です。

宴会後は、館内の踊り場で郡上踊りの手ほどきがあるが

ひとつの部屋で、みんながお喋りタイム。

各家庭での、悩みの相談、共通の課題を持つ家族同士の輪が広がります。

温泉に浸かり、裸の付き合いで、ストレス解消です。

暑さ対策も万全で、外を歩くのは、2日目の八幡町散策だけで、

朝の涼しい内に、郡上踊りが開催される直前の町並みを見学。

体調不良者もなく、楽しい2日間をお過ごしいただきました。

バリアフリー旅行というのは、いろんな障害を乗り越える旅ですね。

今回の参加者の皆様も、認知症、家族のストレス、高齢などが障害です。

その人らしい、生き方、人間ドラマが、旅の2日間に詰め合わせされた

非常に美しい旅でした。

 

 

伊勢志摩ロイヤルホテルは不思議な宿 130526

的矢湾を見下ろす絶好のロケーションに、その宿はあった。この宿の、立地条件は周囲に建物はなく、自然との共和。

これが売り物のように感じました。

高齢者福祉施設入居者で比較的日常生活において自立できる方々と1泊旅行にご一緒しました。

毎度お馴染みの、マリテーム海幸園さんは2度宿泊しているので、同様に泊まれる宿として選ばさせて頂きました。

結果的には、お料理も良く、眺めも良く、温泉も入りやすくお客様には、不便な印象を与えず、大成功しました。

しかし、その裏側に、添乗員の悪戦劇場があったんです。非常にミステリックな宿でした。

・空室状況問合せ時、和洋室は満室。1週間後決定して再度お願いしたら、和洋室が取れた。

700名以上宿泊できるのに、当日行ったら160名(推定)ぐらいしか泊まっていなかった。

・部屋割りカードと平面図郵送のお願いしたら、平面図が宿泊人数30枚も同封されていた。

・最終確認の電話があり、予約条件が異なり、上から目線で威嚇するような話し方をされた。

・当日、部屋に入室したら、3ベットなのに2ベットしかない部屋があった。

・宴会時カラオケ付き宿泊プランなのに、カラオケ代が有料と言われた。

・2名1室は2100円加算なのに追加料金いらないと言われた。

・大浴場イス備品だけを撮影しようと、許可もらおうとしたら「他のお客様に迷惑かかるから禁止」と言われた。

従業員に撮影お願いしてもNG。チェックアウト後の撮影もNG。と言われた。

被写体に人物が入らないし、写真撮影禁止なんて、お風呂備品をみなさんに伝えたかったのに。

(だから私の手書き/低め、中ぐらい、高めのイス・ビアガーデン用イス・赤ちゃん用イスが整然と配備)

(これに、バスマットと入浴用車椅子と車椅子用簡易スロープがあれば、全く問題なし)

ホテル担当者にこの上記一部をお話しましたが、部屋タイプが違っていた事にお客様への謝罪がなし。

威嚇するような態度の従業員は、外出中でいない。って嘘を言ってました。それは

話中、ロビーを歩いていたその人がいて、ネームプレートと声が一致していたから。別に会わなくてもいいけど。

でも、そのような人はホテル運営では貴重で必要な存在。わがまま言う旅行業者が現存する現実に立ち向かうため。

このホテルは、ホテル側一方的に原因があるとは言えません。旅行業界全体の体質が起因です。

わがままをホテル側へ押し付ける旅行業界の体質は、私にとっても恥ずかしい限りです。

 

 

肢体障害者団体様の二見浦日帰り旅行 気の緩みからお2人が歩行中に転倒 121104

年に一度の楽しみとして日帰り旅行を企画されている団体様。

二見が浦で伊勢エビ昼食、セイウチ君のショウ。夫婦岩散策。

930日の台風接近により前日キャンセルして1か月延期で催行。

雨上がりで最高の天気。二見プラザで伊勢エビ定食後、

セイウチ君のユーモアあふれる芸にみんな大喜び。

夫婦岩では、片道250mをのんびり散策して最高でした。

今回は、半身まひの方、杖歩行の方、ゆっくり歩行の方。

車いす利用の方。みんないろんなコンセプトをお持ちです。

それぞれのスタイルで満喫しました。

最後の観光地、夫婦岩からの帰り、赤い橋を渡り、急な下り坂で

高齢女性の方が転倒。顔面外傷。私が歩いているすぐ後ろの出来事。

すぐに応急処置をして事なきを得ました。元々両足不自由で

転倒時に腕で支えて骨折した経験があり、腕で支えず、顔から地面に。

私の視界に入っていなかったのが残念です。

更に、最終休憩場所の土山サービスエリアでも、男性がトイレ前で転倒。

脳梗塞の再発かと思わせるように、意識不明、無呼吸が数分。

応急処置が必要なため救急救命しながら、救急車を呼びました。

救急車が来る前には、意識が戻り、話せる状態に。呼吸も回復。

大事をとって、病院搬送。3時間検査のあと、今日中に帰宅許可。

大事に至らなくて良かったと思いました。

転倒時、お2人とも私の視野に入っていなかったのが残念です。

旅は安全安心が大前提ですね。

 

 

 

乗鞍スカイライン2700m畳平へ特別養護老人ホームの大冒険 121007

特別養護老人ホーム入居者とご家族職員28名の飛騨高山1泊旅行。

最大の目的は、乗鞍スカイラインで畳平へ行くこと。

京都の施設では未踏の地ではないかな?

最大のバリアは、

・所要時間(京都〜高山休憩1階入れて3時間40分)

  体調管理→昼食2回を宿泊するホテル(ホテルゆっくり組を想定)

       高山グリーンホテル中心に観光

・天候、視界、気温、風、高山病

お天気でも山の天気はガスで北アルプスが隠れていたり

数秒で視界が良好になったり変わりやすい

・畳平のトイレ

  畳平には車いすトイレが1個所あるが他は全て和式

  10名以上の車いす利用者の旅では少ない

不安と緊張があったけど、みんなでその夢を実現できた「大冒険!」

1)京都8:40=高山グリーンホテル(昼食=貸切大浴場で温泉=

  プチツアー組:高山古い町並み散策 宴会は1830分〜

2)ホテル8:00=赤かぶの里(トイレ)=乗鞍スカイライン=畳平=

  ホテル(買物昼食)=京都18:10

入浴道具、車いすを運ぶ運搬車のスカイライン通行許可も頂きました。

アクティブなスケジュールでしたが、みんな隠れた身体能力があったんですね。

不安なことがいっぱいあったけど、みんなの気持ちが勝ったみたい。

天気も良く視界良好。穂高連邦の槍ヶ岳と下界の景色が広がる大パノラマ。

標高2000mを超えると紅葉で秋景色。みんな「うぁ〜キャー・・・」大歓声。

2700mの畳平での、大感動の集合写真をご覧ください。普通に旅してます。

 

 

ホテル郡上八幡へ10年ぶりの添乗 温泉、料理、大衆演芸、郡上おどり 120907

神戸夙川学院大学のインターンシップ生を連れて、老人クラブの添乗。

岐阜の郡上八幡にある温泉「ホテル郡上八幡」です。

日本三大踊りの知られる「郡上おどり」の街。15年ぶりです。

八幡の古い町並みは以前と一緒。でも、観光客が多いんです。

日本人、訪日観光客が沢山訪れていました。

人が集まれば、更にお店や資料館も増えて、雰囲気抜群です。

観光マップには、宗祇水、資料館、地場産業の食品サンプル。

そして車いすのまま利用できるトイレの表示。

お客様が増えれば、自然と環境整備も整ってくるもんですね。

宿の、ホテル郡上八幡も同じです。

最近、お手伝いを必要とする高齢者の個人団体、

障害者施設などが多くご利用されているようです。

バリアフリールーム、簡易ベット、車いすトイレ、館内スロープ。

そして、温泉にシャワーキャリー。

宿泊料金も値上げせず、逸品料理の宿泊プランと、こだわった朝食。

現場の実践が効果として実証されている旅館の一つです。

旅館の成功例として、宿泊施設モデルになるかな?

夜のお楽しみは、大衆演芸と、郡上踊り実演。全て無料。

二次会やカラオケで付加が付かないけど、これがいいんですね。

普段触れることがない、大衆演芸。あっという間の1時間でした。

添乗実習の学生も郡上踊りの手ほどきを受けて、お免状授与。

学生を見ているだけのお客様も喜んでいましたよ。

これが、ともに楽しむ旅だね。

障害者や車いす利用者の旅行を勉強している学生にとって

どこからどこまでが、バリアフリー旅行って、線引きできないことに

気が付いたみたいです。生きた実践は、掛け替えのない財産ですね。

 

 

高山グリーンホテルのユニバーサルな取組へ 特養1泊レクの下見同行 120807

京都市内の老人ホーム様の秋の1泊旅行に飛騨高山に行くことに。

事前下見で、施設職員様3名と同行してきました。

京都から1回休憩で高山へ行けます。仮のコースは、

1、京都8:00=高速=川島PA(休憩)12:00高山グリーンホテル(昼食)

のんびり組:館内でお寛ぎ

アクティブ組:高山古い町並み散策(リフトバス往復)

2、ホテル8:00=あかかぶの里(休憩)=乗鞍岳スカイライン(畳平往復)

12:00高山グリーンホテル(昼食)14:30=高速=京都18:00

 旅館で寛ぎたい方は、朝食後ホテルでのんびりと

高齢者福祉施設の特養様なので、バスはリフト付バスを利用。

乗降とトイレに時間がかかるので、ゆったり目に企画。

大浴場は、車いすのままスライドインできる大浴場を貸切。

客室もユニバーサルルーム2部屋と和洋室6部屋。

昼食もホテルで食べるので、のんびりとアクティブが体調次第で選択可。

なにしろホテルを中心に、全てが楽しめるので、何かと安心な企画です。

しかし、畳平のトイレは車いすトイレが1個所で、他は和式トイレ。

28名(内入所者様10名くらい)なので、畳平のトイレは緊急用に。

一番の難所は、乗鞍スカイラインのカーブと、畳平のトイレかな?

でも、みんなで難を乗り越えようと、頑張ろうとする姿は、美しいですね。

旅行当日104日〜5日は楽しみです。

 

 

 

 

体重100kg左半身マヒのお母様 デイサービスの遠足大作戦 120714

雨天時対策、強風対策を事前にして、長島温泉なばなの里へ。

17名の利用者様、1名のご家族様、8名の職員様でリフトバスの旅。

運よく、雨は回避しましたが、真夏を思わせる気温上昇。

麦わら帽子と冷却スプレーなど暑さ対策もして、1日エンジョイしました。

お客様の中で、体重100kgの左半身まひのお母様が参加。

白浜温泉1泊、神戸花鳥園も参加して、いつも楽しみにされています。

トイレ移乗、バス移乗では、右腕で体重を支えるため、

手すりなどの高さ、トイレ右側手すりが、垂直でなければ移乗できない。

他人のケアは苦手で、自分の力で何とかしたい。というスタイル。

なばなの里の、車いすトイレは全て、右側手すりは横仕様。

これは、事前下見で確認済です、お客様にも、正確な情報を

お伝えしておきました。

「旅行なのだから、頑張ろう」って。自分でできなければ

職員様にケアしてもらおう。って。

頑張って、なばなの里を楽しんでおられました。

多少、使いづらくても、綺麗なお花、美味しいお食事、

旅の雰囲気が大好きなお母さん。

楽しみたい。が、全てのバリアを乗り越えた実例でした。

 

 

 

 

 

 

老人デイサービスで伊勢神宮へ 京都から日帰り団体旅行 120604

えっ?京都から三重県伊勢神宮まで日帰りで行けるの?

はい。私が知っている限り、車いす利用団体では初めてかも。

福祉施設は、所要時間、体力、バス乗降の時間など課題はたくさん。

所要時間は、往復とも渋滞があって、2時間10分でした。

休憩をとったら、体力消耗が加わります。

バス乗降だけでも30分必要で、所要時間も超過します。

だから、途中トイレ休憩をとらずに直行することができました。

諦めていたお伊勢さん。目的意識もバッチリです。

加えて、「おかげ横丁」と「自由に好きなものを食べる」

高齢者にとっては、非常にわかりやすい企画でした。

伊勢神宮内宮では、玉砂利の参道400mを頑張りぬきました。

ゴトゴト感が車いす利用者には負担がかかりますが、意識が勝って。

正殿前の階段30段昇降は、行きたい方がおられたら、お手伝いをと。

でも、今回は階段下で、「お参りできただけで幸せ」って。

内宮では、地元の「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」の皆様が。

野口あゆみさんとも、バッタリ会って、思わず記念写真も。

リフト付き観光バスとリフト付きマイクロバスの2台と公用車2台。

利用者様30名ほど、ご家族、ボランティア、職員合わせて77名ほど。

神戸夙川学院大学の学生たちもボランティアとして勉強に。

やっぱり、みんなの笑顔は素敵ですね。

今度は、1泊温泉旅行ですね。個人的にハワイに行きたいって方も。

一度きりの人生、エンジョイしききりましょうね。

 

 

 

鳥羽安楽島温泉と相差海女小屋 120225

京都から老人クラブ様の1泊旅行で鳥羽安楽島温泉へ。

“旅館海女乃島”は、鳥羽で初めて自家源泉を出した宿。

近隣の宿も温泉をもらいに来るほど、泉質がいいんです。

ツルツルすべすべのお湯は、日頃の疲れが取れますね。

館内も歩く距離も少なくて、温泉も入りやすいですよ。

全室和室で、車いすトイレは2階客室のフロアにあります。

旅館は古いですが、なんか落ち着くんです。

さて、お昼ご飯は、相差(おうさつ)という漁村。

相差はのどかな街で、人情豊か。海女さんの小屋で昼食。

海女さんの楽しいトークを聞きながら、海女さんが

あさり・さざえ・ほたて・ひものを炭火で焼いてくれます。

圧巻は、うにご飯。美味しいですよ。

老人クラブで3500円の値段。

車いすのままでも食べれるようになっていて

隣の建物に、新しく車いすトイレもできました。

貝は、ちょっと硬いから、食べづらいかもしれません。

でも、みんな普段食べない物だけに残さず完食。

階段、坂道、歩く距離を少なくしたり、その場で変更したり。

旅行中お客様の笑顔を見ていると、連れてきて良かったなぁ。

みんな、お疲れがでないように、いろんな経験積んでくださいね。

 

 

 

 

 

高齢者施設の大型1泊レクで鳥羽へ サポートが必要な旅の基本を学ぶ 111201

30年前近くからお世話になっている高齢者福祉施設入居者様の1泊旅行。

毎回、職員様と同じ気持ちで一緒に旅をお手伝いしています。

車いす持参者20名様と付添職員様とご家族様で、合計46名の旅。

今回は、鳥羽安楽島「マリテーム海幸園樹風花」さん。

お宿は、全て和洋室で、廊下には車いすトイレがあり、ケアしやすいお宿。

大浴場貸切、洋宴会場、嬉しい限りのおもてなしに感謝。

宴会までの時間を利用して、パールロード鳥羽展望台でサンセット。

2日目は、伊勢神宮で階段30段を車いす持ち上げずに正殿へ拝観。

800mの玉砂利も、みんなで頑張って夢を実現しました。

時間にゆとりがあり、全てがゆっくり旅。最高の経験にみんな大喜び。

いろんな経験をしている私ですが、基本に戻って、新たな気づきを実感。

「ケアを必要とされるお客様の旅行の基本ベースはナニ?」

トイレ、移動距離と導線、就寝、食材、入浴などの利用しやすさですね。

やさしい行程が必要とします。これが基本ベース。

しかし、やさし過ぎていては、非日常体験である旅の意味がありません。

この基本ベースに、様々なカードをトッピングして、個々のニーズを

考えた、選択肢を提案する事ではないでしょうか。

伊勢神宮の階段も、参道の玉砂利800mも「夢への挑戦」です。

厳しい難関を乗り越えて、夢を達成したときの、気持ちはみんなが

喜び合える希望へとつながりますね。

初めて1泊レクにサポートした職員様も、自己のスキルアップになります。

これが、バリアフリー旅行の本質ではないかな?

 

 

 

知的障害者デイサービス様の西浦温泉1泊とラグーナ蒲郡 111120

私にとっては、6年目10回目の1泊旅行。初めの頃のメンバー(利用者様)

一歩一歩成長されてきて、普通に旅行を楽しむまでになってきたことはスゴイ!

総勢46名様の宴会も賑やか、賑やか。沢山楽しんで、大成功な旅でしたよ。

メンバーの状態も様々ですが、落ち着いているメンバーが増えてきました。

個人個人の成長スピードは差がありますが、下見(6月実施)での幹事さんが

個々のニーズを考えて、企画をされた成果だと思います。

だって、待つことが我慢できるようになったメンバーもでてきました。

何回か参加すると、旅行という非日常に慣れてきたようです。

ニーズに合う旅行プランの企画は、その奥深さを実感した2日間でした。

旅育は、旅でその人の育成を図ること。だから、個人のニーズと共同歩調のバランス

いろんなカードを用意する必要がありますね。

メンバーがみんなで何かを創造する。体験する。そんな旅が、理想。

お宿の、西浦温泉「西浦グランドホテル吉慶」さん。気楽で親切でいいですよ。

館内は入口と大浴場だけ階段が若干ありますが、露天風呂はバリアフリー。

バリアフリー和洋室もあって、気を遣わない宿でした。

ラグーナ蒲郡で、1日遊んだり、愛知こどもの国、竹島水族館など

それぞれのスタイルで楽しい一日をお過ごしいただきました。

これも、メンバー、スタッフの真心と、旅館のおもてなし。そして、3人の幹事さん。

下見でのハプニングを乗り越えて「ザ・ドキュメント!ノンフィクション短編小説」をご覧になってね!

次回(来年)は、あっと驚く、企画を提案するから待っててね。きたみたかし

 

大阪の身体知的障害施設でご家族と一緒の1泊旅行で鳥羽安全楽島温泉へ 111002 

10年来、お世話になっている施設の1泊旅行。今までは、幹事様が

外出支援のプロでもあり、私は同行しなかったのですが

今回、23名のお客様と初めてご一緒させていただきました。

松阪のオーシャンで、松阪牛のロースすき焼き。いきなりインパクト。

3150円のA−2か3で、やわらかくて甘―い!車いすトイレもあるよ!

お宿はお馴染み、安楽島温泉“海女乃島”さん。大きくなく小さくなく

館内移動もムッチャわかりすいですよ。

和室を好むお客様で、宴会は座敷でもテーブル椅子でも大丈夫。

旅館は少し古いですが、なんか落ち着く感じです。

2日目は、二見プラザ。水族館のセイウチ君のショウ、夫婦岩散策、

お買物、昼食。4つの要素を1か所で楽しみました。

付き添い職員様のお話

「10年前は観光地や食事場所宿泊施設では断られる事が多かったけど

 最近は、よく理解してくれるようになったなぁ」

ご家族のリフレッシュ。本人様の旅育成。職員様のスキルアップ。

現場環境に迅速に対応できるような育成は、全ての人にとって大切なことですね。

 

老人クラブで知多半島12日に神戸夙川学院大学実習生も同行 110914 

大震災で延期になった老人クラブの1泊旅行。

愛知県知多半島師崎にある、活き魚の美舟12日に35名が参加。

10年ぶりにお世話になったお宿ですが、エレベーター設置や、

車いすトイレ、スロープ、大浴場の手すり、貸切シャワールーム。

バリアフリー和洋室。いつの間にか、館内の利用しやすさがありました。

なにしろ23年前からお世話になっている旅館に10年ぶりです。

新しい従業員が増えていますが、昔から友達のようにしている従業員も。

お料理もいつものように、鯛や伊勢エビの活きづくり(動いている)など

お魚料理にみんなご満悦でした。

 

今回、神戸夙川学院大学の実習生2人も同行。

弊社は、実習生受入が3年目です。夏季期間を利用して、2人×2班。

社会性を身に着ける絶好の機会。

領収書の書き方。電話応対。名刺の渡し方はもちろん。

マイクでお客様の前でお話をする。貴重な経験ですね。

はじめ緊張気味でしたが、だんだん慣れて、笑顔をだせるように。

実習をきっかけに、自分の殻をやぶってもらったみたい。

 

復路の昼食場所は、地元人ご用達の料理屋さん「佐五銀」さん。

私が美味しそうなお店を調べて、お願いさせていただきました。

料理長のご主人や奥様が、弊社のホームページをご覧になって

共感をいただき、すごく、美味しいお料理を創作してくださいました。

また、ゼッタイ、佐五銀さんへお世話になろうって。

    

佐五銀さんの昼食

 

大雨のなばなの里へ 大型レク大成功 これでどこでも行けるぞ 110516

73名様で、リフトバス2台。利用者様、ご家族様、職員様で出発。

季節はずれの「台風1号」の影響で、朝から、雨、雨、雨。

乗り込み時は、カッパに傘をさして乗車。

でも、みんなの笑顔がいっぱいです。

久しぶりの外出。1年ぶりのバス旅行。

雨が降っても楽しいものは楽しい。

なばなの里に到着しても、しとしと雨。

レストランまで、約100mを屋根なし移動です。

屋根のあるレストランに着いたら、早速お食事。「はまぐり釜めし御膳」

何しろ、なばなの里では、屋根がある建物は、レストラン、ベゴニア園 

売店ぐらいです。だから、カッパに傘が必要。

園内移動では、コンクリートの地面で、微妙な振動が気になります。

片手で傘、片手が車椅子だと、微妙な斜面では、車椅子が横に取られることもあります。

でも、利用者様や職員様、ご家族様などの、なんですばらしい笑顔が出るのだろう。

非日常の外出先での、お年寄りの表情が生き生きしているから。

お年寄りに元気をもらって、私たちも元気になる。これが、旅の醍醐味ですね。

初参加の職員様が「これで、どこでも行けるぞ!」って。

 

鳥羽のお宿海女の島へ知的障害者デイの1泊旅行 101123

個人個人の目的や能力に応じて、中型バスとリフト付中型バスの2台

アクティブ組は、鈴鹿サーキットで1日満喫してホテルへ。

のんびり組は、二見浦で過ごして早めにホテルへ。

でも、宴会は、みんな一緒に。

そして2日目は、遊覧船組とちょんまげワールド組に。

昼食は、松阪で焼肉バイキング。ここでは2班が一緒に。

くっついたり離れたりの“離合集散型1泊旅行”は、初めての経験。

こんなハイレベルな旅を、実現するだけでなく、安心できる環境。

楽しめる環境。社会参加への足がかりに向けて、見事実現。

一人ひとりの個性に、スタッフ様が十分な配慮をされて、落ち着いた2日間

去年まで、自分の思い通りにならなかったら、崩れてしまうメンバー様。

でも、今年は、自分で我慢する力がついてきた、Mさん。すごいですね。

私の問いかけに、答えてくれるようになった、Yさん。すごいですね。

これは、日常のご家族が育成。デイでのスタッフの献身的な姿勢が

結果として現れたんでしょうね。

メンバー担当スタッフは、全体を見る目を持って、みんなでサポート。

お宿の、海女の島さんは、いたって普通で、自然に落ち着きます。

全室和室で、ロビー階と宴会場階に車椅子トイレ(少し狭いかも)があり。

従業員もみんな理解してくれているので、嬉しい限りですね。

 

診療所通所者様とデイサービス利用者様の初めて1泊旅行で鳥羽へ 101123

創立○○周年を記念して、1泊旅行の一大プロジェクトを実現。

数年前も利用者のために、企画されたようですが、挫折も経験。

でも、なんとか、実現したい。でも、山ほど課題が山積。

   身体能力の差がありすぎる

   大浴場での入浴が異性介助のため、貸切が必要

   食材制限の方々が多い

   夜の行動状態が不明でベットやトイレの使いやすさ

   人的サポートの動員力

   移動手段での、リフト付観光バス  などなど。

ひとつひとつの課題を解決して、安心に。

そしてスタッフ様も一緒に楽しめる演出、環境、負担軽減。

私は、通所者様利用者様、スタッフ様に、輝いてもらおうと

影の影から、総合トータル。

在宅の方々と、施設入居の方々とでは、旅行アレンジが全く異なります。

まず、楽しむことが大切。いろんなリスクもあるけれど、みんなでサポート。

個人個人の利用者の思いを、最大限叶えるように、スタッフ様の姿勢は

みんなが“ひとつ”になった其の時でした。“幸せを”感じた其の時でした。

初めての1泊旅行。

これで、日常生活や日常業務、1泊旅行にも自信がついて、これが

何でもできる!生きていて良かった!という、生きがいに通じるんですね。

 

開所以来はじめての1泊旅行の下見 鳥羽へ 100812

開所10周年を記念し、デイサービスセンターと診療所の合同1泊旅行で

通所者様との旅行を鳥羽方面にプレジェクトを計画。

通所者様の温泉に行きたい。美味しいお食事を食べたい。との夢を叶えようと

ホームページで検索され、弊社の取組みをゲット!

旅のケアサポート設計図もできて、あとは、それをいかに応用するか。

参加者のお顔を浮かべながら、下見にご一緒しました。

当日は、大型リフトバスとスタンダードバス2台の一大プロジェクト。

2組に分かれるので、それぞれの現場状況をルポタージュ。

所要時間、道のカーブ、トイレ、食事、食材、移動導線、客室、大浴場・・・

アルコール依存の方への配慮。雨天時対応など細部まで打合せ。

観光地のメインは、伊勢神宮の内宮。本殿前に30段の階段があるけど段差越えの要領で、

手動式自走用車椅子でもラクラク登れる事を確認。

1組の往路昼食を夫婦岩で予定していたが、下見中に、参加者の顔ぶれが「アクティブシニア系」であることを察知。

そして、急きょ、穴場の「海女小屋」で昼食することを提案して、予定外の海女小屋も下見に。

下見にお供すると、「職員様の気持ち」=「通所者様の状況」を察する事ができるので大変あり難いですね。

何しろ、利用者様の外出意欲は、関わるみんなの元気百倍に!

職員様の勇気と実践で、ケアサポートの本質が!

受入施設の真心のおもてなしで、みんなへの安心に!

この3つが、交わりあって、設計図から、現場向きのシナリオに完成するんですね。

 

その人らしい 生き方って? 吉良竜宮ホテルへ 認知症の本人様と家族のリフレッシュ旅行 100708

ご家族に認知の症状を持つ方等とご家族の1泊旅行に世話人(サポーター)と愛知吉良竜宮ホテルへ。

日常では考えられない事が、旅先ではおこります。

不安になったり、精神状況の浮き沈み、その時だけの笑顔、いろいろです。

介護で頑張る家族の方も、ストレスがたまります。

そこで、心身のリフレッシュや、リハビリを目的として、20数年前から実施。

意見交換や講演など、限られた時間でも、2日間悔いを残さないように

遊びきりました。

ご家族の高齢化もあり、移動導線やトイレ、雨対策も配慮しました。

圧巻は、宴会!!

カラオケの曲目に合わせて「衣装」まとい、大宴会です。             

最後は輪になって、みんなで大合唱!!完全燃焼した感じです。

当事者の方からのお声で、

「その人らしい生き方、って良く聞くけど、どうゆう生き方???」

確かに、おっしゃる通りですね。

私が考えるには、その方にとって、

「その一瞬、一瞬の幸せ。ありのままの姿。自然体の生き方」では?

でも簡単に答えがでるとは思いませんね。考え悩みぬく事が大事。

旅で、いろんなお話を聞いて、お話して、                          大宴会中!!

その人らしい生き方がカタチにわかるようになればいいですね。

 

新湯ノ山温泉グリーンホテルは素朴なお宿 100617

男性ばかりの温泉1泊旅行で、三重県新湯ノ山温泉グリーンホテルへ。

只今、大活躍中のお宿です。

若さいっぱいのグリーンホテルは館内が明るくなった感じ。

若さに、真のホスピタリティを現場で実践しています。

今回、日頃の労をねぎらう宴会では、コンパニオンをお願いして大宴会!

コスプレグッズ(私物)を持参して、グリーンホテルさんの協力も頂きました。

コンパニオンさんも素朴で、素直で凄く楽しい宴会ができました。

グリーンホテルさんは、車椅子トイレが1箇所、段差なしで過ごせるお宿。

大浴場へは、長い(30m)の緩やかな坂の通路を通ります。

和洋室はありますが、バリアフリールームではありません。

しかし、食事は、洋式広間があり、昼食には最高かも!

そこで、インターネットで直接予約されたゆっくり歩行のお客様と同宿に。

刻み食を頼んだら、刻みすぎでクレーム。客室で転倒され、部屋のトイレを使用できなく、館内車椅子トイレが遠い。

大浴場までが遠い。などなど、クレームばかり言っておられました。お客様のご要望に従うのが定説ですが、

旅館の不行き届きはなかったはず。でも、喜んでお見送りするまでは

笑顔を絶やさずに、応対されていました。<凄い!!>ホテル側として、そのお客様の生き様や考え方がわからないし、

コミュニケーションが取れていない。個人情報をどこまで聞いても良いか。

お越しいただく前から、コミュニケーションを上手に取っていれば、と。

1日何百人と泊まられ、毎日が同じ接遇になるのは仕方ないかな?

受入側としては、「してくれる」「してやっている」といった考えではなくて、相互に理解を深め合う事が大事。

「日常では、どのようにお食事、入浴、おトイレをされていますか?」

「過去に泊まられたお宿では、どのようにお過ごしされましたか?」って、

お聞きしたほうが、お客様もご安心されるのではないでしょうか。

弊社のお客様がホテル出発前にコーヒーを飲みながら一言

「我々もコンパニオンもみんな楽しんだね すごく楽しい宴会だったね!」

「温泉もツルツルで、お料理も手作りで、美味しかった!」「客室係のお姉さんも、親切で、明るくて、良かった」

「でも、湯上りに、冷水があればいいのに・・・」お客様の見識あるお声は嬉しい限りですね!

 

夫婦岩シーパラダイスと二見プラザで松阪牛ロースしゃぶしゃぶ 100603

高齢者福祉施設入居の車椅子利用者様とご家族様職員様の日帰りレク。

当初は50名様の予定でしたが、企画内容に魅力があって、90名様に。

昼食場所の「二見プラザ」のテーブル椅子で食べられる最大詰めて80名。

どうしよう・・お座敷では食べられな〜い。交渉の末、2階レストランを

貸切させていただき、2部屋で、ゆったりと昼食できました。

二見プラザ様の理解には感謝しています。

これも、交渉の仕方に、裏技が必要と感じました。

「できるか、できないか」のyes no を聞くのではなくて    

「好評で人数が増え嬉しい限りだが、どうしたものでしょう?」

「松阪牛ロースと尾頭付き刺身を楽しみにしているんです」

「今回が、人生最後の旅行の方もいると思うんです」

「普段のレストランではいかがですか?」これで交渉成立。感謝です!!

平日で、しかも、予約団体が少ない日のため、レストラン貸切の可能に。

昼食後は、シーパラダイスでセイウチを真近でふれあい、刺激が強いかも?

でも、日常では考えられない体験は、脳の活性に効果テキメン!!!

みなさんの喜びようは、歓喜に勝るものでしたよ!!

夫婦岩では、潮風のささやきが心地よく、片道150mのお散歩。       

水族館とのコラボは、景色の場面の強弱あって、更に刺激活性に。

その後は、お土産を十二分に楽しみ、二見浦を後にしました。

京都から、片道2時間で行けるようになった二見浦。

リフトバス3台でトイレとエレベーターも混雑しないように、みんなが工夫。

外出行事を楽しむための「マインド・スタイル」を良く理解している職員様。

笑顔の中には、心のドラマ、心の幸せ、そんなひと時が、見えてきます。

ともに生きる喜びを一緒に味わう、その方の生きざまに走馬灯のように蘇る事でしょう。

旅の醍醐味は、マインド・スタイルですね。

 

長島温泉レストランバイキングとなばなの里 高齢者施設89名様 100529

ほとんどの方々が車椅子利用の高齢者様と付添ご家族と職員様の日帰りレク。

リフト付き観光バス1台の予定が、参加者が予定よりも増え、中型リフトバスと

大型リフトバスを追加で3台の大型レクになりました。

昼食場所の長島温泉内のレストランは4階へエレベーター利用で行列を予想。

更に、車椅子トイレも混雑を予想。しかし、運よく、到着時間が3台とも、10分間隔でずれたため、行列や混雑を回避!

食事は、和洋中バイキングで、種類も豊富。広々したレストランを貸切。

待ち時間もなく、89名様みんなの、こぼれる笑顔が印象に残っています。

本来は、なばなの里が目的です、雨が降った場合、なばなのレストランまで

屋根なし遊歩道を250m移動が必要で、雨対策と料理の質を考えました。

リフトバス乗降に長時間必要ですが、リハビリと職員様の質の向上目的も。

なばなの里では、きれいな庭園とベゴニアガーデンで楽しみ、最後はお買物

地面がコンクリートで、微妙なデコボコ道で、骨粗鬆症や心臓疾患の方には

負担が掛りますので、事前説明が必要ですね。

更に、園内100m間隔で、多目的トイレがありますが、男女別トイレは全て和式。      

今回は、朝から雨模様で、東名阪集中工事で時間遅延も予想・・・・・・・

渋滞の関係で時間圧縮を余儀なくされ昼食時間も、到着から出発まで2時間30分。(料理を選ぶ時間も含めて・・・)

なばなの里見学時間も、到着から出発まで1時間50分。心配した雨も降らずに、楽しい1日をお過ごしいただきました。

 

伊勢神宮に「伊勢エモン?」ばりふり夢ツアー 鳥羽安楽島に泊まる6人様 091128

ばりふり夢ツアーの体験報告!今回は鳥羽安楽島マリテーム海幸園1泊と

伊勢神宮内宮拝観、海女小屋昼食です。

内宮は、往復1kmの深い玉砂利が続き、拝殿は30段の手すりなしを

登ります。今回ご夫婦3組で手動車いす3台を守衛所で電動車いす3台に

乗り換えて、持参の介助用のタイヤが小さい車いす1台を空で参道へ。

階段の車いす持ち上げは、介護タクシーのドライバーさん(みどりケア)と、

私では一人足らない。う〜〜〜ん・・・・                 電動車いすに乗換えて 右端が伊勢エモン

そうだ、伊勢エモンに頼もう!!!

忙しい中、伊勢エモンさんがやってきました。地元人だけあって参道移動中

案内していただいたり、車いすを押したり、嬉しい限りです。

いよいよ拝殿手前の階段まできました。空の車いすにお一人は乗換えて

持ち上げようとしたら、タイヤが小さい分、段差越えの操作で拝殿まで

行けました。しかし、通常サイズの車いすの場合、持ち上げるので注意!

他の2組は、端の岩を手すり替わりにゆっくり登られました。

2年前はこんなに登れなかったのに驚きです」全員登れて、バンザ〜イ!

車いす乗降組がいち早く拝観を済ませ、空の車いすリレーです。

北見、ドライバー、伊勢エモン3人の連携は見事でした。

伊勢エモンって、ところでだれ?                    持ち上げず楽々拝殿へ 右端は挑戦中

伊勢市で旅行会社をされている「旅日記(0596)20−8280」の社長さん。

さすがに、連携と動きが機敏で、感謝、感謝です。

お宿は、マリテーム海幸園樹風花さん。

伊勢えびの造りや、お風呂など、みんな楽しめましたよ。

更に、館内のスパイラルアップを予定しているようです。

2日目の昼食は、相差の海女小屋で昼食。

さざえ、あわび、伊勢えび、おおあさり、ウニごはん・・・

古い公衆トイレだけなので、海女資料館のトイレを使用しました。

車いすでも、なんでも、楽しめるように。

みんなの勇気は、元気を引き出す源ですね。             

 

御在所岳ロープウェイと新湯の山温泉グリーンホテル 091024

高齢者福祉施設26名の入居者様と30名の付添職員様ご家族様で日帰り旅行。

20名以上の車いす利用者で、御在所岳ロープウェイへ挑戦。

通年より1週間早く紅葉が見頃になり、団体観光客もまばら。

ゴンドラの横幅が60cmで、自走用車いすは65cmありそのまま

乗車できません。しかし、事前に、タイヤの外側に付いている                

自走時使用する輪を取り外し、そのまま乗り込みできました。             ゴンドラに車いすのまま乗車

なにしろ20台以上は、ロープウェイ始まって以来新記録?

加えて、紅葉が見事で、最高の景色を満喫いただき、山頂駅へ。

頂上の展望台へは、急坂が長いので、個々の判断に任せましたがみんな、付添様が協力いただき、

頂上で、紅葉と雄大な景色を体感。職員様の姿勢に大感謝です。昼食は、新湯の山グリーンホテルさん。

食事会場がロビー階にあって、フラットで、多目的トイレが1か所、

テーブル椅子食で美味しい会席料理をいただき、嬉しい限りです。

ホテル従業員様から、「最近毎日、車いす利用客の個人団体様が

お越しいただいています。多くなりましたね。」って。

「だから、もっと勉強しないといけないです。」その姿勢にも大感謝です。

                                  

モクモク手作りファーム1泊 知的障害者デイサービス 091018

自閉症や発達障害など、知的に障害をもった方々と、職員様の1泊旅行。

利用者個人の持つ特性があります。好きなこと、嫌いなことを担当の職員様が

その場の空気を読み、利用者の心の中に入り込む。ユニットケア(個別対応)

原点で、おもてなしの本質ともいうべき「超一流のお客様」

今回参加者の顔ぶれは、人ごみが苦手、現場の順応力が不安といった方々。

モクモク手づくりファームに宿泊して、緑と自然と牛の乳しぼり、筏体験等に挑戦。      ロフト付の宿泊棟

個別ばかりではなく、みんなで一緒に、だんご作りや、夕食後の茶話会も。

これは、「旅育」といわれています。

旅育とは、旅を通じて、目まぐるしく変わる場面に順応でき、未知の世界、

未知の人びとと出会い、感受性を豊かにすることで、知見を広げ心豊かな人へ 

そして、社会参画へ育成することです。                                

利用者様の個人差はあるが、4年前に初めて長島温泉に同行した時より

適応力、順応力がレベルアップしています。これは、日頃の職員様の利用者や       筏体験に少々緊張気味?

ご家族への姿勢がそうさせているように思います。全国でもこのような事例や取組は、モデル事業に役立ちますね。

モクモク手づくりファームは、階段が多く、急な坂道が多いが、自然体験には最高ですよ。なんか癒される感じです。

            

三河吉良「竜宮ホテル」1泊での出来事 潜在能力があった 091018

養護老人ホームの旅行でホテルの露天風呂での出来事。

階段があっても、エレベーターや、スロープで移動導線が確保されている

物理的バリアフリー設備が整っている施設内で生活をしておられます。

日常は車いす利用をしているが、手すりがあれば、立ち上がりや、

2段〜3段ぐらいは、ゆっくり時間をかけて昇降できます。

実際、付添職員の方も、施設内での階段昇降は経験がありません。

そのようなお客様が、今回の1泊旅行に参加くださいました。

大浴場に行くと、浴槽への手すりがなく、腰かけて入水するイスもない。                    

しかし、大浴場とは別の屋上に、展望露天風呂があり、手すり付きで

腰かけて入水できるようになっている。

「大浴場と露天風呂の比較を説明して、露天風呂へ決定」      

しかし、屋上露天風呂は、手すり付きの階段が6段あります。

車椅子を持ち上げるイメージで階段手前へ着いたら「これなら、自分の力で行ける!手すりがあれば問題ないで!」

ご自分の力で、階段昇降ができました。

「雄大な三河湾の景色に心が癒された感じ。」付添の職員様も見守りながら、一緒に入浴。

職員様曰く、

「施設内では、体験できない事が旅先ではできるし、こんな潜在能力があったなんて・・・・・・」

「高齢化が進むと、能力が落ちるが、こちらで、一方的に決め付けられない・・・・・・」って。そして

「でも、本人は大丈夫って言っても、本当は大丈夫でないこともあるから、見極める目が必要」って。

 

三重県御殿場浜の潮干狩りのバリアフリー度 090708

一般企業の日帰り親睦会で、三重県の御殿場浜へ行ってきました。

京都から観光バスで2時間30分で着きますので、先に松阪で昼食後

御殿場浜に着いたら、堤防が、階段ではなくて、スロープになっています。

と、いうか、意識して作ったのではないようです。

なぜなら、急な坂道9%ぐらいです。登りは、3人がかりで3m頑張りましょう。

浜茶屋の中は、昔のまま雰囲気です。おじいちゃんおばあちゃんは               御殿場浜の潮干狩り

懐かしくなる雰囲気ですよ。

車椅子でも、砂浜は移動しずらいけど、波打ち際まで行きましょうね。きっと、楽しい1日になると思います。

小上がりの座敷に、乗り移りして、はまぐりやあさりを炭火で焼いて食べるのはおいしいですね。

浜茶屋のトイレは、昔のままで、和式ですが、駐車場の公衆トイレは、多目的もありますよ。

最近は、どこでも、トイレはなんとかなりそうです。自然との対話。自然の恵みは、人類の暮らしの原点ですね。

浜茶屋のおじさんも、言っていました。「最近は三世代、四世代の家族が増えています。もちろん、杖歩行や

バギー、車いす利用も。」って。一歩一歩環境と意識が受入体制の充実が進んでいます。

これは、各ご家庭の外出意欲がそうさせているのではないかと実感しました。

 

名古屋港水族館と東山ガーデンの昼食 高齢者福祉施設の大型遠足 090610

高齢者福祉施設入居の利用者様約50(車いす利用が45名以上)とご家族や職員様合計107名様。

今まで、京都から名古屋まで、2時間30分が、1時間40分で、所要時間大幅短縮されました。

日帰りレクでも十分問題ないですね。

リフト大型バス3台で、25分の乗り込み時間も想定通り。

現地到着後の、降車時間、トイレ時間、昼食場所への移動時間も予定通り。

東山ガーデンの昼食は1階で「名古屋コーチンすきやき」固いかも・・・・・・

でも、すき焼き鍋への火力が弱かったり・・・・ごはんも冷めて食べづらいかも?

その時のため、レトルトのおかゆを持参したのが正解でした。      

普段食べないものを、外出先では食べられるし、なるたけ常食で手を加えない

ように。でも、職員様は、食事介助では、神経を使っていただき感謝します。

名古屋港水族館は、イルカショウがあり、関西では、遠くまで行かないと

見学できませんので、こんな近い所で見学できるなんて嬉しい限りです。

密室感もなく、広々した館内は、ゆとりがもてる水族館です。

京都から水族館なら、大阪海遊館・神戸須磨水族園・琵琶湖博物館。

しかし、名古屋港水族館もお勧めですよ!

ベイエリアの移動導線もフラットで、雨天用の屋根や、トイレも随所にあり。   

107名様の大型レク、職員様の献身的な接し方や、事前イメージが、

お年寄りに笑顔をもたらしたと思います。

 

奥飛騨ガーデンホテル焼岳のバリアフリー 090426

飛騨高山の奥座敷「奥飛騨温泉郷」に約12年前、鉄筋建ての温泉旅館が登場

周りの平湯、新平湯、福地温泉など昔の面影のある小さな旅館が多いが、

今回は、在宅の高齢者大団体。大きいお風呂で大きい宴会場。館内移動が

容易なホテルを選択しました。

玄関は5段の階段があり、横にスロープがあり、多目的トイレはロビーと2階に。

洋室もあって、何かと利用しやすい感じでしたよ!

お料理はせいろ蒸しと山の幸で健康食ですね。一番のお目当ては温泉です。

源泉かけ流しの男女別露天風呂。手すりがあって、簡単なお手伝いで入浴       

しやすい感じです。一番の圧巻は、混浴大露天風呂〜〜〜!            奥飛騨ガーデンホテルの露天風呂

奥には洞窟風露天風呂もあって一日中楽しめるかも(笑)

湯浴着の着用義務があるので安心です、ご家族一緒に温泉気分満喫です。

要チェックは、2階会食場に多目的トイレはありますが、食事は掘りごたつ式。

テーブル椅子で食事を希望する場合は1階喫茶など他の場所希望等相談しましょう。

さて、翌日は新穂高ローウウェイから穂高連峰展望です。

通常、ロープウェイ駅と山頂展望台へは階段ですが、どうしても不安な場合、

別ルートで階段使わずに楽しめます。しかし、大勢だと対応しきれない場合もあるので注意しましょうね。

 

なばなの里日帰り 入浴裏ワザ ばりふり夢ツアー 090426

ご夫婦24名様をお連れして、三重県長島温泉なばなの里へ。

[はなぐるまの会]という、介護タクシーグループの、“介護タクシーさくら“さんに

大変お世話になりました。

なばなの里では、チューリップ祭りが開催中でお花の一番いい時期ですね。

今回はちょっとした「ドラマ」がありました。

園内に「里の湯」という温泉があり、事前に下見に伺った時の話です。

北見「車椅子利用の方が温泉入浴させてあげたいのですが・・・」

スタッフ「車椅子のまま玄関から入れません」                        

スタッフ「車椅子のまま脱衣場から浴室へ行けません」       

スタッフ「介助者も海パンTシャツ禁止です」

北見「わかりました。工夫しましょう」ということです。

以前、施設職員が行った出来事で苦情などがあったのかも。

それならばと、私はいつもの裏ワザを使おうと工夫してみました。

外出用車椅子と別に、入浴用シャワーキャリーを持参して

入口から乗り移り、脱衣場へ。服を脱いで、そのまま浴室へ。

海パンTシャツの代わりに、裏ワザは、「湯浴着」です。

前日、添乗で奥飛騨ガーデンホテル焼岳さんの社長様から、

お客様へのおもてなしサービスのため、湯浴着を着用して

入浴サポートしたいのですが・・・・・とお願い。

社長様の話。「お客様へのお気持ちが良くわかりました。

是非使って下さい」とのこと。涙が出るほど嬉しかったです。<その湯浴着着用している写真は上です>

当日は、久しぶりの温泉で気持ちよさそうな笑顔は最高ですね。

 

伊勢志摩相差の海女小屋さんのバリアフリー 090311

相差の海女小屋さんに、2132回も行きました。だって、美味しいし

海女さん達の真心が、旅を醍醐味を、味わえる。最高の場所です。

ここは、町内会が運営しており、旅行業者の契約なんてできるわけないから

本当の味を楽しめるところですよ。

京都の和菓子屋さんの旅行で昼食して、2日後、車いす利用の皆様と、旅の

一時を楽しみました。乗用車は小屋の横に駐車場があり、バスだと前の港に

駐車します。トイレは、公衆トイレで、階段と和式です。  

資料館のトイレが多目的になっています(車で3)。人情豊かな相差へどうぞ。

値段は、3500円が基本。別注あわび2500円、伊勢エビ2500円。

テーブル椅子で食べられるし、車を置いてからの導線も安心です。

さざえ・おおあさりなど貝が多く、食べずらい方もおいでかもしれませんが

是非、訪ねてみてください。事前予約が必要ですよ!  

 

鳥羽安楽島温泉「海女の島」心のバリアフリー 090228

京都のとある組合の研修旅行で鳥羽の安楽島温泉「海女の島」へ。

昭和時代のままのクラッシックな小さなお宿ですが、鳥羽の宿の狙い目は、大きなリゾートホテルよりも、

小さいお宿の方が、本当の鳥羽の旅が満喫できるじゃないかな?鳥羽初の自家源泉をもつ海女の島は、館内移動も段差なし。

でも、大浴場へ行くアプローチのスロープが8%でちょっときついかも。

トイレは洋式ばかりですが、多目的トイレがロビーと1階宴会場に男女各1あり、

合計4か所です。しかし、トイレの中はドアを半開き状態で便器へ移乗します。

全室和室ですが、簡易ベットが数台あります。一番嬉しいのは、お客様はみんな一緒で、

特別な意識はもっていません。自然体で、スマートで、親切で、心温かなお宿ですよ。

 

三河湾吉良温泉竜宮ホテルと ちくわ工場のホットなおもてなし 081208

老人クラブの1泊旅行で、三河湾の吉良温泉「竜宮ホテル」へ行ってきました。

ご近所の温泉は、西浦温泉・三谷温泉・形原温泉など古くからの温泉があり、旅館数もたくさん。関東と関西の間でもあり昔は

賑わっていました。

最近、他の観光地の素材に押されてしまい、旅館独自の特色と周辺観光地を発掘して紹介できる必要性があり、

どの旅館も懸命に頑張っていますよ!今回の竜宮ホテルは、低料金でも、ものすごい品数のお料理が特色。

それと、客室係のお姉さんのおもてなしは、お見事です。

私も20数年前からお世話になっているだけに、気心が知れて、安心して泊まれる旅館です。 

館内もフラットで、館内移動も少なく、和室や洋室も綺麗です。宴会場に低めの椅子を用意していただき、感謝です。

大浴場は温泉ではないが、露天風呂は新潟の温泉を人工的に引いています。是非、訪ねてみてください。

さて、立寄箇所で、西浦温泉入口のヤマサ商店。地元の港で採れたての魚をちくわにして出来たてを試食。買物ができます。

売店のお姉さんは、団体がくると、ゆっくりお話しできないが、今回は小グループで、いろんなトークでものすごく、

アットホームで楽しくお買物ができました。

 

鳥羽安楽島「マリテーム海幸園樹風花」と伊勢神宮 081112

高齢者施設の車椅子利用者様とご家族様と職員様29名で、お伊勢さんの1泊旅行。お宿は、

「マリテーム海幸園樹風花」

ホテルに到着後昼食をとり、大浴場を貸切させていただき、楽しく安心して入浴できました。

ホテルのフロントに「右の写真」のようにパンフレットがありますよ。

お部屋のトイレが使いづらい時は、いろんなところに多目的トイレがあります。

何しろ、温かいおもてなしが、うれしい限りです。

お料理もはじめから刻んで配ぜんするより、

目の前でマナ板と包丁で刻んでいただき(忙しい時は別にして)ましたよ。

原形を見て楽しんでから刻むコンセプトは自然ですね。

翌日は伊勢神宮の内宮拝観。29人中5人ぐらいかと思ったら、ほとんどみんな

お参りに行きたいって!

もちろん職員様も頑張り、玉砂利用電動車いすを警備室から

お借りし、従来の車椅子を空で運び、階段手前で乗り移り、本殿まで空中散歩。

「もう絶対諦めていたお伊勢さん。信じられない」って。

しかし、玉砂利参道が400m。心臓疾患や体力に自信がない方は、

車いす乗車中、微妙な振動が体力消耗の原因になるので要注意です。普段外出機会が少ない方は、昼食と買物と拝観で5時間は

しんどい方もおられます。

職員様は、前日の夜、利用者様の介護で睡眠が1時間〜2時間しかとれず疲労が蓄積します。利用者様が第一ですが、

付添様のストレスや負担軽減も大切ですね。

付添様も安心できる旅の企画も大切ですね。外出先でしかできない、環境にどのように対応していくかの、研修にもなります。

いろいろな経験は、全てにプラスになると思いますね。

 

何もしない贅沢 時間が止まる最高の贅沢 隠れ宿「遊季の里」養老温泉 四日市の観光振興 081112

ご町内の仲良しグループ11名様の1泊旅行。ご高齢でもあり、階段や坂道など長距離歩行はストレスが

たまるのでなるたけ歩かない小さなお宿を選定。養老の滝へは、階段と坂道が100mあり、「わたしはもうだめ」って!!

でも、みんなが「行こうよ!行こうよ!」って励まされ、ゆっくり移動。無事に完歩。「自信がついた」って!!

さて、お宿は「滝元館 遊季の里」一度泊まったら、2度3度足を運ぶ「お宿」

どんな魅力なのだろうか・・・・・・興味津津!私なりに感想を述べると「何もしない贅沢 時間が止まる贅沢」

養老公園の緑に包まれて濃尾平野の夜景が最高!「裏ワザですよ!」                   

更に、お料理は、もちろん一品出しで、すべてのお料理に手作りのまごころが伝わります。

玄関から、すぐに畳で館内はスリッパはなし(トイレはスリッパあり)、従業員の接客も丁寧です。

小さい旅館だからできる繊細さはありがたいですね。

確かに、日常から離れて、どこかへ行こうと思ったら、“滝元館遊季の里”が私の目に浮かぶような気がします。

復路に、四日市市の「萬古焼」ばんこの里会館へ。地場産の陶器の見学ですがここもお勧めですよ!!

土鍋が主流ですが観光客ずれしていない、何とも言えないふれあいに接しました。

 

ホテルナガシマのランチバイキング スタッフの真心に感謝 081103

新名神。上から読んでも「しんめいしん」下から読んでも「しんめいしん」(笑)

新名神が開通して、三重県に行きやすくなりました。京都〜長島温泉まで以前は2時間30分。

今は1時間30分です。

今回は、高齢者福祉施設の日帰りレク。ほとんどの方が車いす利用。

ホテルナガシマでのランチバイキングでは、広々としたレストランの空間で

ゆっくりお食事。トイレもみんな使いやすくて、従業員の接遇が親切。

お客様も大喜び。あっという間に時がながれ出発時間。その後は、

御在所岳ロープウェイの予定でしたが、4日前に土砂崩れで通行止め。

陸地とロープウェイの立体旅行を楽しみにしていたので、            

急きょ、なばなの里に変更。アイランド富士に乗り空中展望台で立体旅行。

そして、ベゴニアガーデンや130万本のコスモス畑は圧巻。          

今回気づいたのは、湯浴みの島フロントに「バリアフリー利用のお客様窓口」

この表示はなんか変ですね。

「安心サポートコーナー」「安心ご相談コーナー」みたいな表示の方が適当かも。

表示の仕方を考えてみるって!!

なばなの里で注意したい事は、足もとが一部コンクリートの地面のため           

車椅子乗車の場合、ゴトゴトした微妙な振動があります。

心臓疾患の方などは、苦痛かもしれません。

ベビーカーや車椅子乗車のお立場に立って、導線だけでもアスファルト舗装

していただくと有り難いですね。                                

これが、「ハードの中にソフトがあり」「ソフトの中にハードがある」分離ではなく、ハードとソフトは一体ですね。

 

雨中の長島「なばなの里」デイサービスセンター様遠足 雨でも楽しいものは楽しい 081028

30万本のコスモスが咲き乱れ、ダリアやベゴニアが普段の生活から、刺激のある世界へ!

高齢者のデイサービスセンター恒例の秋の大型遠足。92名様で楽しんできました。

長島観光開発が経営(花水木・ホテルナガシマ・ホテルオリーブ・ナガシマスパーランド・

湯浴みの島)の「なばなの里」食材形態や導線やトイレなど、職員様が下見でチェック

多目的トイレは随所にありますが、洋式トイレはほとんどありません。

車椅子利用者団体では、そこをチェックしましょうね。さて、

当日を迎えました。しかし、朝から雨模様。「必ず晴れる」って気持ちで

雨対策はほとんどせずに、「雨が降ったら、降ったで、楽しもう!」って!     

小雨と寒さがありましたが、みんな、お花の綺麗さに、ビックリ!!

ご高齢のおばあちゃん、おじいちゃん、ご家族や職員様の笑顔が特に印象的でした。

傘をさして、車いす押しても、傾斜があまりないので余計な力を入れずに移動できました。

雨降りでも、魅力がある事は、何でも挑戦しようって、これが自然の姿。皆様のお姿をみていると、雨でも、行きたい所は行きたい。

また、ひとつ、勉強させていただきました。お世話になった、長島温泉の予約センター様、本当に感謝しています。

お客様にも、もちろん、もちろん、感謝。感謝です。

              

松阪牛ステーキを食べに商店街の旅行で裏ワザ 080910

後期高齢者が大多数の24名様の旅行。普段お肉系統は控えるのですが、日本を代表する「松阪牛のステーキ」なら行きたい!

生のお声を実現するため、持ち前の現場力と情報収集力を発揮しましたよ。

しかし、松阪牛はスキヤキのお店が多くて、日曜日でもあり24人のステーキともなると

どこのお店も断られっぱなし・・・↓。

更に、食品偽装の問題から、松阪でも、国産牛ステーキしか取り扱っていない店が増え、

狭き門を探し続けました。

高齢者中心でもあり、テーブル椅子席で貸切個室を希望され、車いすやバギー利用者も。 

多目的トイレや洋式トイレもあるレストラン。団体旅行なので予算の範囲もある。

ウァー!バリアばかりじゃん!! バリアが多いと燃えてしまう「きたみ」です!

そこで、28年前から取引のある、松阪牛の大衆レストランに頼み込みました。

テーブル椅子席は、国産牛バイキングのため、ワサワサしているので、お座敷になる。      

座イスや低めの椅子もないので、瓶ジュースのケースを使おうかと考えましたが、

幹事さん(酒屋さん)の手持ちのケース6個を包装して観光バスに積込んで持参しました。

幹事さんの真心がお客様にも伝わり、条件通りに特上A5のステーキコース200gを       

安心してご賞味いただけましたよ!!  あぁ〜よかった!! 

<感謝しています!松阪牛レストラン様 地元旅行会社「旅日記山出様」>

観光地は、信楽焼窯元と、伊勢神宮内宮。伊勢太鼓などの行事があり大勢の観光客。でも、現地で電動車いすをレンタルして、

お参りができました。「内宮はもう諦めていた」って。良かったですね!<伊勢志摩バリアフリーツアーセンター様 感謝です>

  

鳥羽安楽島・海女乃島へ 初めての団体様 リフレッシュ旅行 080709

新名神高速道路(滋賀草津〜三重亀山)が開通し、京都から鳥羽まで2時間30分で行けるようになりました。

日常、介護に奮闘されているご家族様とご本人様と

世話人様の1泊旅行

さすがに23回目の旅行との事で、旅のだんどりが素晴らしいです。

今日のお宿は、鳥羽安楽島温泉・海女乃島さん。

今回、お客様とは、初めてご一緒。初対面の方々ばかりで、

少々緊張してしまいました。テーブル椅子でのお食事。部屋は和室。

トイレは洋式。バスの乗り降りの時間や、

歩行導線など。車いす1台持ち込みなどをイメージして、もっと、見守りや、サポートが

必要と考えていましたが、ほとんど自力で楽しんでおられました。そこで、考えたのですが、受入観光施設は、ほとんど、

初対面なので、どの程度のお手伝い等情報が不足してチェックインまでわからないことです。

今回、テーブル椅子食で、畳を取り払い、上履きのままの宴会場で設営しましたが、今回は、畳の上にテーブル

椅子でも、大丈夫な方々ばかりでした。

写真のように会場間仕切りの足元に誰でも、つまづくような段差が! 思わず、目印を付けました。

お宿の「海女乃島」は、パンフレットやホームページでは、言い表せない「魅力」がありますね。

私も、20年前から、良く泊まっていましたが、おもてなしが変わっていない、なんか、落ち着くんですよね。

受け入れの姿勢が、ユニバーサルで本当に良かったです!

外出しておしゃべりすることが心身のリフレッシュにつながりますね。

 

鳥羽扇野温泉・扇芳閣と相差海女小屋で昼食 080625

ブログに度々登場する「扇芳閣」今回は、男性ばかり13名様で行ってきました。宴会時飲み放題で普通の

コンパニオン3人呼んで、宴会は大盛り上がり!北見が持参した仮装衣装に初めは、

お客様が着て遊んでいましたが、コンパニオンのチーフがチマチョゴリを着てからは、他のコンパさんも着てあっと

言う間の2時間でした。もちろん延長2時間しましたよ!北見が泊まった部屋は、たまたま半BFルーム?

1人部屋の洋室ですが誰でも安心して泊まれるような部屋(20B号室)でした。ここの部屋、枕が5種類ある!

ゆっくり眠ってもらうための配慮のようです!すごいいですね!

2日目は、三重県の相差(おうさつ)町の港である、海女小屋で、海女さんのお話を聞きながら、現役の海女さんが

近海で獲れた「さざえ・カキ・干物・イカなど」なぜかお餅まで焼いていただきましたよ

地元人とのふれあい(観光ずれしていない)が、本当に和やかなひと時を過ごし

旅のだいご味も味わえました!最後に「うに飯」が最高でしたよ!

地域振興の活性化に役立つと思います。領収書をみると、「相差町町内会」になっていました!

 

伊勢神宮内宮へ「夢を実現」特別養護老人ホームの1泊 鳥羽 マリテーム海幸園樹風花の真心に感謝 071205

諦めていた「お伊勢さん」でも、入居者様の自己実現のため施設職員様とご家族様の「夢を叶えたい」との思いが遂に実現

京都から所要3時間30分と体力的に厳しいという「保身」の考えでは、何も出来ません。まず、心のバリアを乗り越えて、挑戦!

初日は、ホテルへ直行し、昼食と、大浴場貸切。その後、鳥羽湾めぐりにお出かけしました。

今夜の宿は、「マリテーム海幸園樹風花」                          

私が、20台前半(当時民宿旅館)からお世話になっているホテル。 女将さんも、娘さん(同世代)も昔なじみです。

和洋室が並ぶ廊下に、多目的トイレがあり、大浴場の脱衣室まで多目的トイレ。大浴場も入浴

しやすくて、館内移動もラクラクでしたよ

宴会の料理で刻み食希望の方がおられましたが、せっかくの旅行なので、常食形態で配膳し、刻みをお願いしたら、

なんと!女将さんが目の前で包丁とまな板で刻んでくれましたよ!

「刻み方は色々なので、何でもおっしゃってください!」なんと嬉しい言葉でしょう。この日は、

運よくホテルが空いていたので、このような刻み方ができたのでしょう。

更に、私が北陸から持ってきた、加賀福をデザートのお皿に、勝手に置いて、食べてもらいました。

「赤福みたい」って、懐かしい味に舌鼓でした。他にも沢山の「まごころがヒシヒシと伝わってきました」でも、

更にスキルアップのため、私に改善点などを聞かれたり、全国的には有名ではないけれど日本文化の宿の

「真心のおもてなし」がそこにあったと感じました。女将さんが現場で接する姿が周りの従業員さんやお客様に波動が沸き起こる

大変有望で、模範的なお宿でした。是非、ご利用下さいね。マリテーム海幸園樹風花HP http://www6.ocn.ne.jp/~maritime/

観光業は福祉発想では行き詰ります。サービス業として、ヒトとして当り前の新たなおもてなし発想が大切

 

翌日、朝から雨模様・・・今回のメイン「お伊勢さん内宮」、車椅子利用17名様で、付き添い25名様

傘をさして、内宮の玉砂利をウイリー移動は、超厳しい!でも、ホテル出発の時、雨が止みました。ラッキー!!!

日本交通(リフトバス)のバスガイドさんの案内で、宇治橋から、いよいよ「夢 実現」がスタートみんなの表情が、

気合と喜びに満ちながら、玉砂利を進んで行き、本殿手前から、30段の車椅子持ち上げ空中散歩で、本殿到着。

お参りが済んで、帰りは、新設のスロープで、20段の下り階段を全員下りきった時思わず、みんなで拍手!拍手!   

帰りの参道では、みんなの、目がキラキラ輝き、最高の表情でしたよ!

良かったね!頑張れば何でも出来るね!って。車椅子から降りて、手引きで階段を登った方も

「嬉しい!諦めていた お伊勢さんにお参りできて!」

 

人であるがゆえに、誰もが、したい事、行きたい事がありますみんなのベクトルが一致した時、最高の旅が完成する。 

映画の主役がお客様で、その主役が最高だから最高の映画が完成する。その周り裏方役の、 職員様・ご家族様・観光バスの運転手さん

バスガイドさん、旅館さん、天気、添乗員みんなみんなが一体になれば、最高の旅の足跡が積まれる

その人の活きる活力と生きがいが生まれて 人生の最高の1ページができるんだなぁ・・・・

                                                

伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 野口さんが駆けつけて来られました 071205

お伊勢さんの旅行中、1便早い遊覧船に乗れたおかげで、下船後、鳥羽一番街に買物に行く事に、鳥羽一番街といえば、

「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター」があります。私は、最近、鳥羽に行ったら、

お買物として良く利用しています。この日、お客様がお買い物中に、野原さんと談笑

していました。この日は、野口さんは、不在との事でしたが、

突然「北見さ〜ん」との声。「あっ野口さん」

そうです、駆けつけてきて頂いたのです。嬉し〜い!

野口さんとは、伊勢志摩地域の情報や、新たな旅行タイプの情報や、ご当地素材の

タイムリーなを交換しています。又、お互いの取り組みの中で、共通点が多いので

意気投合しています。

鳥羽と京都は遠いようで近いし、日本を代表する観光地の一つ       

これからも、更に、知恵をだして、現場人として頑張りましょう!伊勢志摩バリアフリーツアーセンターHP http://www.barifuri.com/

                              

新穂高温泉 山のホテルのバリアフリー070610

奥飛騨温泉郷には、沢山の温泉がある中、11名で個室宴会と二次会ができるホテルをお客様がご要望

山のホテルに宿泊しました。蒲田川沿いのホテルは、和室と洋室の比率が半々といった所。

入り口だけ「石畳」で歩きづらいですが、館内は階段無しで移動できます。

(一部急なスロープあり)。多目的トイレはありませんが、ベットは有難いですね。館内の大浴場と

露天風呂も入りやすいですが、道路を渡って、川沿いにある、大露天風呂は是非挑戦してみてください

道路から「スロープカー」に乗って川まで降りて、横幅90cmの階段8(途中曲がってます)を降りたらあります。

混浴ですが、女性は湯あみ着をレンタル(300円)か、女性専用露天風呂もあります。  

せっかく、ここまで来たら、一緒に入りましょうよ(笑)   コメント0

 

ばりふり夢ツアー 高山グリーンホテルで露天風呂と新穂高ロープウェイ070425

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 新穂高山頂 (2)ばりふり夢ツアーもご好評いただき、6回目。家族旅行のような少人数の温泉旅行。介護でお疲れのご家族さまのリフレッシュや、

説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 説明: 高山グリーン村山氏撮影一歩ずつお元気になっていくお客様これまでの夢ツアーは

05年秋 比叡山紅葉独り占め日帰り

05年冬 京都のイルミネーション日帰り

06年春 淡路島1泊 リフト付き貸切温泉と七福神

06年秋 鳥取砂丘を車椅子で 温泉1泊と大浴場に挑戦

06年冬 神戸ルミナリエ ハートフルデー

07年春 高山温泉で大露天風呂に初挑戦

ご病気されてから諦めていた、温泉旅行

家に閉じこもってばかりでは気がめいってしまいますよね。で、今回は更にスキルアップして、

貸切温泉でもなく、大浴場でもなくみんなが使う、大露天風呂に挑戦しましたよ!

ご自身で立つ事はできないけど、みんなの想いが一緒になればなんでもできるんだと、実感しました。

私と、みどりケアタクシーの川辺さんと入浴のお手伝いをし、旅館のスタッフもバスタオルなどの荷物

運びのご協力。

旅館スタッフも車椅子で露天風呂に入られるお客様は初めてだと感動。

ほんで、露天風呂に入っていた他のお客様(名古屋から)も入浴時に手伝って下さいました。

出逢い・ふれあい・心の豊かさ そのもの。嬉しい!これが、旅の原点・本質です。

介護疲れの奥様方はゆっくり寛いでいただきました。何しろ、一番の感動が、この笑顔です。

お世話になった「高山グリーンホテルさん」は誰もが安心してお楽しみ頂けるよう高山市との連携でバリアフリー先進として取組んで

おられます。館内やお部屋やリフト付き貸切大浴場など、全ての面で配慮されていましたよ。是非ご利用されたらいかがですか?

お客様にとって、ホテルに対して

「どこまで聞いたらいいかわからない」

「どこまでしてもらえるかわからない」など不安もあると思いますしかし、正直に何でも聞いてみたらいいと思いますよ。

ただ、旅館に到着してから「あれして これして」って頼まれても準備が間に合わない場合がありますから、事前に聞きましょうね。

翌朝は、青空の下、新穂高ロープウェイへ車椅子のまま挑戦

日本でも、車椅子を持ち上げずに利用できるロープウェイはここだけ。不安と期待で乗車。1回乗り継いで、標高2156m

西穂高口の展望台。西穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳などの北アルプスの山々が360度の大パノラマ。

まるで、パンフレットの写真が立体して飛び出してきた感じ。氷点下1℃なのに、寒くない・・・なんでだろう

最高の想い出を胸にしまって、帰途に着きましたが、帰り道はお疲れでお休みする方がほとんどですが、

今回は、みんな眠らず、ずっ〜と、お喋りしながら帰ってきました。普段無口なお父様同士も、別れ際に、

「また、行きましょう」って、会話をされていましたよ。

今度は、北陸の温泉で、花火大会か、夏祭りでも行きたいって!

夢ツアーは、最少催行人員4名 最大催行人員8名ぐらいまでの家族風旅行です。

みんな一緒に元気になりましょうね。

                               コメント0

 

日本三名湯 下呂温泉ホテル水明館と恵那峡遊覧船 金華山ロープウェイ061202           <先頭へ>

  京都の養護老人ホームに入居されている方々と、職員の皆様で、泊まったホテル水明館

  90%〜50%車椅子移動の方が多い為、お客様のご要望で設備面の条件が合うホテルを探しました

  和洋室4部屋・トイレは洋式・宴会場まで階段無し・宴会場の近くに洋式トイレ・大浴場の移動導線など

  多目的トイレはありませんが、客室内や共有トイレは広めで通常トイレでも使い易かったですね。

  若女将と総支配人とお話しする機会がありました。

  最近、ご高齢の方や車椅子利用の方など増えてきてバリアフリールームや

バリアフリー温泉や車椅子トイレなどの名称で改修も考えていましたが、お客様のタイプは様々であえて、特化した名称

(バリアフリー・・)で考えていない。

との事お客様に喜んで頂くため、階段移動やトイレの不安があれば事前に館内の設備面情報を提供し、

人的なお手伝いが必要であれば「真心おもてなし」で接します、と。うぁ〜すごい!その通りですよね。

更にステップアップして、その取り組みを、全国に情報発信する手段が欲しいですね。

恵那峡遊覧船は駐車場から150m手前に止めて坂道を歩きますが、今回、遊覧船の従業員さんがワゴン車で

送迎していただきました。

乗船時は急なスロープでしたがみんなで助け合い満喫満喫.金華山ロープウェイも階段が20段ありましたが、

車椅子をみんなで持ち上げ綺麗な景色を見れたし一般の観光客(若い男女さん)も手を差し伸べてお手伝い。

なんか、ほのぼのしましたよ。

 

新幹線で吉良温泉へ 養護老人ホーム様061119

  今まで新幹線に乗ったことが無いとのお年寄りのご希望で、

京都駅〜三河安城駅間を新幹線利用で

  愛知三河湾の「吉良温泉 竜宮ホテル」

  新幹線乗車もスムーズにでき、駅からホテルマイクロバスのお迎え

  早めに着き、ホテル前の海岸で散歩。

  温泉、宴会して夜は手持ち花火で締めくくり非日常生活を楽しむ為

園内ではできない事を目いっぱいエンジョイしてきましたよ。 今度は、飛行機に乗りたいって

 

長島温泉 ホテルオリーブ宿泊 障害者デイサービス様061119

  知的障害者デイサービスをご利用されているお客様と職員さまの長島温泉1泊2

  昨年は大浴場を貸切したのですが、貸切風呂を使わずにみんなと一緒に温泉に入りました。

  楽しい時はおもいっきり自己表現し、悲しい時も素直に表現されます。付添職員の皆様も、私が普段から言っている「一人のヒトは

一人のヒト」との思いで、一人の個性や性格を大切に一緒に旅を楽しむ、姿を垣間見て、「本来の真心のおもてなし」を実感しました

団体旅行の中にも、一人の尊厳を大切にされています

  ユニバーサルデザインやバリアフリーの観点ではみんな設備重視で、心が追いついていかないですね

  商業性が出ることが、消費者のニーズかも・・・ しかし、設備重視で時代が進めば進むほど、知的障害を持つ方々の、ユニバーサ

ルデザインは 一番遅れるように思います。今回は旅の本質・原点をあらためて見直すことができました。感謝!感激です。

 

明治村のバリアフリー 養護老人ホームの日帰り遠足 村内段差は少ないけれど・・・・反省点061028<先頭へ>

 私も明治村は20年ぶりかな?昔行った時は、坂が少しあって高齢者の方々もみんな安心して行けてたのに・・・・・?

 その甘えがあったような気がしました。20年前は「バリアフリー」という言葉も無く、階段が少ないだけで「これが当り前」の

時代だった気がします。お客様に対して少々反省しています。

 でも、介護予防の観点から、個々の能力を各グループに分けて最大限に挑戦いただいた事に感謝です。何があったの?って?

明治村といえば、帝国ホテルや市電、蒸気機関車や、宇治山田郵便局など、昔懐かしい建物や明治時代の服装を着たスタッフが

お出迎えするような、高齢者向きでもある観光施設と思っていました.確かに、階段がある所には、坂道でスロープになっていますが、

大回りした急坂で歩行者も車椅子も体力が消耗します。村内バスは15人乗りで20分おき、京都市電はステップが40cm

ぐらいで乗りづらく各建物には、必ず段差があり、自力では建物内に入ることは至難の技です。多目的トイレも3箇所しかないです。

4人乗りのランドカーがあれば安心ですが・・・・

独歩のお客様が坂道を歩き出したので「車椅子持ってきましょうか?」って聞いたら

「いらない 大丈夫」ていわれ、私は見守りながら付いていたのですが、だんだん腰が曲がってきたのですが、

何とかベンチまで辿り着きました。職員の方から「心臓にテープを貼っている」とお聞きしました

反省@「うかつに本人が大丈夫と言われても、事前に付添の職員様や家族様にお聞きする事」

見学が終わり明治村食堂の前に行ったら階段が50段で坂道がココだけ無かった。ガーン!行くには、正門まで戻り、

村外から入るのに300m移動なんてできなく、階段を使いました。車椅子は持ち上げ移動です。

御一人体調が悪くなり食事ができなかったり。明治村から事前又は入村時に移動の説明がなく、

私は久しぶりに従業員に対して怒りました。

反省A明治村のホームページや当日貰える村内地図だけで判断しない方が良い

坂道の勾配はわかりません(行ってみないと)

  反省B現在の観光施設のユニバーサルデザインの感覚で行かず坂道多いと思って行く事

  でも、明治村に行きたいという「お客様の夢」をみんなご無事で実現でき、帰りには充実感がバスの中で

  漂っていました。行かれた皆様、誠にご理解ご協力有難うございました。

 

岐阜長良川温泉 すぎ山 女将さん来社  階段ばかりの館内をユニバーサルデザインへ060812 <先頭へ>

 先日、鵜飼で有名な「岐阜長良川温泉 鵜庄の宿 すぎ山」 女将さんが来社されご高齢でもお身体に不安が有っても楽しんで

いただく為に、遠路多忙な中、当社に来社されました。

 設備も大事ですが、真心のおもてなしの意識改革をされておられます。感謝!感激!しました。

 おもてなしの基本ともいうべき「お客様の視線に立って階段やトイレが自律して使いづらくても、真心の接遇で従業員が

一体になり取組んでおられます。 しかし、時代の意識の流れでしょうか

 公共機関や大規模旅館など、お金をかけて階段や段差解消、多目的トイレを増築など設備が整ってきました

 鵜庄の宿 すぎ山は、長良川の堤防沿いにあり、絶好の立地条件ですが、川が増水した場合のため、1階に玄関を作れず、

1階からエレベーターも水が入るため設置できない物理的に、階段しか2階の玄関へ行けない構造になっています。

 車椅子やお足が悪い方など、椅子で持ち上げ階段を登りチェックインしているそうです。 玄関ロビーも段差ばかりです。

宿泊単価の競争などで、設備投資をどのようにして、UD化に取組んでいけば良いか。

行政からの補助もありません。

 課題は山積していますが、近々に、現場の空気と心、そして設備を視察に伺いたいと思います。

 全てが「おもてなしされる側、おもてなしさせて頂く側、コーディネートさせて頂く側」 みんながハッピーになれますように

 

伊勢志摩還暦旅行 内宮・二見浦のバリアフリー060612

20年近くお世話になっている、ご町内の仲良しグループ(ご夫婦)旅行。5年前から還暦をお迎えの方にみんなでお祝いしようと、

お客様が赤い(チャンチャンコ・帽子・ふんどし)を用意し、鯛の塩焼きとお赤飯を注文し、コスプレ宴会。

今年、還暦祝いが最終との事で、近くてご馳走があり温泉で・・・伊勢志摩の渡鹿野島の温泉 福寿荘へ宿泊。

途中、伊勢神宮内宮おかげ横丁で昼食。その日は、お木曳きの最終日で賑やか。参道は250mほどで玉砂利が深く

歩きづらいですが早い方と遅い方・・・自然に差がついてしまいます.本殿手前の杉の木にみんな耳を近づけ(何も聞こえませんが)

他のお客さんも真似するんですよね!(笑)

足腰が心配な方のため、宇治橋(入口)横の警備事務所に「玉砂利でもスイスイ車椅子レンタル」6台〜7台ぐらい用意しています

夫婦岩も「夫婦岩ニューパーク」前に「レンタル車椅子(有料500円)」がありました。店の主人は「車椅子代の元を取るまでは

有料でお願いしています」との事。

サービス業では補助金がありませんのでその通りですよね。レンタサイクルを無料で貸すお店なんてありませんしね

今回のお客様で今のご主人と40年前に夫婦岩の赤い橋の前で撮った写真をずっと手元に持っていてその場所が見つかり大感動!

思わず40年前と同じ場所で記念写真・・・なんか、私も嬉しくなってしまいました。

還暦を過ぎると身体のいろんな所が心配になってくるようで、「これが最後かもしれないけど目イッパイ楽しみたい」 

「死ぬまで付き合ってくれよ」って。 嬉しい!嬉しい!後悔しないように人生の想い出を作る事が「心の豊かさ」かな?

帰りに、鳥羽一番街でお客様は赤福買っている最中に、お世話になっている「伊勢志摩バリアフリーツアーセンター 

野口あゆみさん」に顔を出してきました。(お木曳き後で腕腰が筋肉痛だって!忙しくしていました)

 

谷汲山華厳寺へ杖歩行の要介護1のお客様が階段100060317               <先頭へ>

老人クラブの旅行で、18名の内お一人様が要介護1認定で、普段でも手引きと杖歩行。温泉も一人では不安で私と一緒に入りました。

1年3回の旅行が楽しみで、今回は生まれ故郷の岐阜大垣の北、西国三十三番札所谷汲山華厳寺へ行きました。

バスは山門まで入り、そこから石畳で150m、そこから階段が100段。でも、先祖の回向のためご祈祷のため、挑戦しました。

もちろん、みんなが応援して無事念願の回向ができました。お連れの90歳のお友達も頑張り、感無量でしたよ。

お参りの後は、参道近くの「水月亭」で昼食メニューは「健脳食」で写真の通りでしたが、私が少し食べた後の写真ですみません・

でも、早春の料理でナント1575円!色やお味、食材も身体に優しく美味しかったですよ〜〜〜!

水月亭さんは、谷汲村でいち早くバリフリに取り組み、10年前に建てた施設を2年前に設備のバリフリ化に努め、

現存のトイレを大工事することなく福祉施設を視察したり、知恵を出しあって改装されました。

良いモデルだと思いますよ〜〜〜!その後は、長良川温泉の展望露天風呂で楽しんで、宴会もご満悦。

2日目は中部国際空港でお土産タイム

ユニバーサルデザインの空港として世界にも有名な空港ですがチェックインカウンター付近やショップの辺りは、

腰掛ける椅子がフロアーの両サイドしかなく、歩いて椅子まで移動も大変。お客様数人が困っていましたので、インフォメーションから

車イス4台を借りて売店前に置いて「インスタント休憩椅子」を設置しちゃった。みんながお土産買っている間の待ち時間30分は

立ったままは、誰でも堪えますよね。やはり現場での対応は色々あります。

 

老人クラブ 長良川温泉の事前打合せ060301

京都市内の老人クラブ様(25年間お世話になっています)の旅行が1週間後、お部屋割りやご集金に役員の皆様6名の席に伺いました。

18名様のご参加で、打合せを進めていた所、一部の役員さんが2日目のコースを変えて欲しいとの事。

案内状(スケジュール)をお配りした後のため、特別の場合を除いては無理。しかし、お天気の都合や寒さ、風などの条件で、

お客様と相談して行きたい所へ行きましょう。当日変えてもOKです。と、一件落着。バスツアーでは、絶対変えられませんね。

旅行業法の特別補償規定に盛り込まれています。変えたら旅行会社が罰金を支払わなければなりません。

なんで、このような法律を作ったのでしょうかねぇ。

お客様のその日の健康状態・天候などで、行きたい所へご一緒に行きたいですよね。

今回のお客様は、杖歩行でお風呂はサポートが必要な方のいらっしゃいます

もちろん、私もご一緒にお風呂に入り、背中擦ったり、湯船にお手引きにしたりお風呂から浮かないように支えたり、一緒に楽しみます。

 

伊勢志摩バリアフリーツアー促進フォーラムに参加060224                    <先頭へ>

全国に先駆けて地域の観光バリアフリー化を推進している

NPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンター事務局長の尊敬する「野口あゆみさん」からお声を掛けていただき(感謝です!)

鳥羽扇野温泉扇芳閣さんにて基調講演やパネルディスカッションを拝聴させて頂きました。

私がプログで言っていることと、ほぼ同じ観点であったことに感激です。

数ある話の中で印象に残った事は友人数人の中で車イス利用の友人が「近くの喫茶店で美味しいコーヒーを飲みたい」と言われました。

そこで、通常「段差が無く、使いやすいトイレを第一優先で考えてしまいます。しかし、それは間違いです。

車イスだろうが、なんであろうが「近くて美味しい喫茶店を探す事」なんです。段差が無くても、トイレが使いやすくても、

喫茶店に魅力が無ければお客さんは来ないんです。言い換えれば、スロープを付けても多目的トイレを250万円掛けて作っても、

その旅館や街に魅力が無ければお客様は来ないんです。

設備面のバリアフリー化を実践したら、お客さんが増えると勘違いされている機関が多いと思います。

魅力のある素材は、旅館のソフト面であり、街ぐるみの活性化が必要ではないでしょうか。

今回のフォーラムで更にスキルアップできたように思えました。

伊勢志摩のような街がひとつひとつ増え全国に波及し、その地域(点)を線で結び平面から立体化する役目が、お客様との接点の深い私達

旅行会社の役割ではないでしょうか。感謝!感謝!です。伊勢志摩バリアフリーツアーセンターさまさま。

 

三重 榊原温泉9連泊療養の話060224

忍者で有名な三重県伊賀上野の近くに、榊原温泉があります。普段は椅子とベットと車椅子が欠かさない生活をされている、

お客様が介護者付き添いのもと、「湯元榊原館」に9連泊されました。

お部屋はベットと和室があり車椅子用トイレと浴室が完備され、貸切露天風呂も介助用にもなっており、お客様のご希望通り

しかし、9連泊ともなると、料理が4泊目から同じ料理に…昼食レストランは車で15分、洗濯も車で15分・・事前にご理解頂いて

いたのですがその場になってみると…そこで、ホテルの心のおもてなしが大切になってきました。従業員さんが、昼食におにぎりを

差し入れしたり、洗濯も手洗いしましょうか…など、お料理は、料理長と綿密に相談したり…10日間いろいろあったと思いますが、

長年の夢が実現できて良かったですね

さらに、上には上がいらっしゃいました

先日、鳥取三朝温泉「三朝館」へ添乗で行った時のこと。

なんと!30連泊されたそうです。中規模の観光ホテルですので、料理の食材は通常会席料理。しかし、お客様のご要望に応えて普段の

家庭料理をこしらえ、滞在していただいたとの事。

療養旅行は長期滞在が多く、湯治場のような宿泊施設は古い旅館が多く客室・風呂など設備がイマイチかな!

これから増えると思うんですが