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コラム・その他 コラム＆ブログ 全国ふりふり体験 |
2005年4月～今まで 旅のエピソードや想いがいっぱい！
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２０１４年かがやき総括 新たな一歩へ 141231
この一年は皆様にとって、いかがな年でしたか？
いろんな話題がありましたね。
私にとっては、設立から１０年間社会貢献活動の、バリアフリー旅行ネットワークを退会しました。
そして、時代の流れとともに、新たな第一歩を歩んだ年でもありました。
３０年前、１０年前と比較すると、受入環境に理解と工夫が進み、誰でも外出しやすくなりましたね。
そこで、今回は２０１４年の総括してみました。
●コラム＆ブログ旅先体験を ＦＡＣＥＢＯＯＫに４６箇所６３エピソードを徐々に移行 ＦＢ
全国旅体験５００件超え 重複してきたので、新たなエピソード時にアップ
●１０年間続けてきたバリアフリー旅行ネットワークを退会し次のステップへ 20140205
私の思いが詰まっていますので、どうぞご覧下さいね
●我が国の温泉文化 これからどうなる訪日客増加による人権について 20140514
おもてなしの原点は、時間や規則の順守、周囲の姿、心を理解する 閉鎖的な日本文化を・・・
●地獄谷温泉の超難路と白馬熱気球 バリアフリーとは困難を乗り越えること 21040813
車いすのまま「地獄谷温泉、長野県白馬の熱気球」のエピソード
●北海道美瑛のペンション“うねうね畑とくもの月”と旭山動物園 20141022
仙台在住のお客様が京都の弊社に北海道旅行のご利用
利用者の皆様、今年もお世話になり誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 北見貴志
ホスピタリティツーリズム専門学校大阪のおもてなし授業 140607
３年前から、２年生の授業に、バリアフリー旅行をテーマにゲスト講師。
初めは２回授業が、３回に。そして今回は更に増えて、４回目授業が
バリアフリー旅行フィールドワークを実施しました。
お招きいただいた「ホスピタリティツーリズム専門学校大阪」様に
未来の旅行のプロを育てる絶好の機会。重点を置いていただき感謝です。
教室では、基礎編/定義、概念、歴史 応用編/市場、接遇、考え方
実務編/企画、手配、添乗、実技デモンストレーションを学びました。
そして４回目は京都１日観光で実際の経験を積みます。
リフト付き観光バス/車椅子の乗降と車内移動、空いた車椅子の積込み。
清水寺/急な坂道、清水の舞台の段差越え、音羽の滝、混雑時など
金閣寺/玉砂利移動の工夫 一条妖怪ストリート/目隠しで２名ペアの商店街散策
観光所要時間、乗込み時間、拝観料支払いなどを実際に体験。
清水の舞台では、外国人観光客が私達の姿を見て、お手伝いしたり
金閣寺では、熊本からの観光客が「歩けなくなったので乗せて駐車場まで連れてって欲しい」って。
観光地では、いろんなハプニングがあって、大変勉強になったようです。
来年、旅行業界にデビューする学生達。この経験を糧に、多様化する旅行需要に即応できる「おもてなしの心」で
お客様に幸せを呼び込んで欲しいですね。
我が国の温泉文化 これからどうなる訪日客増加による人権について 140514
２０１４年５月、我が国で人権侵害の事態が起きた場合、欧州連合と日本が経済連携停止可能との
「人権条項」を設けるよう欧州連合が主張しています。
人権侵害と言っても、多岐にわたりますが、温泉利用に限定して考えてみましょう。
温泉入浴では、刺青、タトゥーを入れている方は利用禁止と温泉旅館（日帰り温浴施設含む）が掲示されています。
更に、入館をお断りするケースもあります。これは、反社会勢力は他のお客様への威圧感、危害を及ぼす恐れが
十分考えられる方を対象にしていると思います。
宿泊モデル約款（抜粋）では、
（当ホテル(館)の契約解除権）
第７条 当ホテル（館）は、次に掲げる場合においては、宿泊契約を解除することがあります。
１）宿泊客が宿泊に関し、法令の規定、公の秩序若しくは善良の風俗に反する行為をするおそれがあると
認められるとき、又は同行為をしたと認められるとき。
３）宿泊客が他の宿泊客に著しい迷惑を及ぼす言動をしたとき。
日帰り温浴施設の条例（抜粋）でも
・他の利用者もしくは第三者に対し、その権利を侵害し、損害を与えること、またはその恐れがある行為
・公序良俗及び法令に違反する行為、またはそれらの恐れがある行為
・前各号のほか、弊社が不適切と判断する行為
その国、地域の伝統文化による、刺青、タトゥーをしていて、他のお客様に迷惑が掛かる恐れがあるため入館禁止。
車椅子利用者団体が到着時にロビーがいっぱいの時。大浴場に入浴用介護用品がたくさんある。
大声出して走り回り喜びを表現している知的障害を持つ方。
どれもが、入館お断りの適用範囲に属します。
何を以て、著しい迷惑なのか。権利を侵害されるのか。公序良俗なのか。
損害を受けるお客様の受け止め方は千差万別ですが、明確な人権侵害になります。
２０２０年東京オリンピックが開催され、更に訪日旅行客が増加します。日本文化に興味を持ち、
温泉入浴も増えるでしょう。この約款、条例を適用したら「日本って閉鎖的な国」「人権侵害した国」って。
ユニバーサルツーリズム促進の為には、遅かれ早かれ、クローズアップされることでしょう。
メディアが大きく取り上げたら、宿泊業界がこの問題点を真剣に改善への方向へ進むことでしょう。
あくまでも私見ですが、温泉文化を守りながら、世界中の誰もが我が国の文化に触れてもらえる方法は、
パブリックスペースと、プライベートスペースを完全に分割すること。
これを全てのお客様に１００％周知徹底することができれば、この問題は解決されるでしょう。
１８００年の歴史がある温泉文化だから、簡単には解決できないでしょうね。
いっそのこと、「JAPANESE ONLY」の宿があってもいいのでは？でも難しいですね。永遠の課題かもね。
人権侵害のない日本へ。世界との経済連携活性化へ。おもてなしの心を世界中に発信するために。
１０年間続けてきたバリアフリー旅行ネットワークを退会し次のステップへ 140205
2004年(平成１６年)私が発起人としてバリアフリー旅行の全国普及を行おうと
立ち上げた「バリアフリー旅行ネットワーク」。１０年間本部事務局として
社会貢献活動してきましたが、次世代にバトンを渡す時期と判断し
バリアフリー旅行ネットワークを退会させていただきました。
立ち上げた動機は、１０年前、岡山県、熊本県で身体的障害をもつ団体客が
予定していた温泉旅館で、身体的特徴を理由に宿泊拒否された問題が発生。
それが全国ニュースでクローズアップされました。当時でも２０年以上前から
京都でバリアフリーな旅を提供してきた私にとって、
「全国では、行きたくても行けない人、手伝う人がいない、情報がない」と
困っている人々が沢山いるんだって、驚愕しました。
そんな矢先、トラベルジャーナル専門学校大阪で、バリアフリー旅行の講演を
することになり、質疑応答時にある学生が「北見さんは将来何をしたいですか」
この質問に考えもしなかったことを口走りました。
「全国の旅行会社、旅館、交通関係が一緒に取り組むネットワークを作りたい」
言葉には重みがあります。その後１枚の参画依頼文を作り、ネットで
１００数十件検索して、FAXを一斉送信しました。
同調された１０数名が大阪で集まり初会合して、翌年、６６企業団体で設立。
設立時は本業を犠牲にして、パンフレット、名刺、ホームページ、規約など
役員の方々と準備作業をしていた頃は忘れることができません。
あれから１０年間、紆余曲折、意見の相違もあり、本業を犠牲にしてストレスが溜まる日々。
様々な原因により生活習慣病の数値が悪化しました。しかし
全国の方々との出会い、絆、生きる道など、学ぶことが多すぎるほど「心の財産」を戴きました。
本部事務局として、副会長として様々な思い出が脳裏に浮かんできます。
設立から１０年の間、国土交通省からバリアフリー化推進功労者大臣表彰を受賞、
旅行業界紙にバリアフリー旅行の連載、会員の喜びの声、旅行当事者からの声収集、
中央省庁への意見書提出と意見交換、各地域でのバリアフリー観光化への貢献活動の研修会
東日本大震災発生時による救援作業では、会員からの応援メッセージがたくさん着信され
まとめている時、パソコンメールを叩きながら、こぼれる涙でキーボードが濡れたことも。
今では、１００社(団体)を越えて、揺るぎない基盤が作り上げられました。
今年度から、非営利活動の任意団体から、一般社団法人へ移行するにあたり人材がたくさん育ってきました。
会員が表舞台に立つ機会と、みんなに輝いてもらおうと１０年の節目、法人移行を契機に退会する事になりました。
磐石な地盤と、成熟化したバリアフリー旅行ネットワーク。もうびくともしません。
関わった皆さんにどのように感謝の意を伝えるか、胸を痛ませています。
更なる進化と、需要と供給を取り込み、これからのバリアフリー旅行の発展を祈るばかりです。
私は、これからも、バリアフリーな旅の意義を見つめ直し、高齢者、障害者のためだけでなく
区分することなく、本当の意味のユニバーサルツーリズムの集大成をまとめていきたいと
考えていますので、今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。ネットワークを作って良かった。
生活習慣病の数値も今は、安定してきました。ご安心くださいね。
２０１４年今年の言葉「輝」かがやき 140101
新年あけましておめでとうございます。旧年中は何かとお世話になり有難うございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今年の言葉は“「輝」かがやき”にいたしました。
誰でも、輝きは持っています。
表に出せる方と、心の中に入れたままの方もいらっしゃいます。
心の中から湧きでる輝きこそ、本物です。
美しい姿であり、生きていく中では、いつも輝いて欲しいと、念じてこの言葉いたしました。
旅行に行く、行かないは別にして、どのように輝けるかを今年１年、考え、実践して見たいと思います。
全ての人は、地球上で生きている。
同じ空気、同じ水、同じ太陽を浴びて、暮らしている。そこには、正邪、上下、優遇などありえません。
みんなが等しく、自然の恵みをっもらっています。
ひとりひとり、目指すものも、欲も違います。それぞれが、その人らしい生き方をする事。
輝きは、自分が決めるものではありません。自然と周囲の人から見えるものです。
そんな1年でありたいと思っています。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
２０１３年今年の４大ニュース え・が・お 131231
今年の言葉は「姿」
いろんなエピソード、ドラマを創ることができました。主人公のお客様を輝く瞬間。幸せな姿。
そんなエピソードをまとめてみました。
・旅は筋書きのないドラマ 老人クラブの瀬戸内きのえ温泉で言葉にならない事 130417 中国四国
・バリ島の観光おもてなしに原点が見えた ばりふり夢の旅会５日間 130701 海外
・三陸海岸へ研修視察の添乗で本当の被災を学ぶ 気仙沼大島で感動 131116 東北
・超難関を実現！京都からリフトバスで富士五合目へ デイサービス様１泊２日 131221 甲信越
このページ内または、右の地域名ページでご覧になれます。
本年もおかげさまで、沢山の体験をさせていただきました。お得意様、ブロマーの皆様
誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
大変貴重で、体験できない添乗業務に、お客様に感謝申し上げます。
旅行３日前に、「北見さんは、・・さんの担当で付いてください」と。
幹事さんの言葉。
私「一人に付くと、普段の添乗業務ができなくて、支払い等でその方と離れることも・・・」
幹事さん「その時は、近くの職員に交代してもらってください」
そして、当日。私のバス座席は中程になっていました。
幹事さん「今日は、私が全部しますから、北見さんは付添でお願いします」
幹事さん「添乗員だと、メンバーが引いてしまうので、添乗員とはみんなに伝えていません」
そこで出発。あいさつ無し、車内で行き先に電話ができない状態。
案の定、中国自動車道が４日前の台風による崖崩れで、緊急工事渋滞１６KMの看板。
「これは、目的地に何時になるかわからない」と、たまらず迂回路を提案。
車内での迂回路相談の言葉が飛び交い、幹事さんが「そのような話は、メンバーの居ないところで話して」と。
確かに、幹事さんが「私が全部します」と言っているので、何もできない状態。
到着時間が１時間以上遅くなるため、車内、トイレ休憩でもメンバーさんと同行中、電話ができない。
私は思いました「そうだ、割り切ろう。何もできない添乗員も未体験だし」って。
そんな中、目的地到着後、幹事さんが集合場所の説明ができず、私に突然マイクがきて、
「集合場所を話してください」って。下見で集合場所を確認済みの幹事さん。
おもわず、心の中で・・・・・。こんな１日は、貴重な体験でした。
これは、施設側の考え方ではなく、施設側から頼まれた幹事さんの考え方であって、
施設側の総責任者の対応された姿には、感銘をうけました。
何しろ、メンバーさんの心理状態を組み、いろいろな配慮がそうさせたのだと思います。
旅を通じて、社会自立、自己のレベルアップのための「旅育」
すごく考えさせられ、貴重な体験した１日でした。
インターンシップでバリアフリー旅行実習 神戸夙川学院大学 130908
８月２２日～９月２０日まで、神戸夙川学院大学の３期生を、インターンシップで受け入れしています。
バリアフリーツーリズムを学んでいる２名は、将来の金のたまご。
はじめの５日間は主に、社内トレーニング。電話応対、パンフレット整理、窓口業務、クーポン発券、そして
バリアフリー旅行企画書作成のための、情報収集、問い合わせ、旅程表作成、料金計算など。
更に、仕事場でのマナー、エチケット、接客姿勢、領収書の書き方など。
大学では学ぶことがない社会の常識も。
たとえば、添乗後翌日会った時のはじめのあいさつ「昨日はありがとうございました」ということ。
有難うという言葉も、定型句にならないように。業務中、2人同士の会話では苗字を呼び合う。などなど。
社内が、サロン風にならないように、仕事は仕事、休み時間は休み時間と明確にすること。
自信をもつ、会話時の視線、名刺の渡し方、人前で発表する経験、消費税計算・・・
これから、就職活動を行うための要点も学びました。
後半は、外に出て、営業活動、お客様と下見で天橋立、添乗で鳥取砂丘と梨狩り、和歌山でバリアフリー研修、
京都でトラベルサポーターの交流会など、渉外的な実習をして、あとは、２０日の障害者就労施設日帰り添乗を
実習することになります。
大切な夏休み期間。アルバイトや他にやりたいことが沢山あるのに、一生に一度だけのインターンシップを選択。
この経験で、沢山学び、自分探しを見つけられたら、将来への道は開けていくと思いますね。
ひとりひとりの命は旅 ～会津藩士の末裔として～ 130820
実は、私の祖先は、会津藩士だったんです。私の本家は両親とも会津喜多方で、北見姓、穴沢姓が多く住んでいます。
子供の頃、親に何回も連れて行ってくれた、鶴ヶ城と飯盛山。「会津武士の心、会津の魂」を教えてくれました。
特に母方の穴沢一族は、戦国時代、仙台の伊達家が会津に攻めて来た時、国境の桧原湖近辺のお城で戦った歴史。
そこで、穴沢長男だけが外出しており、助かった歴史があります。
ＮＨＫ大河ドラマ放映中の「八重の桜」が、特にクローズアップされている。
国を守る会津が、賊軍にされ、会津戦争で薩長に踏みにじられ、２５００人が戦死した。
私の曽祖父母のひとり北見ハツは、会津を守る戦いの最中に生まれたようです。
時の流れに逆らえないが、最後まで義を貫き、戦い、苦労してきた事実を、代々語り継がれてきています。
私は両家からの生き残り。北見、穴沢どちらかが、戦死(自決)していたら、私は生まれなかった。
今、こうしてブログを書く事もできなかった。
荒れ果てた京都を文化の都へ、復興した会津の山本覚馬と八重。そして今の京都がある。わたしは、
今、こうして京都で生きて、先人への感謝と、見えない糸でつながった使命があると実感しています。
そこで今回は、祖先からのつながりと、旅について、エッセイ風にしてみました。
旅は、帰る場所があるから「旅」である。
生きている間は、「命」という旅をしている。
宇宙のリズムは、生まれて、そして、消えていく。そして、また生まれる。
過去にお隠れになった「先人たち」は、命をかけて歴史をつくり
未来に残すために、人から人へ、つないでこられた。
それが、今の日本、世界が生きていることに、永遠不変の真理がある。
長い歴史の中で、本流から支流へ分かれることは道理。目的は同じでも考え方は違って当然。
生き様の中、自らの売上、業績、継続に悩むのは、欲に過ぎない。
地位、名声、財産、病気、健康、もっともっと便利になろうと工夫することも欲。
その人がこの世から消えたら、その人の欲は消滅する。
人間が創り上げた箱物、団体は、百年後、千年後にも現存しているとは限らない。
しかし、技術、足跡、思想は残る。
利便性、物の豊かさが独り歩きして、心が追いついてないのが現実。
山間の道路標識に「動物に注意」の看板。私は最近不思議に思う。
元々、地球上の自然は、我々動物の楽園だった。そこに動物が進化して知能が高い人間が出現。
人間は、都合が良いように、勝手に野生の楽園に、道路を作り、ビルを建て、地下を掘り起こした。
地球に許可も得ず、自然破壊を繰り返してきた。海も大気も陸地も。
地球も生きている。火山、地震、気象。自然の現象は、全ての生き物に対して公平。
人間も同じで、全ての生き物と共存共栄できる社会へ導くように。
歩けなくても、言葉が話せなくても、記憶できなくても。みんな同じ。
人生という箱がある。
生まれた時に、その箱に入り、死ぬときに、その箱から出るだけである。だから
人生という箱の中で、できることをやり遂げる。できなかったことは、箱から出たあとやり遂げられる。
魂は姿を変えて、この世の中に生まれ変わる。その繰り返しが宇宙のリズム。
箱の中の先人たちが残した「技術、製品、足跡、思想」私たちは、その偉業を今日まで継承してきた。
箱の中の、あらゆる出来事や欲は、宇宙のリズムの一瞬である。
人の一生は短いけど、次世代へ引き継ぎ、未来へつなげていくことが、
命という、旅ではないでしょうか。
東京で「もっと優しい旅への勉強会」で京都観光と訪日旅行の講演 130210
東京都新宿のクラブツーリズム本社の会議室をお借りして
「もっと優しい旅への勉強会」の会員である私が講演してきました。
テーマは「世界中の誰もが、日本で京都で幸せを感じる旅へ」
～おもてなしの輪を広げる ユニバーサルツーリズム～
訪日バリアフリー旅行の京都での受入体制をお話。
京都観光おもてなし大使の質の高いコラボ連携と活動紹介。
京都ユニバーサルツーリズムコンシェルジュの紹介。
おもてなしの輪を広げる活動を写真とVTRを利用してお話。
訪日バリアフリー旅行を受け入れるための留意点を中心に
京都で関西で楽しんで頂いた体験話で、新鮮味があったようです。
宴会場の一人鍋の匂いが嫌い方。
温泉でのぼせる意味がわからない方。
料理の食材を細かく説明をしないと食べてくれない方がほとんど。
欧米の車椅子は横幅が広く、介護タクシーに乗れない場合も。
このような話をさせて頂きました。
特定の方々へのおもてなしではなく、全ての人へのおもてなし。
質の高いおもてなしこそが、ユニバーサル観光ですね。
「京都に行きたくなってきたわ」
「楽しい講演ありがとう」などなど。嬉しいですね。
これも、私が関わった人たちの代わりに代弁しているだけだよね。
京都の取組こそが、質の高いユニバーサルツーリズムを実践しようと考えています。
全国から旅館女将さん大集合！ おもてなしスタイル研修にお邪魔 130206
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会女性経営者の会(JKK)の
研修会勉強会の一部に、私にお声をかけてくださいました。
テーマは、「誰もが幸せを感じる宿泊施設へ」
～おもてなしの輪を広げる ユニバーサルツーリズム～
ここ最近、体が自由にならないけど、温泉旅館に宿泊されるお客様が増加。
おもてなしする側として、どのような点に気をつけるべきか。
どのようなおもてなしがお客様に喜びをあたえられるか。
１時間のお話と、４０分の質疑応答、２０分の実技をしました。
みなさんのお話を聞いて現場で活かそうという熱気が伝わり
僕も、一生懸命に、過去の事例をもとにお話とVTR。
お話では、定義、現況、京都他の地域事例と取組。
宿泊施設での、備品、工夫、裏技をお話。
質疑応答では、館内改装工事を考えているが、どうすればいい？
温泉入浴に男性従業員をサポートしたけどそれでいいの？
温泉入浴時のスロープがわりになるものは？
何しろ、質問タイム開始の時に手を挙げた人は１０人近くも。
実技では、車椅子利用者への接遇マナーと、
車椅子に乗ったまま、車椅子を持ち上げずに階段昇降。
機会がないと、体験できないことばかり。
これから地元の宿に帰って、実践して、お客様へのサービスの提供。
頑張ってね！今回は事務局の方にもお世話になり、有難うございました。
京都の“きもの学院様”新年交流会に初参加 きものは日本のこころ 130203
５０年前、日本で初めてきもの教室を開講された方々と関係者１２０人程
新年交流会に初めてお誘いをいただきました。
学院長様のあいさつのなかで、昨年北海道からお越しいただいたお客様を
京都のきもの問屋で、古代衣装を一緒にご案内したことを紹介頂きました。
１２０人みんな初対面で、初めはちょっと緊張？
フルート演奏、京都ミスきものの方が歌を披露、マジック、餅つき
そして、ホテルシェフによる演出。凄いに尽きるほど。
最後は福引抽選です。
内容が充実された構成で、宴会のプロの妙技を拝見させていただきました。
きもの着付けをビデオ紹介などもあって、これは？これは？とヒラメキ！
温泉旅館の女将さんと客室係のお姉さんたちは、
きものを素早く、綺麗に気付けないと。それも、自分ひとりで。
これこそ、きもの気付け勉強会。
お出迎えから、ご出発まで、お客様に気持ちよく過ごしていただくため
おもてなしの姿勢、着こなしは、大切ですね。
是非、温泉旅館の女将さんたちへ、紹介しよっと。
新年明けましておめでとうございます。
弊社ご利用のお客様、ブロナーの皆様、旧年中は誠にお世話になり
ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年から自身の目標を一文字漢字で表します。
「姿」これで今年１年を進めていきます。
・お客様の感動の姿
・旅先での出会いの姿
・受入先の姿
・私の姿（身の振る舞い）
姿は人を幸せへと導きます。
目が見えなくても、話ができなくても、立てなくても、姿に変わりはありません。
他人の振る舞い（姿）も勉強になります。
出世欲、物欲、成長だけを目指す欲、欲望がきつすぎる姿は綺麗ではありません。
普通に自然に、継続、伝承することが、次の世代へ引き継ぐ最重要課題。
私はあくまでも裏方として、主役を支えるかに徹する姿でありたいと。
旅のもつ底力をひとりでも多く、伝えていければと思います。
今年は、「姿」をキーワードに取り組んで行きます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
元旦 きたみたかし
すべての身体サポートは、介護介助でなく、「おもてなし」
これを学んだ１年でした。旅行者は、普通に旅をしたい。だから、普通に非日常の旅を実現するお手伝いは
「おもてなし」のひとつなんだと。サービス業の基本姿勢なんだと。
今年の旅のエピソードの中で、特に記録に残したい出来事をまとめてみました。
今年も誠にお世話になり、ありがとうございました。
１本１本の糸が重なり合う「京のおもてなし」 北海道から「人はきもので輝く」ことを学ぶ 120518
３７年入院生活の時を超えて 鹿児島桜島と妙見温泉石原荘へ 120602
肢体障害者団体様の二見浦日帰り旅行 気の緩みからお２人が歩行中に転倒 121104
ひがし北海道シリーズ 120706 120708 120716 120719 120726
宮津バリアフリー観光推進協議会で「まちあるきコース研修」で受入態勢への第1歩 120922
バリアフリー観光「おもてなし研修会」に行ってきました。
舞台は京都北部の日本三景で有名な天橋立を有する「宮津市」
宮津市は、超高齢社会になった今、外出しづらい方々でも
宮津へお越しいただき、誰もが楽しく旅をしてもらえるような
あらゆる分野の環境整備を行って2年目を迎えました。
階段の横にスロープをつくっても急坂ならかなりの障害です。
でも、おもてなしの心で知識と技術を学ため、研修会第一弾。
天橋立傘松公園側にある公民館でバリアフリー観光の講義。
みんな真剣に聞き入ろうという空気が伝わってきました。
講義後の質疑応答も、実践的な質問ばかり。
「宮津で旅行中の困ったことはどのような事？」
「宮津では何が必要だと思いますか？」
質疑応答もあっという間に時間が流れて、まちあるき研修。
20名前後で、車いす2台。初めて車いすに触る方も。
平地移動で動かす時、曲がる時の声かけ。視線を合わせる。
登り坂では、体重と車いすの重力により重たさ倍増。
でも、3人で、ロープで付けて楽々に移動。
急な下り坂を前向きに、前輪を上げて、引っ張りながら。
平地と変わらないくらいの下り坂は、前向きでも。
緩い下り坂は後ろ向きで。
階段昇降の仕方などなど。今まで知らなかったことばかりで
参加者の皆さんは、新鮮に感じたかも。
次回は、「ホテルコース」で宿のおもてなしと入浴編です。
参加者は、ホテル旅館、ドライブイン、食堂、観光ボランティア、
高齢者福祉施設など。
関係機関が束になってこれからの街づくりに邁進して頂きたいですね。
注意：ロープを付ける箇所は車いすの形状でまちまち。外れないように気を付けましょう。
京都トラベルサポーターの会設立総会と交流会 120902
夢ツー所属の「トラベルサポーター制度」を分離独立しました。
トラベルサポーターは4年前からはじめて実績を積んできましたが
9／1に「非営利公益活動団体京都トラベルサポーターの会」として
設立総会を開催。規約、理念、目的、事業活動、役員選任など。
無事承認されました。
2部では、バリアフリー旅行事例報告、情報交流など
あっという間の3時間でした。
京都トラベルサポーターの会としては、旅行中の旅程管理責任、
旅行災害補償制度を担保するため、依頼者＝旅行業者＝サポーターの
関係を原則として、よりグローバルに動けるようになりましたよ。
全国からの依頼、街づくりのモデルになるように、頑張ります。
１４名の参加者は、初対面も多く、いろんな話に盛り上がりました。
ＵＳＴＲＥＡＭで全国世界へライブ中継をして、閲覧者が５０名越え。
凄く、注目を集められたみたい。
分析すると海外からも見てもらったようです。
これから、いろんな形で進展していくのが楽しみですね。
旅行者の消費意識・安全・経済・雇用と宅急便との比較 120502
関越道でのバス事故。みなさんはどのように感じましたか？
事故の関係者の皆様、お見舞いとご冥福をお祈りいたします。
宅急便タイムサービスは、石川県→東京都まで1個3590円。
荷物よりも人間の身体の方が安い。この現象どう思いますか？
規制緩和による、貸切バス新規参入とワンマン運行。
旅行者にとって選択肢が増えて。バス会社にとって料金競争激化。
経済活性への道と捉えて１２年。
しかし、逆効果であったと認めることにようやく気付いたようですね。
東京～京都間の夜行バスは従来８０００円。今は、３５００円のもあり。
消費者の考えは２つに分かれます。どちらも理解できます。
・安くてもいいから行きたい。事故に遭う確率は低い。
・高くても質の良いものを利用したい。
格安航空会社・格安旅館・格安ツアー。
消費者にとって安い方を選択する比率は圧倒的に多いですね。
旅行業者は、いかに安く企画するか。安くしないと集客できない。
コスト削減により、雇用機会減少・給与減額・経済鈍化。
安全確保は基準を確保しても、旅行中は多様なことが起きます。
低い基準に設定した要因は、値切り倒す旅行業者の圧力も原因。
格安バス利用者の氏名を知らない旅行業者。お客様へのサービスの基本？
コンビニでも、お客様が購入した商品を覚えていない店員。これが現実。
価格競争は世界中の流れで、逆行することは社会に背を向ける事にも。
でも、人間としての尊厳。勤勉さが文化の日本。おもてなしの心。
これを教訓により良い社会を築いていくことが、犠牲になった方々へのせめてもの我々の使命でないかな？
おもてなしの心 バリアフリー旅行を「特別な旅行」と考えるかどうか 120425
一般的に、お手伝いを必要とする旅行。障害者認定を受けている方の旅行。
外側から見ると、最近時々、見かけるようになってきましたね。
リフトが付いている観光バス。車いす利用者の団体。
そこで、健常者の旅行と線引きをするかどうかが、今の課題に。
線を引かれた側の方々は、「みんなと一緒の人間なのに・・・」って。
しかし、産業界では、高齢者向け住宅、情報誌、中年向け洋服など
～～向け商品は、差別化を図るうえで、特化性を重視して必須です。
これは、大切な、ビジネス戦略ですね。
旅行業界も、お子様向け旅行、登山愛好者向け旅行、熟年向け旅行。
確かに、消費者のニーズに応えていますね。
差別化を図るため、人間の身体機能のレベルに応じた旅行商品も。
特化性を前面に出した「バリアフリーツアーという特別な旅行」
お客様の視点に立つと、「わかりやすい」「私も参加できる」と
旅行に行く前は、楽しみも倍増します。これは、消費者の心理を推察すると
「私の体に合った旅行」であると、自己流に決めつけてしまうことです。
しかし、旅行当日、現実とのギャップが生じてしまうこともあります。
バリアフリールームに泊まったが、私にとってはバリアフリーではない。
観光中のスピードが、ゆっくりしすぎ。など。
そこで、私の持論ですが
特化(差別化)した場合、特化(差別化）された側の心理状態が大切。
当事者の声は、「普通に旅を楽しめればそれだけで良い」
「私を障害者と言わないでほしい」とか。
特別な権利、私の立場、選択肢が少ないという声を聞きます。しかし、
健常者との線引きは必要ありません。みんな同じように、人なのだから。
特別とか、差別化は、福祉業界以外が福祉発想だと必ず行き詰ります。
他の業種も、福祉発想は利用者の心理状態を見極めてくださいね。
旅先で「介護・介助・ヘルパー」は日常生活用語のため、禁句。
旅行者にとっては共に旅を楽しむ仲間であり、それ以上でも以下でもない。
旅先では、相互の理解のもと、おもてなしの心で接する。誰もが、助け合う心が、日本文化ですよね。
だから、私の会社は、高齢者・障害者専門旅行会社ではないのです。
これからの観光の行方をカタチに 地域公共人材開発機構で講演 120119
一般社団法人 地域公共人材開発機構からご依頼を受け、
“バリアフリー旅行に関する勉強会”の講師としてお話をしてきました。
旅行不安をお持ちの方々の旅行をおもてなししてきて、30年。
私の生い立ちから、草創期、現在に至るまでの経緯と
何が基本であるべきかを、実例も含めて1時間。質疑応答1時間。
参加された方にとって、充実したひと時でしたか？
質疑応答に1時間もあると思っていましたが、時間が足らないくらい。
バリアフリーな旅館を作ろうとされている方。福祉用具プランナー。
街の活性化にバリアフリーマップ制作に取り掛かっている方。
ガイドヘルパーとして活躍を試みている方。など様々。
ひとりひとりが直面している課題を乗り越えようと、質問が続々。
参加者の意識に敬服します。
旅行形態を進化して、ユニバーサル化へ向かうためには
福祉発想を、おもてなし発想に転嫁しましょう。とお話し。
旅行まで「介護・介助・ヘルパー」？これは、誰もが楽しむ旅行に
線引きをするようなもの。みんなが同じ空間で、同じ仲間として融合。
これが、本来の姿ですね。
だから、「おもてなしの心」「貴方の心を開く」そして旅仲間として。
参加者の目がきらきら輝いて、このような方々が、ひとりひとりと増えていくんでしょうね。未来に向かって。
２０１２年皆様が健康で幸せな時をお過ごしいただくために 120101
旧年中は、たくさん元気をいただき、誠にありがとうございました。
本年も、お一人お一人の生き様に接して、旅のケアマネージメントしていきます。
よろしくお願い申し上げます。
人は、施しをしてもらったことは、忘れがち。しかし
施しをしたことは、忘れない。って、よくありませんか？
今の自分は、なぜ生きていけているのだろう？って、原点に返ることが大事ですね。
親、兄弟、学友、恩師、職場、食べ物、自然、全てに接しているから、自分がいる。
施しをしたことは、忘れること。
施しをしてもらったことは、忘れないこと。
そして、施しをしてもらったことを、後世に伝える。
それが、宇宙でリングになって、回転していくところに、人間主義の醍醐味があります。
年末年始は、クリスマスカードが、台湾、韓国、アメリカ、フランスから届きました。
たくさんの方々から誕生日お祝いメール。年賀状もたくさん。
受入先よりも、お客様からの方が、多い現象。感謝に感謝です。
私の本家は、福島県会津です。地震による津波はありませんでしたが、放射能作物不安が。
皆様が健康で幸せな時をお過ごしいただくために。
私は、「旅」をキーワードに、全ての人、物、自然に、恩返しできるような一年にしていきたいと思います。
２０１１年６大ニュース 幸せと元気を運ぶ青い鳥に 111231
みんなみんな、幸せと元気になろうと、できることを、探し求めていた一年でしたね。
ひとりひとりの、スタイルを尊重して、旅をカタチに。そして夢を叶える旅行の仕事。
今年の旅のエピソードの中で、特に記録に残したい出来事をまとめてみました。
今年も誠にお世話になり、ありがとうございました。
おぼろ月夜の古都 魔法がかかったような あの時を忘れない 110608
② ケアされる人も ケアする人も つり橋の上は平等 四国かずら橋 110522
③ 台湾花博と新幹線 温泉入浴で大成功！ 地元人の優しさ ばりふり夢の旅会 110416
④ 温泉道への醍醐味 ＪＲで東北一周 紅秘境の酸ヶ湯温泉 夕秘湯の不老ふ死温泉 111103
⑤ 大原三千院と寂光院 生まれて初めて鳴らせた釣鐘と小川のせせらぎ おこしやす京都 111013
⑥ 東日本大震災 幸せを呼び込む青い鳥 私にできること 110323
仙台の旅行会社が来店 今の東北地域 観光客動向ホントのはなし 111222
3.11東日本を襲った大震災。
仙台市内で旅行会社を運営している「旅日記 星さん」私の友人。
彼が、震災を知ったのは、島根出張の時。そして交通機関はマヒ状態。
なんとか、羽田空港までたどり着き、新潟経由で、仙台入り。
悲惨な街は、目を疑うほどになっていたようです。
自宅も半壊。避難所生活を余儀なくされていました。
もちろん、旅行の仕事も中断。というか、全てがキャンセル。
あれから、9か月。私のお店に、旅日記 星さんが来店下さいました。
震災により、仙台から旅行に行く方は皆無だということ。
被災者支援のための、温泉ツアーは、無料に近く、国からの助成で大手旅行会社独占。
仙台旅行会社 旅日記 星さん 県内の中小旅行会社は、５軒～６軒が廃業。
復興支援中に、知り合った関西地方の方々へ伺い、状況説明と、着地旅行を手掛けているとのこと。
私が助言したのは、地元の施設入居者、全旅協宮城支部、自治体、着地先個人団体、旅行会社へ
「着地型バリアフリーユニットモデルプラン」「発地型着地型バリアフリーツアー」
大手旅行会社が独占している、現地発の温泉旅行では、身体状況で参加できない方々がたくさん。
特別養護老人ホームでは、定員オーバーで入居していて、ストレスが入居者職員に溜まっています。
宮城での救世主は、旅行会社は、「旅日記 星さん」ぐらいでしょうか。
宿泊施設内に、デイサービスセンターがある企画など、画期的なプランをされています。
みんなで、みんなを元気にしていきたいですね。
＜おまけ＞ サンタのボランティア
私のお得意様の保育園で、クリスマス会がありました。
私は、ボランティアで、サンタになって園児さんと意見交換。
みんな、目がキラキラ輝いて、夢と希望がいっぱい。
私も、園児さん達のように、いつも純粋で、純真になりたいですね。
社会の荒波にもまれる毎に、人間主義の大切さを実感した一コマでした。
京都観光魅力発信に！[京都おもてなし大使]など３つも！ がんばりまーす！ 110730
[京都おもてなし大使][京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員][京都ユニバーサル観光ナビ検討会議]
誰でも京都観光を、全国旅行を、楽しめるように
積み重ねてきた30年間。
お世話になった皆さんと共に頂いたものと感謝しています。
素晴らしい顔ぶれのお仲間に入れて頂き、場違いみたい？
本業、大学、ネットワーク、そして大使。
各役割の線引きと、観光客第一優先の考えをもって
京都のため、日本のために、そして京都の顔として
大使の皆さんと共に、京都ならではのおもてなしの技を
皆様に支えられながら、楽しみたいと思います。
応援してくださいね！よろしくでーす！
[京都おもてなし大使] 拝命！
～京都観光の質の向上を目指し、あらゆる分野のおもてなし力を結集～
前身は「京都観光大使」で５千万人観光客の目標を達成し、名称を変えて
更なる京都ならではの、おもてなしの質の向上、魅力発信をおこなうことに。
詳しくは、
京都観光サポーター制度公式サイト 京都おもてなし情報館へ
京の歴史、文化、芸能など京都観光のおもてなしに関わる大使61名は下記
伝統芸能、祭事、服飾、画家、写真家、通訳、旅館、料亭、観光ガイドなど
任命式後の懇談会では、たくさんの大使の方々とお話ができて嬉しい！！
私の得意分野を生かして任期３年間を精一杯頑張りますね！
・京都ならではのおもてなしと魅力情報発信！
・京都市主催の事業や研修、メディアを活用した情報の協力！
さらに私としては、・京都人にも質の高い京都観光をおもてなし！
・京都から旅行に出かける人と旅先の人へのおもてなし！
・門川京都市長と・ ・旅行業添乗員として国内外の旅先の人に京都観光のＰＲ！
観光誘致と、京都人を各地へ観光送致して、送致と誘致のふれあい関係が、大切ではないかな？
本京都観光サポーター制度は、京都名誉観光大使／片岡仁左衛門氏・中村玉緒氏・森光子氏
京都国際観光大使／市田ひろみ氏など・・・すごいメンバーでしょ！京都新聞記事
～京都の心は おもてなしの心 おもてなしの心は 京都の心～ 芦屋小雁おもてなし大使の言葉より
[京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員] 委嘱！
ユニバーサルデザインの考え方を京都の生活文化に取り入れた、全ての人が暮らしやすい社会環境づくりを推進。
詳しくは、http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000054759.html
委員名簿は、http://www.city.kyoto.lg.jp/hokenfukushi/page/0000104481.html
私は、平成23年度みやこユニバーサルデザイン賞審査部会に配属。今年度テーマは、
・学生、一般部門：観光をユニバーサルデザインする
・こども部門：生活の中のユニバーサルデザイン
[京都ユニバーサル観光ナビ検討会議] 参加！
ユニバーサルデザインの考え方を取り入れた「京都ならではの観光情報」がホームページで公開しています。
ホームページ http://kyoto-universal.jp/ 2年前立ち上げした時もお手伝いしましたが、今回は、
見ないで楽しむ京都観光というテーマで、モデルコース作成。
飲食店情報などを、収集するお手伝いをしています。年末か年明けには、完成予定です。ご期待くださいね。
旅行当事者の声 なぜ障害を持つ方の旅行＆宿泊が広がらないのか 110724
もっと優しい旅への勉強会主催のワールドカフェ関西を開催しました。
ひそかなブームが沸き起こっている「ワールドカフェ」旅をテーマに、参加者が自由にお話しできる空間でした。
ワールドカフェに先立ち、バリアフリー研究所の木島さんの講演。
非常に興味深いお話で、私の総合的な所感も交えてみました。
【現状 ～少ない情報網～】
・宿泊先のバリアフリー情報に格差がある。
・バリアフリールームがあるのに情報公開されていない施設が多い。
・情報公開されていても詳細が不鮮明。
【理由 ～宿泊先の意識のバリア～】
・この部屋はバリアフリーでない。と怒られた。
・細かい状況を聞かれ、対応に追われて時間が無駄。
・バリアフリー情報が細かすぎて情報伝達ができない。
・旅行会社から予約の場合、正確な情報が、宿泊先に届かない。
・研修の余裕がなく、就職退職者の出入りが激しく育成できない。
・お客様の条件が厳しい。苦情を言うお客様が多い。
・苦情により、値引きしたり、手土産を渡すことも それをあてにする旅行者も。
宿泊先は、手間とリスクがかかっても、費用対効果が望めない。だから、積極的に予約を受けたがらない。
【原因 ～未来のために～】
・福祉の理論を持ってくるお客様が多いから、消極的になる。
・障害者の自己権利意識が強く、受入先は受け身になってしまう。
・「かわいそうな人を助けよう」という日本文化の意識が働く。
・この意識が、手間がかかり積極的に受けたくない理由につながる。
理由や原因がわかれば、取組み方が見えてくるような気がしますね。心理的な作用が８０％以上を占めています。
全国的に一生懸命、手間とリスクを抱えて取り組んでいる旅行会社や宿泊施設もたくさんおられます。
これからは、旅の本質を楽しむため、おもてなされる側と、おもてなしする側の相互理解が一番大切ですね。
NO.２ 東日本大震災 幸せを呼び込む青い鳥 私にできること 110323
わたしにできること。震災から１２日経った今。
公私問わず、被災者の方、友だちが行方不明の方からの声。
全国からお寄せいただいた声。国を越え、アメリカ本土、ヨーロッパ、台湾から励ましの声。
例えば、
Dear
Taka,
I wish to express my sympathy and my deep concern to you,
to your family, to your
friends and to all the japanese people
about the earthquake and
tsunami.
I wish all will recover soon.
Friendly regards.
たくさんの、激励やお見舞いの一報をいただきました。
私が、なすすべも無く、ただただ心だけが焦ってしまいます。
私も、震災でのいろんなお手伝いをしてきていますが、これでいいのだろうか。って、悶々と考える毎日でした。
自ら命を張って現場で奔走する人。
真心の義援金や支援物資を送る人。
何も出来ない事に心痛めている人。
得意分野を生かした支援を熱望する人。
名前を売る一手段で義援金を送ることを公表する会社。
ちがう！ちがう！支援をしたらそれで終わり？自己満足であってはいけない。でも、もっと大事なことがあるはず。
私たちは、幸せを呼び込む青い鳥（写真は白鳥ですが）であり続けたい。これが私の使命。使命とは、命を使うと書く。
それなら、まず、私が、元気になること。
元気になれば、周りのひとりが元気に、そしてまたひとり。またひとり。。。。。これが、幸せを呼び込む青い鳥ではないでしょうか。
旅行というステージで、私が今できること。
それは、ひとりひとりのお話を聞いて、たくさんの人と出逢うこと。
世界中のみんなに生きていて良かった。と、感じていただくことが、私の幸せ＝私のできること。
後戻りはできません。前を向いて一歩一歩前進するのが地球のリズム。 さぁ！がんばりまーす！
NO.1東日本大震災 深い悲しみ 生きているうちに 私ができること 110313
レジャー産業は、心と身体と余暇に余裕があり、旅で夢を叶えたい。
という心理から行動へ移ることが、はじめの一歩。
旅の夢は、人それぞれです。
“はじめてデートしたお店へ”“新婚旅行に行ったあの温泉へ”“先祖供養のためお墓参り”
“生まれ育った街へ”“幼馴染のあの人が住む町へ”“お初の品物を買い求めに”
“子供の頃連れて行ってもらったあの景色”“知らない街を歩いてみたい”
“あそこで食べたカレーライスをもう一度食べてみたい”
昔の若い頃に戻りたい。って、貴方も考えたことがあるのでは。
それが生きている証拠。生きているからこそ、旅の夢を叶えたい。という気持ちがおこります。
だから、生きているうちに、何ができるか。
私は、関わった皆さんの夢を叶えるために、旅行というステージで、生きる喜びを実感してもらっています。
私は、それが、私の使命。使命とは、「いのちをつかう」と、書きます。
私の命は、みんなの夢を叶えるために、使いたい。って。
３月１１日１４時４６分東日本一帯を大地震が襲い甚大な被害と尊い命が、余儀なく失われた。
被災された方、関係者の方、深い悲しみの意を心より謹んでお見舞い申し上げます。
一瞬の出来事ですが、今、戦っている人たちの救出救助活動。
私は、直接何も出来ないのが心を痛ませています。
明日、結婚式の予定だった人、旅行に行く予定だった人、大切な人と会う予定だった人。
みんなみんな無念だったと思います。
命は助かったが、これからの生活の事は今では考えられない。
今、生きるために何が必要か。生きる喜びを実感するために何が必要か。
その人たちのために、私は、生きているうちに、なにができるか。もう一度、考えなおします。
世界中のみんなのために、幸せを実感してもらえる使命が私にはあるのだから。
これって現実！？ホテル側の応対の違い 旅行当事者の生の声 110123
車椅子利用者の方から、生々しい旅の実体験をお聞きする機会がありました。
【車椅子利用者本人がメール又は電話で1人の宿泊予約をした時】
宿泊先の方から、宿泊を断られる→災害時の安全の確保ができない。
→館内施設利用に不便が想定される。
→身体状況がわからない。
→従業員がサポートする人手がない。
→言語の表現能力があるか不明。など
だから、予約せずに目的地まで行って、今日泊まるホテルを、1軒ずつ探す。
なんと、効率が悪いなぁ。って思いますね。
でも、直接自分の目で、館内を確かめないと安心できない気持ちは理解。
確かめた後は、自己責任ですからね。
生の声ですが、予約をして行ってみたら、事前に問い合わせた状況でないため
当日キャンセルして、他のホテルを探した。という実体験があります。
【車椅子利用者と家族の旅行で、家族から宿泊予約をした時】
車椅子利用者1人旅とは、若干違いますが、家族が何を聞いたら良いかわからないので
「うちのお父さん、車椅子に乗っているのですが、宿泊できますか？」といった問合せ。
これでは、ホテル側は、どのように答えたら良いかわからないですね。
だから、ホテル側も、構えてしまうんです。
家族は、日常生活の暮らし方をホテル側に伝えて、宿では、どんな風に楽しみたいかを伝えてください。
きっと、幸せな、ひと時を過ごせるともいます。
ただ、当日、到着されてから、「あれが欲しい、ここをサポートして」って突然頼むと断らざるを得ないですよ。
更に、「こんな筈じゃなかった」とか思わないように。ハプニングもありありが、旅の原点ですよ。
事前の問合せで、聞き損じないように、事前に聞くことをメモしておくことをお勧めします。
【旅行会社に宿泊予約を依頼した場合】
旅行会社にもよりますが、時間と手間の浪費という解釈を持っている旅行会社もありますね。
「うちでは手に負えないから、北見さんの方でやってくれるか」って、旅行会社から頼まれることもシバシバ。
だから、頼む側は、その点を踏まえて、事前に聞きたいことをメモしてから、旅行会社に依頼してね。
あとは、旅行会社が、確かな情報を持っているかになります。
確かな情報を持っていないと、お客様は離れて行き、結局、自己責任で、自分で探すしかないんですね。
旅行会社では、予約を受け付けると、それだけの、責任が付きまといます。
旅行会社がお客様に対して、不安を抱かせると、お客様も不安になります。
ここをお客様はしっかり、品定めをしているわけですね。
旅行会社は、2回目以降は、身体状況がつかめているので安心して提供できるようになります。
旅行者、家族、宿泊先、旅行会社の関係。みんなが幸せな旅を実現するため。一緒に楽しみましょうね。
２０１１年スタート“世界中の人々が幸せに生きるために”出会いを大切に 110104
新年明けましておめでとうございます。旧年中は、皆様に支えられながら２０11年を迎えることができました。
謹んでお礼申し上げます。
本年も、皆様に元気が出るような“エピソード”をたくさん作って、このブログに書き込んでまいりたいと
考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。 2011年（平成23年）元旦 北見貴志
今年のキーワードは、“世界中の人々が幸せに生きるために”出会いを大切に。
私が旅行業を京都で始めるきっかけは、３３年前（中学生の頃）、
“Iさん”との出会いでした。
その出会いがあったから、この仕事を続けることができています。
それが、今の自分がいると。そして周りの方々との出会いがあった。
Iさんとは、年賀状のやり取りだけですが、
その一言一言に励まされています。
「ユーチューブでご活躍ぶりを見ました(^○^)。
年のせいか「らしいなぁ・・・」と。
涙がでました。体に気をつけて！！
いつもいつも感謝しています。
他にも、年賀状から、励まし、行きたい所などたくさん頂戴して、
感謝しています。ありがとうございました。
関わった皆様、世界中の人々、私も含めて、みんなが幸せに生きるための“出会い”
幸せのためには、国々、言葉、身体的ハンデ、余暇、お金、全て関係ありません。
普通に自然体に接するだけです。これがユニバーサルデザインです。
人として、何が出来るかを、生きているうちに、たくさん積みましょうね。
今年は、
①ブログ以外にも“YOU-TUBE”に、VTRをアップして、更に、旅のリアリティを充実します。
②世界中の人々のため、もっとグローバルに動いてまいります。
２０１０年１０大ニュース～旅の宝石～ 2010 10 nouvelles de la
dimension Le bijou du voyage 101230
本年は、グローバルに動いた1年でした。皆様、応援していただき誠に有難うございました。
誰もが、普通に旅を楽しめるように、取り組んだ1年でした。
そこで、2010年の１０大ニュースをまとめました。では、良いお年をお迎え下さい。
Cette année était 1 lorsque j'ai emménagé
global.Merci pour le supporter, tout le monde.
C'était une année lorsqu'il a lutté afin que
n'importe qui puisse aimer des voyages communément.
Par conséquent j'ai compilé 10 nouvelles de
la dimension de 2010.
①訪日旅行・・・・ PACAL TOUR フランス海外県リユニオンのリフレッシュセンター４９名様 100322
②ＲＥＵＮＩＯＮ ＩＳＬＡＮＤ･･リユニオンアイランド(フランス海外県)の真心に感謝 101225
Je remercie pour le vrai
coeur de l'île de la RÉUNION (une préfecture d'outre-mer française)
③全盲のお客様と ・・・・・・・ ２人で東尋坊遊覧船とカニフルコース 100228
④猿と自然と人 ・・・・・・・・・ が通いあう長野 渋温泉 地獄谷温泉 湯田中温泉 100306
⑤生まれ故郷の舞鶴へ ・・・ 家族旅行実現 ベットに手すりが無くても「がんばる」って 100401
⑥夢ツアー 東北 ・・・・・ 十和田プリンスホテルと新玉川温泉そよ風 自然に楽しむために 100610
⑦人生の最終章 ・・・・・・・・ 戦争経験者様と戦友とのきずな 再会が生きる支柱に 100624
⑧本当の北海道 ・・・・・・・・ 平取豊糠に染まる７連泊～後編 立てるようになった 100923
⑨特別養護老人ホーム ・・・ 1泊旅行で ほとんどの方が和室に宿泊 須磨海岸 101007
⑩雄琴温泉日帰り ・・・・・・・ 裸の付き合いで楽しむ極意 デイサービス 101109
特別養護老人ホームの個室・多床室を考えるシンポジウムに参加して 100901
厚労省の高齢者福祉に関する、新たな政策がいろいろでてきましたね。
デイサービスセンターも宿泊可能になるそうです。利用者側の声では、短期入所（ショート）は、予約制でいつも満室。
直接現場に関わらない、お役人さんは、利用者目線での政策。確かに良いアイデアです。
宿泊当日と翌日の2日間サービスできる利点もあり、慶弔時、突然家族が留守す場合の受け皿にもなります。
しかし、現場では、夜間警備、安全の確保、衛生面、夜勤当直の看護師や介護職員配置など・・・。
人的不足と資質向上が課題とされている昨今、全国一律に軌道に乗せるまでは5年はかかると思います。
話は、本題に移り
個室・多床室を考えるシンポジウムに参加し、勉強してきました。異業種では私だけで、他は、
主に福祉施設関係者が150人ぐらい集まり、多床室の問題点、個室と多床室の費用対効果など。
多床室＝雑居室とも呼ばれ、日常生活空間に、4人が住む。ベットの周りをカーテンで仕切る。
プライベート空間ではあるが、寝息、排泄、食事・・・人としての尊厳が保たれているかどうか、疑問？？？？
そこで、個室対応の特養を推進し、多床室は新設しないはずだったが、入居待機者が何十万もおり、個室だと
効率がわるいとの判断。
そうです、多床室を新設するする方向に、中央は向かっています。
厳密に分析すると、値段も差額はちょっとだけ、使用床面積もちょっとだけ変わる程度です。
多床室は不要という考えではありません。（北見の考え） 利用者の判断に任せるしかありません。
個室を希望するか、みんな集団で住むか。
高級料亭もあれば、ファミレスもあれば、居酒屋もあれば、大衆食堂もあります。
戦争経験者のある方は、戦地で友が玉砕した島で、友と同じ場所で一緒に週末を迎えたい方もいます。
当方が勝手に決めつけることはできません。選択肢がたくさんあった方がいいですね。
私が子どもの頃、中学生になったら、親が1人部屋を提供してくれました。
今度は、私が、親の暮らしたい環境を作ってあげたいですね。これが親孝行のひとつでは？
人生の最終章 戦争経験者様と戦友とのきずな 再会が生きる支柱に 100624
1945年マレー半島の西海岸を移動中に終戦を迎え、引揚船で本土に到着。
廃墟となった日本国内を列車で眺めながら京都駅へ。市電に乗って自宅へ
帰られた当時25歳のTさん。
戦争中、大きな船から兵隊さんをボートに乗せて上陸させる船頭さんでした。
敵は上陸阻止するため、ボートに機関銃を連射。弾丸を避けながら操縦。
多くの友が海に消えた。65年経った今でも生死を共にした仲間の絆。
そんなTさんに一目会おうと、関東・大阪・九州の仲間が、Tさんの病床へ。
誰もが、80歳を越えている。歩くことがやっとの方も。これが最後かもと。
Tさんは人生の最終章を迎えていた。ターミナル期かもしれない。
食事も喉を通らないぐらいまでになっていたTさん。 戦友との再会 生気がみなぎる時
「もう友とは会えない」と諦めていた。しかし、今、目の前に友の姿がある。
人生を掛けた青春時代が走馬灯のように甦った。
生きる喜びは、それ以上でも以下でもない。
Ｔさんの生気みなぎる表情と張りのある言葉。みんなが涙した。
今度又どこかへ行こう！って、みんなで励ました。
90年近く生きてきて、戦争というほんの4年間の出来事が絆になった。
学生のみなさん。今の4年間で不屈の絆を深めてもらいたい。
社会人のみなさん。歴史に残る一瞬を刻んでもらいたい。
私も、自分に言い聞かせたい。みなさんに支えられて今日まで経った。
「人の心」「感謝の気持ち」をいつまでも、いつまでも。
Tさんはじめ、生死を共にした戦友の方々を20年近くお手伝いしてきました。
大先輩のみなさまに感謝し、絆と感謝を受け継いでいかなければと。時の流れは、日とともに流れていく。
この時は、バリアフリーとかユニバーサルなんて関係ないって気づく。心と絆があれば全てを達成できる。
KBS京都ラジオ出演 インタビュー内容 100620
6月18日（金）10時40分～ KBS京都ラジオ 妹尾和夫のパラダイスkyoto
『すこやか介護 このコーナーは、快適創造企業
ヤマシタコーポレーションの提供でお送りします』
前CM（３０“）
『このコーナーでは、介護する人、される人が、健やかな生活を送ることが出来るように、
いろいろな情報をお伝えしながら、みんなで元気に介護にかかわっていきたいと考えています。』
今日は「バリアフリー旅行」ということで、
夢ツーリストきたみの北見貴志（きたみ/たかし）さんとお電話がつながっています。
北見 （きたみ）さん、お世話になります！
＊夢ツーリストきたみさんではどのような旅行を扱っておられるのですか？？
弊社としましては、「自然体な旅」「ヒトとしてありのままの旅」を提供させていただいております。
と、言っても、何が何だか、わからないと思いますね。（笑）
福祉用語で例えると、「旅のケアプラン」をお客様とご相談しながら、
夢を叶えるお手伝いをさせていただいています。
お客様のスタイルは様々ですし、
普段外出しづらく思っている方々でも、旅先でお手伝いが必要な方々でも
自然体で、楽しんで頂けるような、手作りの旅行プランをお送りしています。
手作りの旅行プランでは、交通手段・食事の仕方・温泉入浴・トイレ・就寝観光地や温泉旅館の移動導線・
体力などの相談が手段としたら行きたい所、したい事の夢を叶える事が「最大の目的」と考えています。
更に、旅行を叶えるために有償ボランティアのトラベルサポーターや、旅先でのスポットサポーターの
紹介をしております。
＊「バリアフリー旅行」とは具体的に？？
階段を使わない旅では、ありません（笑）
安心して旅を実現するため、あらゆる妨げになっていることを自ら挑戦して、壁を乗り越える旅行と考えています。
わかりやすく言えば「あなたの心を開く旅」ですね。
日常生活から、旅行という「非日常」になると、旅行前から気持ちの張り合いがでます。
旅行中は、普段、出来なかった事が、脳に刺激がかかって潜んでいた、能力が出てくることが良く有ります。
旅は、心と身体のリハビリと言われるように、介護予防の効果は歴然と証明されていますね。
更に、旅はサスペンスだと考えるべきです。旅は、何が起こるかわからないから、楽しみになるのです。
ハプニングを楽しみに変えられるような、心のゆとりが大切ですね。
＊どのような思いで「バリアフリー旅行」ネットワークを立ち上げたのですか？？
介護保険導入時期に、外出機会が増えてきた半面、旅先での宿泊拒否等のトラブルが多くありましたね。
理由は、全国の観光地の受入姿勢が整備されていなかったからですね。
そのため、全国で困っている当事者の方やご家族が沢山おられることを知って、全国の人々が、
安心旅行を楽しめるように、観光関連の連携と育成が必要であると考えて、
全国的な、ネットワークを６年前に、立ち上げました。
おかげで、観光施設の理解も徐々に得られてきました。
何処に住んでいても、何処に行っても、旅を楽しみたいですもんね。
＊利用者の方のお声をお聞かせください。
先ほども言いましたように、潜在能力が発揮できる場が、旅行ですね。
５年前にご病気で左足切断、右足指切断された71歳のお父様がおられ、奥様から、温泉が
大好きだった主人を旅行に連れて行きたい。と電話が有りました。
温泉に入浴できた時
「あ～ええわぁ～ ２度目の人生始まりや もうどこでも行けるで」
今は、北海道に、移住して、新たな人生のスタートを切っています。
第２回元気の素サミットｉｎ京都 道路の動物注意の看板の話に納得 100610
介護総合研究所「元気の素」様のサミットは今年で２回目。
記念の１回目は、北海道美瑛で開催、今回は、京の都で開催しました。
外面だけのケアサポートではなく、その人らしく、生きる事の大切さを学ぶ。
人としての原点に返る２日間でした。
このような機会を与えてくださった、元気の素様には敬服するばかりです。
私は、外出支援の取組者として、同じ仲間として、有意義に過ごしました。
各施設の小規模多機能やデイサービス、ショートなどの事例発表や講演など
私でも、一人のヒトを大切にする取組は、観光分野でも共通点が。
ＡＤＬは、身体機能だけではない。多面性を持った「機能」という考え方。 研修中 事例報告
今回、学ばさせていただいた、たくさんの事柄を、現場で生かしきりたいと。
例えば、このような話がありました。
【道路に、「動物注意」の看板。元々は、動物たちのテリトリーエリアなのに、人間が、都合のよいように道路を作った】
すご～く、意味が深い話ですね。
社会では、それが当たり前の考えのようですが、ちょっと考えましょう。
我々に、都合のよいように、仕組みを作って、押しつけていませんか？その人を外見だけで、決めつけていませんか？
その人の生き方や、考え方、夢、最後はどこで死にたいかを・・・我々が、勝手に決める事はできません。
その夢を実現するきっかけづくりのお役に立つことは、施設関係も観光業も同じです。
それぞれのスタイルを尊重して、終焉まで関わる事の大切さ。
生まれた時に「人生」という、箱の中へ入り、終焉は、箱の中から出る。箱の中で今、できる事を
精一杯がんばる。できない事は、箱から出てから、やろうと、考える。これが、大事ではないでしょうか。
今回参加のトップリーダーの方々の姿勢は、宝石箱のようで、キラキラ輝いていましたよ。
えん・京都ＵＤスタイル ナチュラルにユニバーサルなカタチ 100314
ご家庭や施設で食事をするとき、こぼしやすい方へ「前掛け」を良く見ます。
ビニール製の床屋さんみたいな前掛けですが、先日、エルプランニングの
竹端さんがお見えになりました。
ちょっとお出かけしたときは、誰でもお洒落したいですよね。
もちろんお食事の時も。
そこで、手作りエプロンを持ってこられました。
着物生地で女性向き、男性向き、焼肉ハウス向きなど、多種多彩です。
一着１，５７５円～４，２００円ぐらいですが、ご家族から大切な人へ
旅館ホテルがちょっとしたおもてなし。添乗員が食事中に。。。。。。。。
旅のドラマのきっかけになるような予感がします。
淡路の旅館へお見せしたら、ちょっとした気配りって大切ですよね。って。
一度、どんな表情をされるか見たいですね。ということでした。
一人では生きていけない 一社では生きていけない 全国の輪が大切 100210
九州から、患者さんの外出旅行について会いに来られた、病院職員さん 沖縄から、
観光バリアフリーについて会いに来られた、
ＮＰＯ法人さん 韓国から、観光客へ優しい街づくり推進について会いに来られた、諮問委員さん
静岡、長野、神戸・・・そして、就職活動中の学生相談
みんな、壁にぶつかり試行錯誤されている方々から、たくさんアプローチがあります。
お一人の“思い”に、日々感激。たくさんパワーをいただいて感謝でいっぱいです。
私がいつも言っているのは
「生きているうちに、何ができるか、何をしなければならないかを、考えてください」
「平凡にひっそりと暮らすのもよし。人のため、社会のために今できることをしたい」
生き方はいろいろあります。でも、なぜ生きていけるのかの原点に返ることが大切。
両親が育ててくれたから、今の自分がいる。兄弟、親戚、幼馴染、学友がいたから、成長できた。
恩師、上司、後輩、対外分野の人々との関わりがあるから、日々努力できる。大地の恵みがあるから、
いつも美味しい食事をとれる。日光、雨、緑、大気があるから、生きていける。
全てに関わりがあるから、今、生きている。今、ふれ合うことのできる、
全てのものに、感謝の意が大切ですね。
聖徳太子の「和をもって貴しとすべし」の言葉が日本文化の根底です。
「和」は、和食、和式、和室、和訳、和歌、和議など、ありますね。
一人や一社で独自に奮闘されている人々もたくさんいます。
でも、みんなが「和」になって、取り組めば、きっと、バリアフリーになります。
そう、全国の「和」→「輪」が大切。＜リンクページ全国旅行会社更新しましたよ！＞
そして、生きていて良かったと、確信できる喜びが恒久的な幸せではないでしょうか。
あって当たり前のものを大切に、これからも感謝の気持ちで生きていこうと・・・・・。
札幌で講演「バリアフリー旅行ネットワーク会員として」 100120
観光都市さっぽろ推進事業のひとつで、札幌市観光文化局観光コンベンション部観光企画課主催で
運営主体が、札幌の「ＨＫワークス」様より、バリアフリー旅行ネットワークへ依頼を受けて
札幌で講演をしてきましたよ。
参加者は、観光関連の宿泊施設、観光施設、運輸機関、ＮＰＯ法人などなど。
９０分の講演では、バリアフリーの基準は当方で決めつけず、旅行者お一人お一人が基準を持っているので、
旅行者の視線に立って、正確な情報相談を行うように、各種事例を交えた講演。
意見交換では、現場の切実な体験が・・・・・・お客様から
「バリアフリーと聞いて利用したのに、このトイレは使えない」
「札幌駅から地下鉄利用でホテルまでの移動導線が複雑過ぎる」
「積雪時の観光誘致には、どんな手段があるのだろう」などなど。みんなの、求める姿勢には脱帽です。
地域性と、各施設の独自性のある、究極のおもてなしとは？
バリアフリー旅行ネットワークの事業である、疑似体験や研修会、意見交換会を
開催して、みんなが、安心できる旅の受入体制を強化できればいいですね。
「ネットワークの活動に興味がある」「疑似体験したい」などの意見も・・・・・
会の活動をたくさん紹介してきましたよ。
１人の意識革命が、１０人、２０人、１００人、１０００人と増えますように・・・
続いて、神戸市より、夢ツーリストきたみ、神戸夙川学院大学客員講師として
バリアフリー旅行のネットワーク化を推進している来訪者の視点で、第１回「こうべUD都市づくり」の
意見交換会に出席。この時期は、旅行がオフシーズンなので、授業や会議等が続いています。
平成２０年３月から本事業を始め、交流会５回・講座３回を行い、参加者数も
５０人～８０人は集まり、市民協働の取組。福祉の視点ではなくて
おもてなしの心、幸せを感じる神戸へ。
１８名の現場実務者と自治体職員が集いました。
宿泊関連・運輸関連・百貨店・空港ターミナル・観光施設・外出サポートなどなど。
みんな、各種現場でおもてなしのスペシャリストたち。みんな素晴らしい方々です。見習わないと！！！
一般的に、ユニバーサルデザインという言葉が浸透していないので、街の人に聞いても「意味」がわからない。
日本語直訳ができないので、出席者の方から「みんなの幸せづくり」って！！！ その通りかも・・・・・
現場でいろんな体験や取組を意見交換して、私も、また勉強になりました。
街では、一歩一歩人材が育っているんだなぁ・・・ そして、神戸の魅力は「人・おもいやり・真心」かな？
２０１０年新年を迎えて「旅行者のみなさま」「旅行会社・受入先のみなさま」 100103
＜旅行者のみなさま＞・・・ありのままの旅・・・
本ブログを読んでいらっしゃる皆様。いつも弊社をご利用頂いている皆様。
新年あけましておめでとうございます。旧年中は、誠にありがとうございました。
本年も、「ありのままの旅」を提供できるようにがんばっちゃいます！
いろんなエピソードをお知らせします。
お近くの旅行会社や温泉旅館に気軽にご利用してくださいね！
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 きたみたかし
＜旅行会社・受入先のみなさま＞・・・弘毅寛厚・・・
旅行会社のみなさま。受入先のみなさま。新年明けましておめでとうございます。
弊社も、平成5年に創業し17年目を迎えることになりました。これも、旅行業界で生ききる「人間力」を養うために、皆様に、
お導き頂いたことに、深く感謝申し上げます。
さて、観光産業界を取り巻く現状は、旧スタイルの考え方を継続しているように感じます。その現象が、各社の規模縮小、
買収、超低価格競争などが挙げられます。安いことが魅力に掲げる企業もビジネスの一環で重要な事です。
しかし、個人的には反対です。超低価格が近い将来どのような結果をもたらすかを、模索する必要があります。
日本古来の温泉文化を継承し進化するためには、安くすることが魅力、無償や値引きサービスが魅力という意識自体を、
自然に戻すこと、ありのままの旅を提供することが、魅力に通じるものと感じています。
本年、新たな潜在需要の創出が観光産業の活性化の「カギ」であると確信しています。
訪日旅行やお出かけしづらく思っている方など潜在顧客層を、旅行者視線で価値観を味わい、外出意欲のきっかけづくりが、
大切なポイントです。利用度が増加すれば、生産性増加、雇用拡大、経済と地域社会の活性化、税収の、回転が正常化されます。
一人のヒトとして、生きているうちに、何ができるか。
旅行者視線で、おもてなしの本質と価値をみんなで楽しめる一年に。
「弘毅寛厚」な人物、企業となるよう、みなさまのパワーをいただき、現場の声を是非、ご教授いただきたいと存じますので、
ご指導ご鞭撻のほど、本年もどうぞご高配くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成２２年 元旦 夢ツーリストきたみ 北見貴志
2009年今年の10大ニュース ありがとうございました 091224
今日は、クリスマスイブ！！メリークリスマス！！明後日（26日）は、北見のバースデイ！
今年も、皆さんの笑顔に支えられ、元気に夢の旅をお手伝いさせていただきました。
しかし、社会状況は、暗い話題ばかりで大変ですね。
金融危機、インフルの風評、旅行者離れ(これは旅行業者離れ)・・・・・・・・・
私の周りの企業も、経営悪化から、廃業、買収、規模縮小など喘いでいます。
過酷な値段競争は、双方が苦しむだけ。最高のサービスの提供は価値を生みます。
今回は、そんな状況下で「価値を生んだ10大ニュース」をまとめてみました。
●
全盲のお客様一人旅に介助添乗員として同行 立山黒部アルペンルート091103
●
テレビ出演 あわづ温泉おっしょべ祭り 生きる喜び 090831
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山代温泉ホテル百万石 車椅子利用者25人のハプニング旅 091121
●
観光庁主催UDシンポのパネリスト参加（ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰ旅行ﾈｯﾄﾜｰｸ会員として）090325
●
鳥取砂丘を車椅子で馬の背へ～感動のひととき～ 091103
今年もいろんなエピソードがいっぱいできました。ほんの一部でしたが、お客様一人一人にドラマがありました。
更に、旅の喜びはその時だけではなく、生涯の喜びにつなげたいですね。
本年はお世話になり誠にありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 北見貴志
「もっと優しい旅への勉強会」関西の会員で意見交換 091216
故草薙さん（バリアフリー旅行の先駆者）が立ち上げられた「もっと優しい旅への勉強会」
全国に沢山の会員がおり、勉強会出身で、観光バリアフリーの人材が
多く育っています。私も、2年前に入会しました。
会員は、ほとんどが個人会員で、学生、観光関連、異業種、主婦など様々。
旅行従事者に全く関わっていない方も、誰でも入会できます。
関西の会員は5人ぐらいですが、活動が東京中心にため
「関西で何かしたいね」との声が上がり、12月13日京都で意見交換。
会員4人で、京都の清水寺の拝観しやすさを体験していたら、2日前に
今年の言葉「新」が本堂を発見！我々関西会員として、関西スタートの記念すべき日。「新」の前で記念撮影。
ホテル日航プリンセス京都の客室視察を終えて、東山山荘で意見交換。
「旅」をテーマに、一人一人の、真心あふれる生き方を勉強しようと始動しました。
来年のいつか、きっと、関西で勉強会開催をしますので、興味のある方は是非、ご連絡ください。
大谷大学で特別講師として講義 つくば開成高等学校で非常勤講師として授業 091216
大谷大学文学部社会学科社会福祉学を専攻している学生約60名に対して、非日常生活の外出支援について特別講義
テーマは、観光のユニバーサルデザイン化の現状と未来～バリアフリーツーリズムの観点から～をお話させていただきました。
社会福祉学という広範な中で、介護福祉、高齢者福祉に関連して、ユニバーサルデザイン・インクルーシブデザイン・
バリアフリーの定義と、観光産業の取組と課題、そして、何をもって「ユニバーサル」「バリアフリー」なのかを講義。
利用者主体の考えが一番。全ての生活、外出、旅行の基準は、ケアする側が一方的に決めつけない。
その人の心の扉を開くことが、バリアフリーである。それは、生きがいに通じる。その「きっかけづくり」をするのが
我々の役割であると。・・・・そしたら、みんなの求める目線はすごいなぁ・・・・・
社会福祉を専攻している学生たちが、福祉関連以外の業種で活躍されることを祈っています。
つくば開成高等学校京都校の、観光コース・ツアーコンダクター入門の非常勤講師をしていますが、今回は、エアラインの
元現場実務者の外部講師をお招きして、授業を行いました。やはり、現場経験をお聞きすることは貴重ですね。
仕事内容では、関連部署ごとの裏話や、勤務体制など、私も大変勉強になりました。
あまった時間で、ツアーコンダクター（添乗員）の仕事を私が授業。旅行中の写真をパワーポイントで写しながら
未来の夢いっぱいの生徒にお話ししました。
１２月に入り、ようやくオフシーズンです。この時期に、授業や講義が集中しています。
未来へ一歩一歩、これからの日本を担う人材育成も大切ですね。
本質を見極める“目を養う”こと それは 原点 090812
もっと暮らしの豊かさを望んでいる人はたくさんいると思います。これが“欲”というものです。
生きている以上“欲”は付き物ですが、欲は限界がありません。更に、便利に都合よく、果てしなく続きます。
しかし、ある温泉旅館の客室係のお姉さんは、「私は何もいらない、主人と山菜採りに行ってのんびりと暮したい」って
みんな、いろんな生き方がありますね。
「欲」は、「本質を見極める事」と密接な関係があります。外観、外見だけで判断してしまいます。
●
政策マニフェスト・・・本当に実現できるかどうかと、裏付けが知る必要があります。
●
恋愛・・・外見だけではわからない、人の本質を見極めたいですね。
●
住宅・自動車・・・高い買物です。精査する必要がありますね。
●
安売り商品・・・なぜ安いか理由があります。
●
航空運賃・・・減便して格安航空券で集客アップという位置づけよりも、もっと大切な原点を見つけたいですね。
●
挌安旅行・・・会席料理のほとんどが、輸入食品。
安ければ、消費拡大にはなっても、一時しのぎです。生産性拡大、雇用増加、給料増額、消費拡大、税収が、
グルグル回転することが、経済波及の流れであり、住みやすい、心豊かな社会基盤が構築される道です。
企業の宣伝では、都合が悪い事は隠します。良いことばかり宣伝して、消費者が混乱して本質がわからなくなります。
関西人はご存知だと思いますが、「５５１の蓬莱」～５５１がある時。５５１がない時。のリアクションは関心します。
消費者目線では、確かなメリットとデメリットの情報を知りたいはずです。
本質を見極める目を養うこと。人間としての原点ではないでしょうか。心優しい国民性を継承していきたいです。
テレビで、生死論の擬似体験を拝見しました。例えば、
「1時間後、あなたは難病が原因で死亡を宣告されたら、何を思うか。」を目をつむって20分間考え、メモをする。
命の大切さ、今まで生きてきた中で、導いてきた人々、出会い、思い出、夢・・・が、走馬灯のように浮かんできます。
生きているうちになにができるか。何をしたいか。その人にとって、最高の一生を遂げるために。
第５回こうべユニバーサルデザイン都市づくり交流会でお話 090627
誰もが行きたくなる、幸せを感じる街・神戸へ～観光の最前線から考える、ユニバーサルな街～ を、テーマに
神戸市役所内大会議室にて開催しました。神戸市主催でもあって、
40名の定員にも関わらず、観光関連や街づくり関連等の方々
約70名の参加者で、熱気満々！
初めに遊覧船「コンチェルトの社長さん」が、現場の体験や取組を講演。
私は、観光UDへのはじめの一歩を、来訪者の立場で、
観光UDの観点から、今までの体験事例を交えて、お話しました。
ポイントは、
② ニバーサルデザインとは、幸せな街を創る。
②創造力を磨く。 交流会中に写真をパチリ！
魅力のある街へのステップは、
①興味が湧く（神戸に行きたい） ②魅惑をもつ（神戸を知りたい） ③魅了する（神戸にどうしても行きたい）
そして、魅力になると思いました。
来訪者として参加した感想では、震災やインフルなど、神戸は甚大な影響を及ぼしているにも関わらず
参加の皆様は、被害妄想にはならず、前進の意識で、前向きにこれからの課題を乗り越えていこうとする
希望に満ちあふれているように感じました。
神戸にしかない私流の神戸の魅力は「強い神戸」 神戸を全国発信し、神戸の魅力は、どこの街でも
希望を与えられる「幸せを感じる街神戸」ではないでしょうか。みんな神戸に行ってみましょうね。
新型インフルエンザで及ぼす影響と日本社会 090518
国内で流行が始まって、私が行っている神戸の大学も休校中。特に関西ではみんな敏感になっています。
外出支援を推進している弊社にとって、マスメディアの報道が国民の意識をあおり立てているようです。
しかし、現実は現実として直視しなければなりません。
そこで、広い視野に立って、他国にはない、日本人の国民性と社会について考えてみました。
●聖徳太子の「和をもって貴しと為す」和を重視するから周りが見えない
現在、和式と洋式という言葉の通り、和は日本、洋は海外。和は、洋に対して別次元のものと考えられ、
遣唐使や鎖国政策中の長崎出島の交易、明治からの洋務運動、戦後の高度成長というように
日本は、洋式を取り入れ、じょうずに和式に変えてきました。
「みんな一緒に和になりましょう」だから、周りの風潮に影響されやすい。
世界の東端の島国であるが故に海外から「黄金の国ジパング」ともいわれてきました。
視点を変えて、他国も日本の国民性だったら、
インフルエンザ感染拡大により、日本への観光渡航自粛（神戸も北海道も同じ感覚）
日本からの入国者を、一時隔離。日本人を見かけたら避けられる。などなど。
●観光産業界での実態調査
3日前、全国旅行業協会から、修学旅行の取消や延期の調査表がきました。この調査の趣旨が
理解できません。会員旅行会社の保身、自己満足の経営を重視し、危機管理の甘さが如実に。
厚労省や文科省、経済産業省が収集分析をするべきです。
個人的な見解ですが、これぞ、風評被害を防ぎたい。との考えが、今の旅行業界に定着しています。
一点としか見えず、世界に及ぼす影響などの世界観が必要です。目先の利益だけで将来の安心を。
高速道路1000円均一による影響も同一です。
●目先の利益と将来の安心のバランス 余力が必要
自治体や民間企業、旅行業界や宿泊業界も、更に低価格に抑えることが、魅力と勘違いしている。
もちろん魅力の一つかもしれないが、最小限の雇用人員で、安く仕入、安く販売しないと、競争に
勝てないことは現実かもしれません。
何か有事が起これば、対応できない。今回の新型インフレエンザでも、同じです。
外出機会がない方々にとっては、関係ない話。日頃外出されている方々は、不便ですが、前者の方々の
気持ちが良く理解できると思います。障害とは、こういうものです。
有って、当り前なのが、突然環境に左右されてしまい、出来る事が出来なくなった自分を見つめなおしましょう。
だから、自分に、日常の有り難さに感謝しないとね！！！！
京都山科でタケノコ掘り 観光業界のお友達と・・・ 090502
久しぶりに、京都の旅行会社や取引先の皆様と、先輩旅行会社のタケノコ山へ「心身のリフレッシュ」！
京都は竹林が多くて、タケノコも絶品ですよ！
私は、1日平均15時間は働いているので、何もかも忘れてエンジョイ！！
大地からの恵みを頂いて泥んこになるのもいいですね。
一緒に楽しんだ方々は、旅行会社や航空券販売会社、海外手配会社など。
採れたてのタケノコのみずみずしさは、梨の香りがするくらい。
今、業務上のハードルは、豚インフルエンザの影響、
湯村温泉の旅館でベット１０台を調達する方法・・・知恵を絞っている最中。
でも、タケノコを掘っている、みんなの楽しんでいる姿を見ていると、
自分も楽しくなってくるもんですね！
仕事も遊びも、何でも楽しさに変えて1日1日を大切に！
「これが、原点」ではないかと、初心に帰ったようです。
その後、タケノコパーティーでは、旅のエピソードなどの情報交換を、なんと
５時間かけて楽しんじゃいました。
観光業界は、安売り合戦になっています。事業を継続するため、みんな
知恵を絞って頑張っています。
何が楽しいか、創造し、物に顕していくことが、これからの生きる道ですね。
全て消費者の視点で、最良のサービスの提供が魅力、そして楽しさに通じます。
ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰ旅行ﾈｯﾄﾜｰｸの一員として観光庁主催のシンポジウムのパネラー参加 090325
バリアフリー旅行を手掛けて27年。夢ツーリストきたみを独立開業して16年。
バリアフリー旅行ネットワークを立ち上げて4年。
5年前と比べると、社会環境や人々の意識が見違える程、進んできましたね。
そんな中、２月にバリアフリー旅行ネットワーク一員として、霞が関の観光庁へ。
意見交換の中で、本庁として初めて、［ユニバーサルデザインの考えに基づく
観光促進シンポジウム］のパネルディスカッションのパネルストの依頼を受けました。
会場は、京王プラザホテル。今回のテーマは、「人材育成」。
バリアフリー旅行ネットワークの主な活動である、観光ＵＤ化への人材育成や大切な事、
人間力について、お話してきました。
更に、各地の取組みや京王プラザホテルの事例など吸収するものいっぱいで、多いに勉強させていただきました。
さすがに、東京開催でもあり、参加者の顔ぶれも多種多様で熱気にあふれていましたよ。
「不可能な事に挑戦しないと、新しいものは生まれない。」
先輩達は、携帯電話、カップラーメン、宇宙開発、新幹線、コンビニ・・・これが、消費拡大、雇用創出、経済発展に
つながってきましたよね。夢を実現するために。
私は、いつもバックグラウンド（裏方）で、お客様が主役として輝いていただきたいと、思っています。
私は蛍のようなものです。月みたいにもっと頑張っている方はたくさんおられます。
京都市も、まもなく、ホームページ［京都ユニバーサル観光ナビ］が開設され、立体型京都観光情報が立ち上がります。
神戸市も、［こうべＵＤ都市づくり］として、地域協働型の交流会で情報交換や取組を、充実した市民参画型の
取組を行っています。日々勉強。日々吸収。日々努力。日々感謝。日々ドライ。日々自然体に。人として・・・！
人間っていいな！って思える自分に！安いことが魅力？ 090128
なんでも安いのはだれでもいいですよね！販売する側から考えると、安くしないと売れない。が現実。
安くするためには、契約社員、アルバイト雇用に移行し、仕入も値切り倒す。メーカー側も安くしないと売れない。
品質も管理も人も質が低下し、給料も安くなる。そして消費が落ち込み。欲が強い会社は経営が行き詰る。
こんな世の中になったのは、みんな物も心も暮らしも豊かになりたい欲求が強すぎているんですね。
需要の多い人向きの商品開発に没頭し、リストラされないために働く。特に大手中堅企業での現象でしょう。
安くすることが魅力という社会の現実。手間を掛けずに最小限の人件費と仕入が最重要と考えているあなた。
旅行もホテルでもそうです。
高い旅行は何故高いか理由が載っています。安い旅行は何故安いか理由が載っていません。
遂に大手旅行会社が発表。釜山1泊2日16800円 バンコク4日間16800円 ロス5日間39800円
ここまで販売努力しないといけないものかなぁ・・・・・旅館の宿泊プランも同じですね。値切りきっていますね。
目先の利益にとらわれて、30年後の観光業界がどうなってもいいような感じです。
釜山１泊２日１６８００円が普通の料金と錯覚してしまうんですね。このような旅行があるから、全てが悪循環に。
通常、お手伝いが必要なお客様の旅行は高い。といわれます。というよりも、普通の料金であると思います。
でも当事者は、安く行きたいですよね。
旅の本質って、一人一人の目的を実現すること。その土地のおいしいものを食べたい。体験したい。
こだわりのホテルに泊まりたい。昔の想い出深い街を歩きたい。温泉に浸かりたい。いろいろです。
募集型ツアーに多様なニーズを取り込んで各種パンフレットは複雑で種類も多すぎ。
この日に泊まれば、この料理で、このお風呂で、こんな景色って、みんな旅の結末がわかってしまう。
旅って、何が起こるかわからないのが、楽しみですよね。ハプニングや出会いが楽しみですよね。
ドラマのクライマックスはわからないのが、旅の本質です。
外国では、日本みたいに、パンフレットだらけではないです。もっと、スマートです。
そのため、旅の本質を楽しむ事が、いよいよ広まる時代になってきたようです。
不況不況と敏感になること自体、時代の波に飲み込まれているようなものです。
生きているうちに何ができるか。「人間っていいなぁ・・・」って感じるようになりたいですね。
未来の観光業界を背負う「金の卵」たちへ。
２００９年新春ごあいさつ 「きっかけと勇気は まず 自分自身から」 090103
新年あけましておめでとうございます。ブロマーのみなさん！弊社ご利用のみなさん！
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2009年(平成21年)がいよいよ始まりましたね。今年の北見の挑戦は「山」ほどありますよ。
①なんと、高校の教壇に立ち、12回「ツアーコンダクター入門」の教鞭をとることに！
②神戸夙川学院大学のバリアフリーツーリズム特別講師として将来のスペシャリスト育成本格化！
③その他、高校や大学などからの講義や、企業団体からの講演など
④そして、今の本業である「旅行業」や社会貢献活動
世界的な雇用不安や景気低迷・・・どれをとっても先行き不透明な1年になりそうですが
私が20歳代のころからしてきたことは、
「環境に自分が左右されるのではなくて、自分が成長すれば、環境も変わる」と考えて行動してきました。
社会風潮では、みんな環境に影響されやすくなっています。今だから、できる事はいっぱいあります。
今が最大のチャンスと捉えて、環境をバネにして、まず自分からはじめたいですね。
最近旅行者の多様な価値観(ニーズ)を、商売の道具として複雑なパンフレット化と
なされています。これが環境に左右されやすい「ヒト」を作らせている要因だと考えます。
まず、自分が実現したいこと。そして人のためなること。を両面同時進行が大切ですね。
旅を諦めていた方が、見事自分の壁を乗り越えて、生きがいを勝ち取った事例は
たくさんあります。
今年は、旅で「生きがいへのきっかけづくりは勇気から」をモットーに、自分変革の
1年にしたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
新年を契機に、夢ツーリストきたみの業務案内パンフレットが完成しましたよ！
ご所望の方は、是非ご一報くださいね！（右がパンフレット表紙です）
２００８年１０大ニュース 今年もありがとうございました 081226
今日は、北見の誕生日でーす！とは言っても、46歳↓。おめでとう！ありがとう！でも年をとるのは複雑ですね。
ブロマーのみなさん！今年も、励ましや応援をいただき、感謝しています。ありがとうございました。
そこで、恒例の今年の10大ニュース！
①３６年ぶりのトイレ？生まれて初めての野天風呂 生きかたが変わった 北海道道東3泊4日
「貴方に出逢えて私の生き方が変わったありがとう」「パッと開かれた感じ」
④登別温泉で生まれて初めて朝風呂に入れた 札幌ＫＩＴＡホテルのさりげないおもてなし
⑨京都の高齢者施設で京都市内観光「金閣寺・料亭貸切で舞妓さん」
もっともっと、たくさんの思い出や奇跡を巻き起こす出来事がたくさんの一年でした。
番外では、京都新聞の取材を受けて、「この言葉 胸に」で、掲載いただいたこと。
みんなみんな、一人では生きていけないしね。生まれてから、現在まで、生んで育ててくれた両親や兄弟、幼馴染、
学友、先輩後輩、取引先、同業界など、そして、太陽や雨、自然、緑、全てが関わりあって、生きていることに感謝して、
みんなに恩返しと、人育成に励んでいきたいと思います。これからも応援よろしくお願いしますね！！
清水寺 バリアフリー調査研究に同行 神戸夙川学院大学 水が真綿に溶け込むよう 081130
清水寺は車いすでも行けるでしょうか。をテーマに、神戸夙川学院大学の
バリアフリーツーリズム調査研究として、吉島先生とゼミのメンバー12名で車いす3台持参
して実際のシュミレーション体験しました。
紅葉のトップシーズンで、観光客が川になって移動している中を、車いすで坂道や段差などを
チェックしながら、自身で車いすの扱い方を学びましたよ！
でも、神戸から来ただけに、楽しみながら研究しようと、質問攻め。勉強熱心だなぁ・・・
行けるかではなく、行きたいかどうかですよ。って！
人が多くても行きたいものは行きたい。自然の道理ですね。だから、いろんな工夫と理解と
協力が必要になりますね。
そこで、人ゴミを避けてのんびりと観光するには、 清水寺現地調査研究
こういう方法がありますよ！って裏技をお話ししました。メンバーは、楽しみながら、カメラとノート持参で、
真剣に研究していました。なぜ、京都は観光客が多いの？どこに魅力があるの？・・・素直な質問ですね！
学生のメンバーは、水が真綿に溶け込むように吸収しています。
観光振興と、魅力、観光素材・・・京都の魅力は、日本のＤＮＡがそこにあるのでは。
将来の観光ユニバーサルデザイン化への取り組みには欠かせない、確かな人材がすくすくと育っていますよ。
京都新聞に掲載いただきました「この言葉胸に・・・」081008
旅先でお客様がもらした「ことば」 京都新聞１０／５号記事
「おれはやりたいことができる。幸せ者だ」 「行ける」より「行きたい」が大切
「あらゆる障害を乗り越えようとする勇気がバリアフリーの本質」と語る北見さん
旅行会社に勤めていた20歳の時、高齢者福祉施設の温泉旅行に添乗したのが介助の必要な人の旅づくりに携わるきっかけだった。
普段は外出もままならないお年寄りたちが、旅先ではにこやかな笑顔に変わる。「これが目指してきたものじゃないか」。
手応えがあった。しかし、当時まだ「バリアフリー」という言葉も浸透していなかった。車いす用トイレどころか、
介助しにくい和式便器ばかり。宿泊施設にもベットは少なく、どうしても必要な人には大広間の舞台をベット替わりにしたこともあった。
通常の旅行の手配より神経は使う。それでも、立てないはずのお年寄りが、車いすから立ち上ったり、
話せないはずの人が絶景を前に言葉を発することもある。
奇跡を喜ぶ本人や家族の姿を見て、その人の生きる活力作りを手伝える魅力は大きかった。
今夏の旅では、幼いころから車いすに乗る男性(66)の北海道への温泉旅行に同行した。入所する施設の旅行はあるが、
自由に朝風呂や夜遊びを楽しむ6泊7日はあっというまに過ぎた。帰りの空港で、男性は「おれは幸せ者だ」とつぶやいた。
「やりたいことができない人はたくさんいるのに、おれはやりたいことができる」。
目に涙を浮かべる男性に、うれしさで胸がいっぱいになった。
旅行のプランを立てる時、いつも大切にするのは、「どこへ行けるか」ではなく、
「どこへ行きたいか」。障害のある人の中には、「自分はだめだから」と
ためらう人もいるが、「やりたいことをやろうよ」と語りかける。
その時、北海道での男性のような気持ちになってほしいという思いが、
いつも言葉に力を与えてくれている。
独立して15年になる。「もっと自由に旅を楽しんでもらえるようにしたい」と笑顔で語った。＜京都新聞記者Ｔ氏＞
掲載後3日経ち、お得意様やご近所様、電話番号を調べお電話頂いた大勢の皆様から、温かいお声を頂き感謝しています。
私を生んでくれた両親、支えてくれた「学友・先輩・後輩・お得意様・各種業界の皆様などなど」関わった全ての人・乗り物・自然
(太陽がないと生きてこれなかったし)に感謝です。
一人でも多くの人がバリアフリーの心の本質を楽しめるように育んで、更に進化と継続を目指しま～す。北見
明石市で講演「参加者の皆さんに感謝」 あかし楽講座 080924
9月20日兵庫県の明石市からお声をお掛けいただき「あかし楽講座」で講演をさせていただきました。
テーマは、ユニバーサルツーリズム ～住む人や訪れる人々に喜ばれる明石を目指して～ ５回のシリーズで私は２回目の担当。
私は、「バリアフリーツーリズムとは」をお話いたしました。参加者の顔ぶれは、一般市民で多種多彩。
ユニバーサルやバリアフリーというと、段差解消やトイレなど設備面の整備が第一優先のお考えが多く、行ける所を増やすのも
大切ですが、行きたい所へ行けるようにまずは、意識の向上が大切・・・・・
そのためには、不安材料があれば、それを、安心材料に変える人間力が大切である、って、お話してきました。
ブロマーのみなさん！このＨＰを読んでいたら、その意味はおわかりですよね。
ユニバーサルデザインには、限界がありますからね。それを、心のバリアフリーで補うこと。
そこで、参加者のお声を一部ご紹介いたしましょう。（一部固有名詞等修正）
●Ａ様より
障害者、老人の方（特に一人で旅行ができないかた）に対して旅行のお手伝いをする仕事がしたいなと、
常日頃考えていたのですが、たまたま通りかかった所で、この講義に出逢えた事は偶然だったと思います。
内容も素晴らしく、私が考えていた視点とは少し違っていたので、視点が広がったと思います。
北見：通りかかって出逢えたのは、決して偶然ではないと思います。常日頃の思いが導いてくれたと思いたいですね。
Ａ様がお考えの視点は、間違いはないと思います。行けるところを探すことは、選択肢が少なくなりますが、
バリアフリーツーリズムの視点は、みんな同じ考えではいけないと思います。
一人一人の考えを更に育んでいくかだと考えています。
我々の意識改革が利用者にとって一番大切だと考えています。頑張ってくださいね。
●Ｂ様より
教育関係者です。本校の子ども達の生活はほとんど学校と家庭に限定され、休日も条件がそろわないと
外出がむずかしく、社会や人々と触れあう機会が少ないです。現在および将来の彼らの生活の幅を広げら
れそうかと参加させていただきましたが、今日のお話を聞かせていただき、目の前がパッと開けた感じで、
明るい展望と元気をすごくもらえました。ありがとうございました。
北見：生きることの尊さ、就業することの生きがい、生活環境が違う旅先での笑顔など、子どもたちが喜んでいる姿を
一番嬉しく思う人は、そのご家族だと思います。ご家族の高齢化によって、子ども達の将来に対する不安を
除去するためには、就業機会をできる限り平等に与えられるような環境が望まれます。
そのためには、市民と融合できるような機会を増やし、遠慮せず対等に話せる友達づくりから始めたいですね。
人口２８人とあるところに宿泊「何にもないのが最高！」080924
今年、「とある町」の「とある地区」に添乗？で訪ねました。なんと、人口２８人。
去年まで人口５０数名でしたが、学校（分校）が廃校になり更に、人口激減。
最寄りの駅も車で６０分。バスの停留所まで車で３０分。食料品店も車で３０分。
携帯電話は圏外。お店もなく、信号機もなく、細い１本の電線があるだけ。
そんな「何にもないのが最高！」私を含めて３人で泊まった簡易宿「□△☆○荘」
お宿の看板もなし、でも３００メートル先の足音が聞こえるぐらい「空気がきれい」
「あたり一面緑と～～～～と～～～～畑」「夜は星空で天体ショウ」 とあるところのお宿 看板がない？
お宿に着いて、オーナーさん「今日はここに泊まるので、自治会長と婦人会の人が来るので一緒に夕食をしましょう」って！
なんか、南米かアフリカの集落に足を踏み入れる時の「歓迎の儀式」みたい！ドキドキ（笑）
だって、人口２８人の土地に、今日は３２人になるのだから、ごあいさつしないといけないしね。
夕食時になると、自己紹介をして、地元で採れた自然食が最高です。特に「ホワイト～～の酢漬け」が最高でした！
この土地で生活する上でのお話など、お互い気を使うことなく、旅行者と受入側との一線を越えた「ふれあい旅」でしたよ。
ここのお宿は誰でもいつでも泊まれません。双方の楽しむベクトルが合えば問題ありません。
部屋数は２部屋で２人～５人ぐらいまでの１組のみ泊まれます。
もちろん、スロープや多目的トイレ、お風呂もお食事もユニバーサル化になっています。
今回、車いす利用のお客様たちとお世話になり、自然体のふれあい旅は、ステイ気分でした。みなさんに感謝！感謝です。
今度は１か月ぐらい、あの土地で農作業を手伝いながら過ごしたいと思います。
場所や、宿舎の名前はお教えできません。あしからず・・・・・・・（ここの土地をそのまま残していくために・・・・・）
不安材料を抱えるお客様へ 080730
日常生活から離れて旅に出掛ける時、誰でも不安なことがあります。特に身体的な面で不安を抱える方々に。
行けるところよりも、行きたいかどうかです。うちのお父さんは無理。～～してくれるの？もっと安くならない？など
いろんな考えのお客様がおられます。
ご自身で物理的に不可能な場合もあります。でも、昔と同じように、当たり前の事を、当たり前のように、自立心を
持っていただいて、チャレンジする気持ちが、再生に繋がります。
このチャレンジ精神は、本人だけではなく、ご家族や、旅先での受入側の理解と協力も必要です。
前回の北海道でのエピソード
3年前は一人で立位がとれなかったお客様が、手すりがあれば立てるようになり、温泉も手すりで単独入浴が
できるようになった時、入浴サポーターが、「楽ですね。」って言っていた言葉が一番嬉しかったって！！
普通、単独入浴できた喜びよりも、周りの言葉に感動されたんです。
お客様のお考えは千差万別。価値観も違うし、目的も違う。「～～してもらう」「もっと安くならないの」など色々です。
非日常の旅行ではあるけれど、生きていく上で、旅は欠かせない存在です。だから、不安材料を抱えるお客様には
自分でできること。できないけど家族だけでできる。家族でもできない。必要な備品。トイレや食事などの事前相談が
必要です。しかし、相談がないと、こちらは分からないまま当日を迎えて、ビックリする事があります。
トイレ・就寝・食事・移動などの不安材料があれば何なりとご相談ください。
2008年の抱負 旅はノンフィクション映画 080103
誰でも、自立志向はあります。出来る事なら、周囲の人に世話になりたくありません。
お世話する側と、お世話される側は、お互いに遠慮があったり、手を差し伸べて、「もしも」の事があったら
後々の責任問題になる事を恐れる事もあります。ユニバーサルデザインの定義でも「できるだけ自立して」とあります。
バリアフリーの考えは、障壁になる物や心理等を取り除くため、例えば、出来る限り段差を解消することです
階段がない国は何処にもありません。自立といっても、誰でも一人では生きていけません。
私も生まれさせて頂いてから、沢山の方々と出逢い、支えられて生きてきました。
空気も緑も太陽も水も動物も人も、みんな関わりがあって生きています。
阪神淡路の震災のときは、みんなで助け合う、日本独自の心がにじみ出ていましたね。
その時は、障害があろうがなかろうが関係ないと思いますね。
その人が人らしく生きるため支えあいながら、そして、遠慮せずに・・・。
旅も一緒です。日本は独自の伝統「おもてなしの真心」があります。世界では例がありません。
旅はノンフィクション映画です。
主役：お客様（当事者） 助役：付き添い様 大道具：旅館・天気など 演出：旅行社の添乗員 など・・・
素敵な映画は、素敵な主役 支える助役 周りの大道具 現場状況判断の演出・・・・・
みんなが、ベクトルを合わせ、ひとつの映画を作り上げていく、みんなが最高だから、素敵な映画ができ
映画の製作に関わった人々が共に感動を共有する。更に、素敵な映画だから、映画を見た人々も感動され、
全体的に、日本古来のおもてなしの文化が、旅の本質となって蘇る。
「心の豊かさ」こそが、今この世の中で一番大切なんです
2008年の抱負は、
旅の本質と心の豊かさを目指し、旅のノンフィクション映画をみんなで育めるように精進したいと思います
京都市みやこユニバーサルデザイン審議委員として地下鉄現地調査 071212
今春開通予定の、京都市営地下鉄二条駅～太秦天神川駅間の試乗と駅舎が誰もが利用しやすい施設であるか、現地調査に出かけました。
既に、二条駅～六地蔵駅間(東西線)は開通しており、烏丸線と共に市民と観光客の公共な交通機関です
国籍を問わず、誰もが比較的利用しやすい駅であるため今まで旅行でお客さまと関わってきた経験を、京都市の
街づくりに協力させて頂けることに感謝しながら、調査してきました。
アナログ時計が小さく見えづらいので、デジタル表示の方が・・・
多機能トイレは素晴しい作りだが、使用中かどうか認識しづらい・・
音声アナウンスや誘導ブロックの方向など・・・・・他のみなさんも、いろんな点を意見交換していましたよ。
誰もが利用しやすく、安心安全な国際観光都市京都でありたいといつも考えています。
京都市福祉総合展で生のお声 バリアフリー旅行ネットワークが出展 071212
毎年恒例の年末イベント「京都市福祉総合展ふくふくフェスタ」が京都市勧業会館(みやこメッセ)にて開催
バリアフリー旅行ネットワークとしても、京都市からブース出展を無料で提供して頂き、旅行中の画像や
会の活動模様を大型液晶テレビで紹介しました。
来場者へ、パンフレット配布と、旅のお話をしました。旅に出かけたいけどみんな様々な不安があるんだと実感
「耳が聞こえないが一人旅をしたい」「杖歩行だが、一人で近くの湯治場で療養したい」
「全国大会幹事になったが、ホテル交渉で悩んでいる」たくさんのお声を頂きました。
当り前の事が、当り前のように出来て「当り前」それが普通であり、自然なんですね。
しかし、一般世間では、特別な事をしているように見られています。
特別な事は、特権のようにも感じられ、当事者も特権が当り前のように認識している方もいます。
誰もが同じように、「食べたい 行きたい 買物したい 温泉入りたい」と思っています。
身体のハンデがあろうがなかろうが、旅行は関係ありません。日本独特のおもてなしの文化で、共に喜びを満喫できる真心があります。
助け合う精神は、神戸の震災で身をもって実感しています。観光ユニバーサルデザインは、限界はありません。
みなさん、さぁ、旅で自信と勇気を出して、遠慮もせずに、出かけることが、活きる活力になりますよ。
神戸夙川学院大学教員として高大連携模擬授業 071125
兵庫県の高等学校で、大学模擬授業「サービス産業「旅行・観光・ホテル」というテーマで、50分間の模擬授業に行ってきました。
観光産業界のスペシャリスト育成のため、観光における広範な知識と教養、実務や人間力を学ぶ「神戸夙川学院大学」
50分間の中で、「旅行・観光・ホテル」という範囲が広いテーマでしたが、受講者(生徒)が少数であったので、一人一人の将来
希望の進路と職種を聞いてみました。
ほとんどが、ホテルで勤めたいとの希望。ホテルではどのような仕事をするのかを説明。高校1年生でも、目をランランとして
聞いてましたよ。将来の観光産業を担う人材の玉子に感謝！みんながんばって下さいね。
神戸夙川学院大学 070808
私が、お手伝いさせて頂いている、今春開学した「神戸夙川学院大学 観光文化学部」バリアフリーツーリズムもそうですが、
観光に興味を持った高校生や在学生と懇談する機会がたくさんあります。
今回は、オープンキャンパスでのエピソードです。
今春開学した「神戸夙川学院大学」に、広大で綺麗なキャンパスにも関わらず、1期生が伸び伸びとキャンパスライフを送っています。
2期生にあたる受験生が見学に、沢山の方々がお越しいただきました。来られる方々の意識は、
①将来の就職先の「観光」に興味があり、夢を実現するために大学のスタンスを実感したい
②より専門的な知識と教養を身に付けて、就職先の夢を実現したい
③就職できた後、職場で活躍できるような、スペシャリストになりたい
④観光の分野の中で、具体的な職種で具体的な部所で働きたい
のような、声を聞きます。みんなの意識と夢が明確であることは素晴しいですね。応援しています。
1期生も大学の説明に一生懸命です。大学の長い歴史の中で1期生と2期生と教職員が一緒になって大学の実績を創り上げていく、
歴史の1ページになる貴重な人材だと思います。受験生のみなさんも、沢山の大学を見学してみたらいかがですか？
旅の本質とお肉屋さん 080808
旅の本質って、一言でいうと、お肉屋さんみたいなものです。格差社会とか言っていますが、旅にもお肉にも格差はあります。
本質を見極める基準は「その一人一人です」
お肉屋さんのショーウインドウに、ばら肉・もも・細切れ・ロース・カルビ・サーロイン・ヒレ・輸入肉・・・・
安いのは100ｇ 80円 高いのは100ｇ 800円
10倍違います。安くてもいいから肉を食べたい人、高くても美味しい肉を食べたい人
高級肉だけを販売している店や量販店で安く販売している店 それぞれの価値観はいろいろですね。
旅も同様で、旅先で郷土料理の様に広告されていたが、安い旅は輸入冷凍食材がほとんどですね。
高い旅行は、古来からの日本文化から伝承された地元の旬の味を出しています。
高い旅行というよりも旬の味が普通で当り前の旅の値段です。本来の姿の旅は、何故高いかを広告に載せています。
安い旅は、何故安いかを広告していません。消費者の視線から、旅もお肉屋さんみたいに、明示される事を希望しますね。
京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員に 070725
このたび、平成19年度より2年の任期で「京都市みやこユニバーサルデザイン審議会委員」になりました。
情報化、国際化、少子長寿化が進展する中で、将来にわたって、
活力ある社会を形成し続けるためには市民一人一人の多様な価値観や暮らし方が尊重されることが大切です。
このような中、京都が有する多様かつ豊かな蓄積にユニバーサルデザインを採り入れ、年齢、性別、言語習慣、
心身の状態にかかわらず、すべての人にとってできる限り生活しやすい社会環境の整備に取り組む必要があります。
京都市では、平成1７年4月に、政令指定都市として初めての条例である「京都市みやこユニバ―サルデザイン推進条例」を施行。
審議会委員としては、みやこユニバーサルデザイン推進状況の報告や、推進に関する意見や推進方策に繁栄することが目的です。
審議会委員の皆様は、各分野の第一線でご活躍されている大人物ばかり。
私は、微力ではありますが、市民の視線に立って、京都のユニバーサル化への一助として、全ての面での取組みさせて頂く
ことになりました。私みたいな者がお役に立てるか不安ですが、委員の方々の英知と、経験を集約し、知恵と工夫で心豊かな
まちづくりができればと考えています。
得意分野は、ブロマーの皆様は良くご存知かと思いますが、観光ユニバーサル化へ、京都から出掛ける方や京都にお越し下さる方の、
安心安全な旅を提供させて頂いておりますが、全国各地の、当事者の生のお声と観光関連民間企業のお声や取り組みや体験を
活かせればと思います。今後とも、当事者や市民のみなさまのため、お声を頂ければ幸いです。ドシドシお寄せ下さいね。
故草薙さんを「偲ぶ会」参加 070714
本国の観光バリアフリー先駆者でおられた「草薙威一郎氏」の偲ぶ会が東京都内であり小生も一地方の田舎者ではありますが
参加させて頂きました。ご生前の偉大な功績を参加者170名の中でビデオレターで紹介された時は、言葉にも表せないくらいでした。
土浦京成ホテルで館内視察をしたり、ご一緒にビールを飲んだり、モーターボートに乗ったり、まちづくりの
モデルを手書きでイラストを描いてお話ししたり・・・
草薙さんの人生約50万時間の内、メールや電話でのやりとりはもちろん。たった10時間をご一緒する機会がありました。
たった10時間でも、私の人生の生き方・考え方を教えてくださった。草薙さん！有難うございました
国交省近畿運輸局の交通バリアフリー法基本構想に基づく地域外利用者の為の検討委員会委員として推薦
して頂いたり・・・・「バリアフリーとか、ユニバーサルデザインとか関係ないんですみんなが旅を楽しめれば、それでいいんです」
「人は、旅をする動物である」などなど、草薙さんが残された功績を引き継いで、未来に将来に団結してユニバーサル社会を実現する
使命が我々にある。との同じ思いで、集った170名のみなさん
当事者・学術関係者・医師・行政・観光関連・・みんなで草薙さんの意思を引き継ぎ、心豊かな社会づくりに英知を結集し、
全国的な協力関係を一緒に築いて参りたいと思います。それが、草薙さんが一番喜ぶことではないかと思います。
堀川病院 クリニックほりかわ ホスピタリティ070321
私が8年前、中国へ向かう直前、関西空港で頭痛と嘔吐で倒れて、空港内診療所へ搬送。
一時は、「これで人生も終わりだ」って考えました。それから、京都の病院を転々と検査に廻り、大きな総合病院で「片頭痛」と
診断され定期的に通院。しかし、総合病院のため、2時間待ちも当り前。待合所で苦しんでいるのに、職員さんは知らん顔。
そんな通院が６年続きました。
これは精神的な面も影響されているのかな？そこで、思い切って、通院先を変えてみました。
堀川病院の外来用「クリニックほりかわ」さんです。今年で3年目になりますが、職員の皆様の接し方に益々感動されることばかりです。
「ひとりのヒト」に対しての接し方。診療の会話。その人に適した薬のバランス。採血時の3分間のもてなし。
待合所での患者さんへの心配り。
私にとって、「なごみの時間 癒されの時間」でもあり、医師・看護士・クラーク・受付の皆さんが本心からその人の立場に
なって接している姿は、ホスピタリティマインドそのものです。
もてなす側と、もてなされる側が共に喜びを分かち合う事が、ホスピタリティマインド。私が、元気でユニバーサルサービスを
ご提供させていただいている裏には、そのような出会いやふれあいの体験を吸収して現場で活用させていただいている訳です。
全ての人は、生まれてから今まで人や動物自然・・・全てに、関わりがあって、現在があると思います。一人では生きていけません、
空気がなかったら生きていけません。一瞬一瞬に出会いがあって、生きかたが左右されます。
だから、第一印象が大切だなぁ・・・ってもっともっと、今を大切に、喜びを分かち合えるようになりたいですね。
＜コメント0＞
観光バスからの緊急避難070224
先日、スキーバスの居眠り運転による大事故が発生しましたね。私も頻繁に観光バスに乗ることが多く、突発的に事態が起こっても、
機敏に対処できないと添乗員ではないなぁ・・・って思いますね。
私も、観光バスでの事故に遭遇したことは、3回あります。その内、一番大きい事故が観光バス3台で大きな橋を渡る手前で、
3台の多重追突事故。ホテルまで12分のところだったので１１９番通報せず、ホテルへ送迎バスと、提携先の病院の救急車を
呼んでもらったのが、その後の処理に対して正解でした。病院へ搬送した12人のお客様はいずれも軽症で、
ホテルに帰ってきてみんなと合流でき、その後の旅行スケジュールも予定通りできました。
帰った後に、当事者の各家に、ドライバーとお見舞いに伺いました。
旅行中の現場運行管理責任者はドライバーで副がバスガイドです。添乗員は旅程管理責任者です。
ドライバーやバスガイドの指示に添乗員が協力をすることになっておりますが、緊急の場合、乗務員が指示できそうにない場合は、
添乗員でありお客様も一緒に協力することになります。そこで、バス内での緊急避難方法を勉強してきました。
通常の出入り口のドアの開閉／後方の非常口の開閉。高さ１３０ｃｍから飛び降りること／
窓ガラスの種類とガラスの割り方乗客運送の場合の基準などあってはならないことですが、安心安全快適な旅を提供させていただくために
日頃からの緊急時の訓練も必要だと実感しました。
＜コメント0＞
ユニバーサルサービス連載① 創造力 070113
アメリカのブッシュ大統領が、イラク情勢に更に多い兵力により、武力で沈静化を図る発表がありました。
皆様！どのように思われますか？
中国の古典で「武力で戦うは、下策。 心で戦うは、上策」という、言葉がありますね。項羽の楚軍の武力による攻め方と、
劉邦の漢軍の心による攻め方。諸葛亮孔明の南伐の「七度捕らえて、七度放つ」で心から心服された
武力（力）でねじ伏せても、早期に決着がつきますが、いつかは、反逆が起りますね。
これは、外部からの物的な作用を、無理やり押し付ける事ですね。
心で説くことは、その人(国)が、心の奥底に、考えていることを、察知するために、創造力をフル回転して、その人の心の中に
「乗移る」ようにして、心で対話を重ます。心から納得すれば、生涯、心の豊かさが、後世につながっていくことでしょう。
そこで、現在の日本社会の観光産業として
武力→外面的要素 心→内面的要素 として 置き換えてみると
但し、武力と心を、そのまま、観光産業界を比較することでは、ありません！！
外面的要素
外部からの力 団体旅行 観光産業側の視線 外部的な表面上の設備的な物体。上記の影響が表面的に、お客様にとって物体なので
わかりやすいですね。
観光産業側として、２万円の宿泊料金１０人と、１万円の宿泊料金２０人では、付加価値の消費の関係で、
１万円２０人のお客様の方が有益ですし料金交渉も団体で行くから、安くしてせーって、旅館にプレスをかけます。
設備を充実した方が、宣伝広告しやすいですよね。しかし、お金を使えばできますが、これは、わざと楽な方を選んでいるんです。
外面的な作用ですね。外面的要素だけを、取組めば早期に改善されますが、長続きはしません。
心（内面的要素）
内部の力 個人個人 お客様の視線 内面的な心の豊かさを引き出す
その人の中に、飛び込むんです。乗り移ろうと創造するんです。そうすれば、お客様の求めている事、不安な事や楽しみにしている事が
わかります。心と心こそが、観光産業で、恒久的に伸びていく一番のキーワードですよ。まず、お客様の為が第一です。
その代償が無形の価値による収益にかえってきます。
時間と経験と知識と技術が必要で、一番手間をとりますが、では、どのような事が大事なのでしょうか。
お客様がシグナルを出さなければわからない時は、短期旅行ケアプランを一緒に作るため個人情報の細かいところまで聞くんです。
お客様が言いたくない事はその限りではありません。トイレが心配。ベットが心配。入浴が心配。歩行が心配。食事が心配。
事前に当事者の方と会えなくても、電話やメールだけでも、創造するんです。
だから、ユニバーサルサービスでは、創造力が必要になってくるんですね。
初対面の方に「真心のおもてなし」をさせていただくには、どこまでの配慮が必要かは、お客様それぞれのお考えが中心で、
受け入れ側が勝手に決め付けることはできません。
受け入れ側の収容能力、人的能力、１００％大手旅行会社部屋提供、料金体制、団体お断り等の受け入れ側独自のシステムと、
お客様のご希望がマッチして、はじめて成立します。諸条件が合わないとき、外面的要素で物理的に不可能な場合を除いて、
受入先が一方的に断ったらいけませんよ。最終的には、お客様のご判断です。
外面的要素と内面的要素のバランスが、今後の観光産業が必要で、伸びていく鍵になると思います。
＜コメント0＞
2007年新年ごあいさつ ユニバーサルサービスに必要な事070103
＜ユニバーサルサービスに必要な事＞
バリアフリーとかユニバーサルデザインやユニバーサルサービスという言葉を聴くと車椅子利用者の方々を主に対象にした用語のように
一般社会が誘導しているように感じます。
これは大きな誤りです。端的に説明すると、バリアフリー：全ての障害を取り除く事
ユニバーサルデザイン：全ての人々が理解しやすく、利用しやすい事など
ユニバーサルサービス：全ての人々に真心のおもてなしを提供する事
社会の経済面から見ると、ビジネスに繋げるために、新種の車椅子や移動移乗器具食事排泄など福祉器具という物体販売に依存して
しまっています。物が便利になることはいいことですね。
それが、外出しやすくなり、全てに活性化されてきます。しかし、半面その言葉が健康な方々にとって、
その時にならないと意味がわからない人も多いのでは。
「身体障害者のための 高齢者のための」のように限定された言葉になれば死語みたいなものです。物体はお金さえ出せば手に入ります。
心はお金では手に入りません。
そこで、ユニバーサルサービスの重要性が必要ですね。ユニバーサルサービスは無形のためなかなか進出されません。
手間と時間が掛かり商売にならない・・・が本音でしょうか。
しかし、このユニバーサルサービスの取組が一番大事のように思います。心と心のつながりです。これを「旅行」にあてはめると、
ユニバーサルサービスに必要な事は、創造力・洞察力・企画力・相談力・知識力・現場力・技術力など一つ一つの説明は、
今年の連載としてブログに載せていきたいと思います。では、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
夢ツーリストきたみ 北見 貴志
今年の総決算２００６ できない事が旅先でできた喜びの出来事 観光業界の皆様へ必見！061226
今年の総決算を一言でいうと 「旅の本質」たくさんのお客様と出会い、たくさんのお客様とふれあい、
たくさんのお客様と喜びを分かち合いました。
様々な旅の目的や旅のタイプを肌身で体感しました。お一人お一人の心を開き、活きる活力を生み、
その人の人生にお手伝いさせて頂けました。
もちろん、旅に関わった観光機関の受入先様との出会いがあったから。もちろん、私に関わった全ての方々との出会いがあったから。
一人のヒトを大切に、「今年の喜びの出来事」をまとめてみました。
★ 車椅子で鳥取砂丘にあがり、言語障害をお持ちのお客様が突然しゃべりはじめた事
★ 要１のお客様が自力で谷汲山華厳寺１００段の階段を登りご祈祷できた「おじいさん」
★ ミキサー食をﾎﾃﾙが間違えて刻み食を配膳したが、ペロっと完食できた「おじいさん」
★ 片麻痺の方が車内の座席から座席へ自力で移動ができた事
★ 自閉症とヘルニアの奥様が、旅を通じ夕食の買物にも行けるように元気になった事
★ 何十年ぶりに電車に乗れた事
★ 人が多くて諦めていた「ルミナリエ」に安心して見学に行けた事（ハートフルデー）
★ ご主人の入浴手伝いをしている間に、介護疲れの奥様が「ゆっくり温泉に入れた」事
★ 人ごみの紅葉京都で、誰もいないお寺さんで紅葉の庭園を眺めてお抹茶を飲めた事
★ 何十年も前から思っていた三条大橋と妙心寺を訪ねる事ができた事
★ ホテルが私のｱﾄﾞﾊﾞｲｽを現場で取り入れ、お客様に好評をいただいている事
その他にも、温泉に入れた。次は露天風呂にチャレンジしたい！とか、色々な喜びのお声を頂戴しました。
チャレンジが活きる喜びであり、活きる健康であり、活きる活力ですね！
＜観光業界の方へ必見！＞
最近添乗先に行くと、北見さんは「添乗員さんみたいで、ないですね。」「こんな添乗員さん初めて見た。」って言われます
下呂温泉ホテル水明館の若女将さん・加賀ｲﾝﾀｰのドライブインうるし蔵さん・・・・・・自分では普通の添乗業務をしているのに？
ある温泉旅館の女将との会話を一例で説明すると、
私 「他の添乗員さんと違うのは、どのような点ですか？」
女将「普段の添乗員様は、ご到着時ロビーでお客様とお別れし、フロントマンと打合せをされてその後は添乗員様のお部屋に
ご案内します。宴会時間までは休憩時間のようですね」
私 「その後は？」
女将「ご宴会に立会い、途中で夕食を召し上がりに行く添乗員様をおられます。翌朝は、精算を済ませ、観光バスの乗務員様と
出発までモーニングコーヒーを飲まれています」
私 「それで、どこが違うのですか？」
女将「ご到着時、背広にリュックサックを背負って、お客様のお荷物を台車に入れて、お客様とご一緒にお部屋までご案内されたり、
お風呂のお手伝いが必要な方とご一緒に入浴されたり売店でお買物のお手伝いまでしたりいつもお客様とご一緒にされていますね」
私 「私にとって当り前の事をしているだけですが、添乗員なのか、付き添い職員なのか奇妙に見えますね。
確かに、宴会後の職員反省会用に職員様は宴会時ご飯を食べれない時もあるため、外へ夜食を買出しに自転車を借りて行く時も
ありました」
「お客様との距離の持ち方が大事ですね。お客様が欲しいものを頼もうとしたら、目の前に私が用意している。
事前に洞察力や想像力、予知力が添乗員には必要ですね。」
「今、お客様が、何を考え、何をお望みなのかを予知するためには、そのお客様の心の中に入り込もうとしています
（お客様が私だったらを想定します）
「何もしない方が最良のサービスの場合もあります。」
「どのようなお客様でも楽しんでいただく為には、団体として考えずに、お一人お一人の旅の目的や心配なことを事前に、
打合せをしておく事が大切。これがサービス業の原点ですね」
「昼食場所のドライブインに到着したとき、普段ドライバーやガイドは到着後、乗務員休憩所で休憩するのですが、
ドライバーとガイドが、お客様の食事場所までご案内したりお買物を一緒に品定めしたりするところを見たことがあります。
美味しくて安いカニを探していたようです。私もご一緒に品定めをしました。旅の楽しみ方そのものですね。」
観光業界では「真心のサービスは限界がありません。
お客様お一人お一人の心が癒されるようなお手伝いが、双方の新たな活きる活力になり、
最終的にビジネスにもつながってくると思います。ブロマーの皆様、今年も１年ご愛読いただき誠にありがとうございました。
来年も、お客様に活きる活力ため、観光機関様の活きる活力のため、私自身としてのスキルアップのため、
更に取り組んでまいりたいと思いますどうぞ宜しくお願い申し上げます。
神戸夙川学院大学 観光文化学部 受験生の皆さんへ 観光業界の皆さんへ061220 ＜先頭へ＞
このたび、来春開学される「神戸夙川学院大学 観光文化学部」バリアフリーツーリズム特別講義のお手伝いをする事になりました。
２５年間バリアフリーな旅をお届けし、様々なお客様や観光機関様とご一緒に取り組んでまいりましたが私一人の力では
日本の真のバリアフリー社会を目指すには限界があり、悶々としていました。
２年前騒がせた温泉旅館の障害者宿泊拒否問題をきっかけに、誰でも何処へでも旅行を安心して実現できるように、
全国規模の「バリアフリー旅行ネットワーク（現在約８０社）」を立ち上げて会員が同じ志でお客様のため観光産業のため
全国的に取組んできました。最近、全ての面でバリアフリー化が認識され始め、経済分野でもバリアフリー化なしではビジネスが
ありえないところまできました。真のバリアフリー観光産業界を実現するためには、観光産業だけではなく、広範な全ての分野の
意識改革が大切で今回、学びの分野で人材育成の分野である「神戸夙川学院大学様」よりお声をかけてくださいました。
日本の心豊かなバリアフリー社会を構築するため一人一人の意識改革のため、微力ではありますがバリアフリー旅行の実践者として
バリアフリーツーリズム特別講義を通し人材育成と後継者育成に励みたいと考えていますので、
ブロマーの皆様、ご意見ご指導の程宜しくお願い致します
神戸夙川学院大学は日本の基幹産業を担う真のリーダーになるために、他大学にはない特徴を活かし学生の豊かな人間性・社会的実践力
創造力を身につけて社会へ送り、観光産業界のリーダーとなるよう人材育成・キャリア形成支援を実践いたします。
本学は学生の人材育成に欠かせない広範な観光文化の専門知識・保健健康に関する知識と技術・世界各地の歴史文化芸術宗教社会制度・
語学力・資格取得などを学びます。
調査研究科目で主体的な学びを深めて、産官学(地域)連携にて即戦力となる人材を育成し、専門分野として、歴史文化ツーリズム
詳しくは「神戸夙川学院大学 ホームページ」でご覧になってください。ＨＰはこちら！受験生のみなさん 観光産業界のみなさん
是非、夢の実現と後継者育成のため本学をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
子供の頃、「大きくなったら何になりたい？」と、良く聞かされました。夢を持つことの大事さでしょう。
しかし、新時代では、なった後が大切です。人生の大半が「なった後」で生き方が決まってきます。
旅行専門学校からある大手旅行業者に今春入社した社員からの話「同期卒業者１００％観光産業に入社できたが、半年で８０％退職した」
理由は？「給料が安い 残業が多い 自分の時間がない 休みが不定期で友達と遊べない希望のセクションにつけなかった などなど」
理想と現実のギャップですね。「大きくなったら何になりたい」って夢も大事ですが、なった後のことが最も大事です。
私も旅行の添乗員になりたい憧れを１５歳から思っていました。学校を出て、憧れの旅行会社に就職でき添乗員や営業（飛び込み訪問）
もできました。３０歳までにお得意様を年間１０００人作り年間売り上げ１億５千万円という目標を立て、実現できたら自分の旅行会社を
開業する目標を掲げました。見事、３０歳で開業でき、その次は、自社ビルを建てたいと新たに目標を立て、４０歳で実現できました。
４０歳からは私が取組んできた誰もが安心したバリアフリー旅行社会構築の為、全国の一人一人の方々に、旅の夢が実現できるような
全国展開を始めました。
５０歳までに、６０歳までにと、１０年刻みに明確な目標でスキルアップすることが活きる活力のように感じます。
これからは後継者育成の年齢でもあります。
さらにその時代に融合した「しくみづくり」が必要とされます。雲の流れのように自然に形を変えながら育んでいきたいですね。
平成１８年度京都市障害者福祉大会にて～みやこユニバーサルデザイン奨励賞受賞061212
京都市左京区岡崎で京都市障害者福祉大会があり、すべての人にやさしいユニバーサルデザインの考え方を広めその実践を促す
取り組みをされている企業団体に贈られるみやこユニバーサルデザイン賞を今年度から京都市が設けました。
そこで当社の取組が認められ奨励賞を受賞しました。感謝 感謝です。他の受賞者の企業団体は下記の通りでそうそうたる方々です。
当社も２５年間誰もが安心して旅を楽しんで頂けるように様々な分野で皆様と関わらせて頂いた過程です。
この賞は当社に関わった皆々様が受賞された事と思います。
この受賞を通過点として、より一層一人の人は一人の人として尊厳を大切に当り前の事が叶えられるように励んでまいりたいと思います。
心の豊かさを大切に･･
全国新型特養推進協議会全国セミナー～個別ケアを考えるつどい ｉｎ京都～061212 ＜先頭へ＞
高齢者福祉施設の特別養護老人ホームでは、個別ケア（その人らしさを引き出すケア）が今まで以上に利用者のお年寄り主体の
サービスが提供できるように、ハード面、ソフト面の両面の「ちから」を十分に引き出す方法を施設職員の方々と考え、
「新しい介護」という介護の実践や、実例報告、など各分野でご活躍されている先生にご教授を受けていらっしゃいました。
全国から沢山の方々がご参加され、他の研修会では行ったことが無い充実した内容でみっちり２日間、真剣に研修されていました。
介護の移乗実技でもベルトやズボンの後ろを持たずに移乗できる方法など、盛りだくさん。
宿泊先や京都移動手段などの手配や、京都での参加申込受付窓口をさせていただき、観光案内カウンターを設けて京都の観光相談を
させていただきました。これから、福祉業界も新たな時代の足音が聞こえてきました。当事者主体の時代です。
一人のヒトは一人のヒトであり、その尊厳を大切に、できる能力を最大限活用することが大切では。
当事者のため、職員の皆様のため、福祉業界のため、心豊かな社会構築のため、
全国新型特養推進協議会様の取組はきっと新時代に欠かせない「ちから」に成る事でしょう・・・・・
みんなが共に心豊かに「ハッピー」になれるよう一緒に頑張りましょう！！ 全国新型特養推進協議会のホームページはこちら
有って当り前 物が豊かに便利になれば心が遅れる061105
誰もが全てに便利になれば有難い事ですね。最近の犯罪件数を見ると、心の障害が発端で、いじめ・虐待・不正取引など
「目を疑うような事件が多数発生しています」高度成長時代は、テレビ・冷蔵庫・洗濯機等の必需品を求めて、
みんなが豊かになろうと活発に取組んでいました。
何も無くても心は豊かであったような気がします。湯治場の温泉宿も和式トイレでエレベーターも無く階段ばかり・・・
これが当り前でした。階段がある事が、良い運動にもなっていました。しかし、寝たきり老人という言葉もありましたね。
現在は、携帯電話が有って当り前、多目的トイレが有って当り前、メールやパソコンが有って当り前。
更に、企業は便利に使いやすく開発を進めています。
便利なればなる程、設備や物にこだわり先行すれば、社会的弱者は弾き飛ばされ設備面で行き詰まる交通バリアフリーや
ハートビルなど環境整備で「設備を最優先課題」にすれば意識がついていかなくなり心の障害が伴うと思います。
だから、外見は健常そうに見える方の犯罪が多く、内部的な障害があるから、暗いニュースが多いのでは便利になれば物への
こだわりが増えて意識（心）が遅れて犯罪が増える。障がい者認定を受けている方や心身にハンデをお持ちの方が、
犯人になるニュースを聞いた事がありませんよね。当事者の方の心の根底には、物よりも心が最優先課題だと思いますので、
法を犯す事がないのでは。前回の明治村での体験を踏まえ、
インターネットや村内地図（物質）だけで、判断して心は養えないと思いました。ヒトは、アナログでもなくデジタルでもありません。
ヒト対ヒトは心で結ばれます。恋愛もそうですよね。物よりも意識から始めれば、より良い社会になるのでないかと思いますよ。
児童教育や大人が研鑽の機会も同時進行に。
温泉旅館様やホテル様必見！意識のバリアは目に見えない天敵060802 ＜先頭へ＞
バリアフリーというと設備面だけが先歩きして行き詰まっていませんか？交通バリアフリー法やハートビル法が設備重視になって
いるからでしょう。私も、お客様のご希望をホテル側へ始めに聞く事は設備面になってしまいます。設備に限界があるため、
どのようなお客様のタイプでも利用しやすい宿泊設備というよりも、お客様の受け止め方が重要です。
だから、設備にお金を使っても１２０％満足できるか未知数のためお客様に対し消極的になり、民間施設のバリアフリー化が進まない。
宿泊設備の改修や食事形態、人的サポートが、伝統と歴史を残しながら改革する事は至難の業です。これが、意識のバリアです。
目に見えない天敵です。
意識のバリアを取り除くには、
オーナーみずから「変革」する気持ちが大切です。１０年後は４人に１人が６５歳以上になるので今が大事ですよ。
歴史と伝統を守りながら、工夫する事で、ビジネスチャンスとしても考えられるでしょう。
工夫するとは、情報のバリアを取り除けば容易です。
情報のバリアは、世界の人口の種類がありますので、一人一人のお客様が知りたい情報を収集して、開示する事が寛容です。
そのため館内で実際に目隠ししたり、車椅子に乗ったり疑似体験や当事者のお声、第三者のお声をまとめておけば、
今からでも効果が現れることでしょう。
これが本来の「新まごころのおもてなし」でしょう・・・・・まず、有ったら嬉しい備品購入・ユニバーサルプチトイレ
（北見考案）などなど出費は最小限にして、お客様に還元できれば、誰もが利用しやすい施設になります。工夫次第ですよ。
おもてなしの技術を習得すれば、改善点がかならず見つかり、意識のバリアが取れるはずです。お客様にとっては、非日常生活として、
気分転換に出かけるので、なんとか飛び越えそう
なハードルは頑張って乗り越える事で自信につながります。共に頑張りましょうね！ きたみ たかし
最近、嬉しい事で、地元京都の行政様やその他の地域の行政様、準公的宿泊施設様からユニバーサルデザインへの取組みにお手伝いを
させていただいております。更に、京都の民間旅館で各階男女別に多目的トイレがあり一生懸命頑張っている旅館もあります。
又、近々に岐阜長良川温泉の女将さんが当社に各種バリアフリーへの相談に来京されるとの事で、少しずつ意識のバリアフリーへ
向かっているようです。お客様の有益になるよう、がんばりまっす！
中日間の歴史認識問題 友好のために 心の豊かさこそ「心のバリアフリー」060826
一人の人は一人の人。国や文化が違っても、その人の尊厳を尊び人同士は国境なく交流しお互いに仲良くする事が自然な姿ではないで
しょうか。これは、人＝国で切っても離れられないものです。国益と言うよりも、世界中の人たちが認め合い助け合うことで、
真の世界平和が築かれていくはずです。そこには、国家間の障害は関係なくなる時代を夢みて、仮に中国と日本との関係を例にとり、
歴史認識問題の過去を振り返りながら、今後のあるべき将来の姿を見出してみたいと思います。日清戦争以来（貧しく弱い中国）に
慣れてきた日本人は豊かな強い隣人に戸惑うほか無く
これが日本人は中国の事となると、かっとなる原因とされてきた。
１９０５年 反日感情を抑制
日露戦争以降日本文献の翻訳が活発になったが、西洋文明を経由したに過ぎず研究は停滞し日本文献が閉ざされた。そのため、反日宣伝が
日本像になり、現在の対日政策の不安定につながっている。
係断絶の中、中国建国の父、孫文は「日本の維新は中国革命の原因」とも言われたが、日本は最も抵抗力の少ない地域として
侵略戦争を進展させた。毛沢東は「日本が中国の大半を侵略しなかったら団結して中国共産党は政権を奪取できなかった」
「日本軍国主義に罪があり人民には罪はない。」と、反日感情を抑制した。しかし、米国が支援する国民党との死闘の中で
中国はソ連との関係は重要であった
１９４９年 警戒感
中華人民共和国の建国以来、日本軍国主義の復活に警戒感を持つ。
１９５０年 非難
朝鮮戦争の時、抗米援朝の援軍で５１年日米安保条約調印や日華平和条約調印で米国や日本と台湾との対立が深まり非難する。
１９５６年 眼中にない（米中と悪化 中ソと軍事衝突）
ソ連修正主義でスターリン批判が高まったお家騒に中国は反発し、ソ連に変わり米国と対立する核となり「国連を解体･世界革命の中心」
と考え、日中問題など眼中になかった。米帝国主義とソ連修正主義が衝突し中国の孤立を避ける為国内団結を呼びかけた。
ベトナム戦争で中国領域を侵犯する米国を非難し両国関係は悪化。ソ連とは国境付近で軍事衝突を起こしてきていた
１９６９年 米中関係修復
ソ連が核攻撃を示唆。米中関係は米国カンボジア侵攻で緊張するが、卓球外交が縁で修復する。
１９７２年 謝罪表明を不認識 ソ越ベトナム侵攻
日中国交が樹立し、共同声明で日本側は謝罪表明と認識していたが中国側は認識せず、台湾との関係に集中した。
中国側は戦争賠償請求権を放棄。田中首相が「多大な迷惑をお掛けした」の言葉を中国語
で、誤解を招き修正。同年、台湾は対日断交を宣言する。その頃、田中内閣がロッキード事件で倒れ、鄧小平が失脚し不安定の時期だった
さらにソ連がベトナムと中国との対決姿勢を強め「反派遣主義」を条約に盛り込むか難航したが、中国にとってインドシナ情勢が
緊迫していて、ソ連は中国との対抗上ベトナムの後ろ盾になり、カンボジアに侵攻した
１９７８年～１９７９年 中日米和解 ベトナム侵攻敗退 中ソ関係方向転換 鄧小平と日本ブーム
米中は国交樹立。米中、日中関係はソ連の侵攻によって打開され、鄧小平が「改革開放」で鄧小平ブームとマスコミから近代化された
日本に対し日本ブームが起きた。日本の防衛費が２％になっても歴史問題など眼中になく、中越戦争では近代化が遅れ1ヶ月後には撤退し
ソ連とは改善を図る事が得策と方向転換する。鄧小平が「天皇に対し過去の出来事は過ぎ去りました」と中国への親近感が増す
１９８７年 日中共同宣言で謝罪明記せず江沢民の誤算
江沢民は洪水のため１１月に延期され前月金大中訪日後になり、日韓共同宣言で文書でお詫びを述べた。その後の日中共同宣言はお詫びの
表現はなく反省表明どまり。江沢民は毛沢東、鄧小平に継ぐ第三世代の核心として自負心が高く面子を潰され、強硬姿勢を出さなければ
威信が揺らぐので、その後謝罪明記に固執するようになる。日本側としては、日韓共同声明前は謝罪要求を出さなかったのに、
日韓の後態度を豹変した
１９８２年 反日キャンペーン
歴史教科書問題が起こる「侵略を進出」に書き換えた事で1ヶ月後に抗議し、日本批判キャンペーンを開始。
１９８３年 侵略認め改善
中曽根首相が侵略戦争を認め、中国も経済協力や投資を目的に経済建設を図るため両国関係が改善される。
１９８５年 靖国参拝で中国政府容認デモ
抗日戦争40周年で731部隊陳列館や大量虐殺記念館等が正式公開され、中曽根は靖国神社参拝し天安門でデモが起き中国側も容認し日本
を批判する。
１９８９年 天安門事件で制裁解除の日本評価高まる
ゴルバチョフ訪中で民主化要求を掲げ天安門広場で巨万の人並みで武力鎮圧を招く。欧米諸国から人権問題で対中経済制裁を決めたが日本
は侵略戦争の過去があり、いち早く制裁を解除し対日評価はさらに高まる。
１９９１年頃 中国支援で民間賠償を興す
童増という男が「中国は戦争賠償請求は放棄したが、民間の賠償は放棄していない」と訴え、全中国に広まり中国政府も支援することになる。
１９９２年 領有権争い中天皇訪中で友好国
尖閣諸島の領有を中国が制定し領有権争いが始まる。同年天皇訪中で日本の政治大国化容認友好国になった。
１９９５年 遺憾の意を表明後 江沢民は尊厳のため台湾軍事演習や愛国主義教育で反日姿勢
村山談話で遺憾の意を表明したが、江沢民は天安門での暴乱を再発防止の為には歴史と愛国主義教育の徹底が始まる。江沢民がトップに
なると、鄧小平関係の有力者や反江沢民派を追放や犯罪を暴き逮捕し江沢民の近い人物で周りを固める。日本に対しては国際的孤立から脱却
し他国に頼る必要がなくなり、日本の閣僚が問題発言を繰り返したことで反日姿勢を高める。中国側は戦後から死傷者2168万人と
していたが、江沢民が3500万人になった事の真相は未だ明かされていない。台湾海峡で軍事演習を繰り返し「台湾独立反対」を威嚇する。
弱腰を見せれば軍の反発を招き、日本に厳しい態度や、台湾に圧力を高めた
１９９０年末ころ 制限されたインターネット普及で過激な反日論
インターネットの普及により、中国は４分の１がアクセスできないようになり、政治方針を批判するものは実刑となる。そのため、
愛国主義のための過激な反日論が氾濫する。
１９９９年 反米活動
米軍機によるベオグラード中国大使館誤爆事件でデモが起こる。
２００１年 世界情勢にきざし
9.11テロから米中が強調する姿勢を強め、日本との歴史認識問題も世界情勢にそぐわないものとなってきた。
２００２年 反米活動を穏便に処理
米軍偵察機と中国軍戦闘機との接触で米中関係は危機に見舞われ、江沢民が直接収集で失敗し混乱を避ける為、湖錦濤に事態収拾に向けた
２００３年 経済面の民族差別で反日
湖錦濤は国家主席に就任し、政治と経済は完全分離とし、中国民族差別を表面化、反日を色濃く出す経済面で、パソコンソフトの損害賠償が
アメリカにして、中国にしないなど（その国での法律による）
２００５年 サッカーと靖国で反日 日本も中国暴動で反中感情
サッカーアジアカップでの日本への反日感情と、靖国問題で反日デモが広がり大使館や民間日系企業が襲われ、中国政府も始めは傍観し
ていた。日本のマスコミも大きく報道され反中感情が再燃する。
２００６年 中日間の問題山積
尖閣諸島領有問題・ガス殿発掘問題・靖国問題・歴史教科書問題と日中間の問題は山積している。中国は３０００年の歴史があり、
文化も風習も海を渡って日本へやってきました。
中国は、周辺国から自国を守る為、国内でも覇権争いがあり、友好条約を結んでも、これは自国に攻められないようにするためのものでも
ありました。三国志の時代は典型的です。それだけに、自国をゆるぎない国にするため、文字や通過、天体観測、医学を学び、
儒学を根本理念とした国にしないと守れない。というのが実情です。中国は自分で作った文化に誇りを持ち、儒学に反して他国からの文化を
取り入れ国を非難する人は、奴売国と非難されます。中国の長い歴史の中で、最も暮らしやすさで安定していた時代、
「則天武后～唐の玄宗の時代、清の第五代皇帝乾隆帝の時代」は最も人口が増加していました。言論思想の規制はありましたが、
減税などで庶民に豊かさをもたらし、財務も豊かになりました。その裏では、清の乾隆帝の時代は、ヨーロッパからの知識は文化は
取り入れたが、思想（イエズス会等）の禁止した事は先進科学を失い、世界から遅れをとったとの考察があります。
これも、自国を守る為の手段であったと思います。それだけに、中国の人は、友達になるまでは、心を開きませんが、いざ友達になると、
友達の為なら何でもする。と、トコトンいきます。日本は、元々貴族文化でしたが、その後武士が実権を握り、支配しようしました。
海に囲まれているだけに外国からの影響を受けず自国の文化を育んできましたが、大陸（中国など）からの文化や仏教が伝来するぐらい
でした。仏教伝来も朝鮮半島から仏僧を呼び、初めて仏寺を建立したあと、半ば侵略のために来た中国の高官をびっくりさせ、
日本を認めた経緯もあります。
日本は、江戸時代から鎖国政策で外国文化を閉ざし、それまでの中国から伝来した文化を日本向きに変えながら育んできました。
日本は、そのような関係で外国の文化を利用し、日本向きに利用する事が上手にする事で、戦後も経済大国に成長できたと思います。
中国と日本は、近い国でありながら、国情が全く違い、それぞれの道を歩んできた訳で、同じ人間なのに違う教育を受けても止むを
得ないはずです。歴史は、その人の心の中にあります。正しい、間違いの認識は個人差があります。
歴史認識は、侵略する側とされる側では、立場が違う関係で、統一見解は不可能に近いところがあります。お互いの国益だけの為に走らず、
協調協和を目指し、政治も経済も共に手を取り合い開かれた日中関係を望むため、双方が過去の経緯と歴史認識の対話をし将来へ共に良い
関係を深めていく事が最重要だと思います。
一人の人は一人の人です。何事も人から出発します。対話に対話を重ね信頼感情から全てが成り立ちます。
自国の国益はその後です。世界中の全ての人たちが平和に暮らせる日を夢みて。
浅学非才で学識教養もない身でありながら、非常にデリケートな分野のテーマだけに、書き記す事に戸惑いましたが、
現在の利権を争う世界情勢や、中国と日本の関係など、全ての人々が平和に仲良く暮らせる日を夢みて執筆しました。
これもひとえに、先人の偉大な歴史書や書物があったればこそと、深く感謝しております。しかし、上記の文責は小生にあり、誤字脱字
事実誤認がございましたら、その責任は、小生に帰することを明記いたします。
参考文献 知られざる素顔の中国皇帝 中国の歴史 人はなぜ足を引っ張り合うのか 対談中国を考える 中国はなぜ反日になったか
危機管理体制への第一歩 普通救命講習を受講060628 ＜先頭へ＞
２５年間の添乗員経験の中で、お客様が体調不良やおケガをされ病院搬送をした経験は、８回ほどあります。心臓停止の場合５分以内、
呼吸停止の場合１０分以内に手当てをしないと死亡する確率が最も高くなります。私がこの講習を受講したことで、
旅先での大切な命を救うための心肺蘇生法や除細動など「応急手当」ができます。その後、救急車への繋ぎ、応急処置。
病院で救命処置へ繋ぎます。私ができる応急手当は「気道確保・人工呼吸・心臓マッサージ自動対外式除細動器（ＡＥＤ）の使用・
止血等」です。旅先での安心を提供するため、大切ですよね地震や天災による住んでいる地域ぐるみの助け合いにも最重要！
何か起こったら近所の人たちを助け合えますよね。
今回、普通救命講習の機会をいただいた、地元の「朱雀第八学区」自主防災会に感謝・感謝です。
ＫＢＳ京都ラジオ・あんＤＯきょうと「すこやか介護」出演060623
一問一答 提供：ヤマシタコーポレーション
＊ もともとバリアフリー旅行のツーリストとしてお仕事を始めたんですか？
ａ．もともとバリアフリー旅行に取組もうという意識で仕事を始めたのではなく気が付いたら自然と、その世界に入っていたとい感じですね。
私が旅行会社に就職した頃(２５年前ですが)お身体が不自由な方々の旅行は社会がなかなか受け入れられなかったですね。２５年前ご縁があって車椅子
旅行のお手伝いさせていただい事がきっかけで旅行中の皆さんの笑顔と、付き添いの方々が真心の配慮をされている姿に感動し一緒にがんばろうって思
ったのが１８歳の時でした。当初はベットの代わりに宴会場の舞台を利用したり階段をだっこして登ったり人海戦術でしたね（笑）
その後はバリアフリー旅行の経験を重ね１３年前に独立開業し現在１万２千名様のバリアフリー旅行の お手伝いをさせていただいております。
＊ 具体的にはどのようなプランを提案しているのでしょうか？
ａ．高齢者・お身体が不自由な方でも旅を安心して楽しめるように、特別視や特別扱いをせず、旅のユニバーサルサービスの提案をさせていただいております
お客様にとって不安材料である「情報のバリア」を取り除けるように、お客様とのコミュニケーションをとりながら、旅のプランをさせていただいており
ます。具体的には行ける所へ行くよりも、行きたい所へ工夫して夢を実現することで、その方の活力になればと思っています。どのような方もヒトである
以上、心の豊かさや旅の夢を求める想いは同じですから
＊ これからの季節、おススメのプランや旅行先は？
ａ．夏といえば、７月中旬に咲き乱れる北海道富良野のラベンダーを見に行くのもいいですね。ご自宅からの移動手段や飛行機の搭乗、ホテルや現地の交通手
段も充実していますよラベンダー園のファーム富田はトイレも充実し園内はゆるい坂はありますがフラットでホテルも安心ですよ
＊ 旅行を計画する際どんな点に注意したらいいでしょうか？
ａ．入浴・階段・移動食材希望など配慮してもらいたい事や不安なことがあれば具体的に正直に全部お尋ねいただきたいですね。
＊ どうもありがとうございました。バリアフリー旅行コンサルタントの夢ツーリストきたみ北見貴志さんでした相談したい事があれば、
夢ツーリストきたみの電話番号は「京都０７５-８２２-８０３０」へ連絡されてみてはいかがですか？きたみさん！ありがとうございました！
日本では歴史的に特別視してしまいます。何故でしょう・・・・・060506
日本で一番古い書物「古事記」にイザナミ、イザナギ二神の間に生まれた。最初の子が、未熟児のＣＰだったらしいのですが、
これが始まりのようです。その後奈良時代に入り障害者の減免納税制度が開始され、貴族社会では優雅さが典型的とされて、
障害を持つ人は影に入らざるを得なかったようです。仏教が伝来され、釈迦の経験した事や出逢った人に障害を持つ人が多く全ての生き物に
対する見方考え方が全て平等との教えが、伝来されました。江戸時代でも徳川１６代の中でも障害者が２人おられたようです。
明治時代に入り、富国強兵が全面に出て、お国のためにならないものは足手まといとされ、非難・排除されました。
しかし、野口英世の幼少に大やけどを負い障害を持ちながらノーベル賞をもらった事は今の教科書でも紹介。さて、本土空襲ともなると、
足手まといな障害者は邪魔者とされ青酸カリを渡され、お国のために自決を強要されてこともあったようです。そのような歴史の中で、
足手まといだから仕事に就けない。障害があるから、受験できない。等の制度面のバリアができ、足手
まといだから街を外出するなんて考えられないので、設備面に力を要れず設備面のバリアができ、足手まといだから、
バスツアーの参加お断りとか、心のバリアが出来てしまった。（心のバリアフリー後進国～４月９日のブログに詳しく載ってます）
歴史から原因がわかればこれからの方向がなんとなく、わかってくるようですね。
バリアを取り除くための方法がもう少しでわかってきそうです。
不可解な駅吊り広告発見060506
先日関東関西の駅吊り広告に右の写真が張り出されていますなんか変だと思いませんか？
「韓国３日間3人揃えば３人目最大旅行代金半額！」
航空運賃が半額？ ホテル代も半額？社会の常識としてみなさん考えてくださいこんな企画までしないとお客様来ないのかな？
＜北見貴志のズバリ言うわよ＞
仕入が２名１室で４．８万円。３名１室で４．６万円ぐらいかな？それを、販売価格として２名１室旅行代金が１人６万円のかな？
６万×２名+３万＝１５万円の販売価格 ４．６万×３名＝１３．８万円の仕入 １．２万円の収益 これで謎が解けたんじゃない？
お客様への旅の本質の提供ってなんなのかな？って考えさせられました。なぜ半額なのかを明示してほしいなぁ・・・・・
中国（中国人）との友好について ～古来からの文化から～060427 ＜先頭へ＞
日本文化のほとんどは、大陸(中国や朝鮮半島)から伝来してきました。中国は独自の思想文学医療天文学等の発祥地という思いが
あるので第一次産業が欧州で発生した時、外部からの文化を取り入れなかった。これは古来から現在でも生活に儒教が
根付いているためです。儒教は自己を鍛え家族をまとめ国を治める事が理想とし、外部からの非難や妨害や破壊行為に
徹底的に戦う事が正論です。
ですから、国を売ったり外部との融和姿勢は中国人から非難をあびる・・・反対に、国を守るため全てを投げて戦う人は中国人から
称賛される。日本は外部からの文化を取入れ易く、日本風に変えながら活用する事が上手である、裏を返せば外国文化に影響されやすい
国民性です。
日本人は人を気遣い遠慮をするので、中国人ではありえないストレスが溜まりやすく「無礼講」という言葉が日本だけにあります。
そのような両国が国益や事実歪曲など言い争っても心の友好が達成できるでしょうか？どこの国同士でも本音と建前は存在します。
長い年月が掛かるかもしれませんが、日本は中国の視線に立ち、中国は日本の視線に立って、一人一人の対話から交流を通し、
配慮して いくところに理解と協調が生まれ心の世界平和に繋がるのではないでしょうか？
旅行業法改正の続編060415
改正(約款)内容の一部に、「特別な配慮を必要とする旅行者は契約の申し込み時に申し出旅行業者は可能な範囲内でこれに応じる」
ことになっていました。（募集型約款５条４項。受注型約款６条４項）新約款では、さらに「前項の申し出に基づき当社が旅行者の
ために講じた特別な措置に要する費用は、旅行者の負担とします」（前同各約款各条５項）と、追記されました。
ここで「特別な配慮」とは主に介護者の派遣や人的サポート等で必要な費用の事を記述しているのですが、今回は費用の事ではなく、
特別な配慮って、どこからが特別で、どこまでが特別ではないのでしょうか
特別と考えてしまう自体がバリアになって特別な人たちのように見てしまう。宴会後、お酒で酔っ払ってフラフラ歩きのお客様の
肩や手を添える場合と歩行困難者に手を添えて館内移動の人的サポートをする場合も、特別な配慮でしょうか？難しいこと考えて
いたら何もできないですよね！
同じ感覚で、至って自然に、溶け込んでもらいたいですね！お身体が不自由な方でも、健常な方でも、等しく旅を楽しめるような
観光業界に、いつかきっと、来ますよ！マッサージやカラオケやコンパニオンを頼むのと、入浴介助や食事介助や刻み食を頼むのも、
同じ感覚で・・・・・
日本はなぜ「心のバリアフリー後進国」なの？そして「心のバリアフリー先進国」になるには？060409
熊本県の温泉や岡山県の温泉のように宿泊拒否が全国に波及したり、東横イン社長の会見姿勢や無断改装して大問題になったり・・・
報道はされていないけど、宿泊拒否は頻繁に発生しています
「車椅子ですけど泊まれますか？」
「当館はバリアフリーになっていないので安心快適に泊まれません。もしもの事が起こっても対応する事ができずお客様にご迷惑を
お掛けします」なんて、まわりくどい回答で逃げて責任回避をして宿泊拒否する例は私も、お客様とホテルの間に入って
沢山経験しています。
外国に行くとそのような事はありません。あっても、心の持ち方一つでいくらでも「楽しさ」に変えています。段差や坂道、
点字ブロック、階段だらけでも「関係ないんです」外国では、車椅子利用者として見ていません。ヒトとして見ています。
身体的精神的なハンデがあるだけで、普通のヒトと見ています。街で車椅子に乗っている方が階段手前で困っていたら、
自然と４人が集まり４人がかりで階段を持って登ってくれます。
お手伝いが居なかったら、車椅子に乗っている方が「誰か手伝ってくれませんか？」「助けてもらえませんか？」って・・・
お互いに助け合っている姿が当り前になっています。中には冷たいヒトもいますが。それは割り切っています。
車椅子を持って登った人が
「この階段を貴方が登れたらハッピーだけど、私もハッピーになれる」 これが、心のバリアフリーです。
日本はなぜ心のバリアフリーに遅れているのでしょうか？
日本民族の起源から私の持論を考えてみました。海に囲まれているので外国からの影響を受けず自国の文化を育んできました。
元々貴族文化でしたが、その後武士が実権を握り支配しました。日本は大陸からの文化や仏教が伝来してきましたが、
江戸時代から鎖国政策で外国文化を閉ざし、それまでの文化を日本向きに変えながら育んできました。
日本は、そのような関係で外国の文化を利用し、日本向きに利用する事が上手でそれが、戦後も経済大国に成長できたと思います。
日本人は外国人では見られない特性があります。
③ 部の人に対しての遠慮がある（無礼講という言葉は日本だけ） ②世相に影響されやすい
③見知らぬ人には警戒する（外部・外国の人には別次元の人との見方） ④外国の文化を日本向きに利用するのが上手いなどが
挙げられますそのため、日本人は街で困っている人を見かけても「危ないものに触るように」「声かけやお手伝い」をしないし、
手伝って欲しい方の側も遠慮して「手伝って欲しい」と頼まないですねできれば、他の人の力を借りず、自分や家族だけでしたい。
との、日本人の持っている特性があります。
戦前戦中は心身に障害のある日本人は「特殊施設に隔離され人間としてみなされていなかった」ようです日本人は「制度や基準」を
作るのが好きで、バリアフリーでも基準を作りたがっています。設備には限界もあり人それぞれバラバラです。
しかし、身体障害者専用客室や身体障害者専用トイレなど別次元の人々と認識されています。
これは日本が心のバリアフリー後進国といわれる原因ではないでしょうか。
では、心のバリアフリー先進国に向けてどうしたら良いのでしょう
簡単です。日本民族の特性は変わらないまでも、ヒトはみんな一緒であるので、イラク人も北朝鮮人も差別せず外部的にハンデがある人、
外見ではわからない人も特別視しない社会が必要ではないでしょうか。障害者のための旅行・海水浴場・映画館・ホテルと考えず、
ユニバーサルな誰でも利用使用しやすい心のバリアを取り除く事。そのためには、教育・福祉・建設・観光・全ての分野が盛り立てて
いくべきだと。
それが、初対面の人同士でも手を取り合えるような「ぬくもりのある社会・心豊かな社会」ができることでしょうまずは、
身近なご近所から、街、国っていきたいですね。世界中の全ての人たちが平和に暮らせる日を夢みて。
バリアフリー旅行ネットワークからお客様へ060407
３月３１日に大阪市内で「バリアフリー旅行ネットワーク第２回定例総会」に参加しました。
全国からバリアフリー社会に取組もうとしている観光関係の方々・・・総会にて「お客様の利益に通じる具体的な取組みが決まりました」
終了後、講演の講師に「バリアフリー研究所代表木島英登氏」の車椅子一人旅の体験もみんな目を丸くして、
耳をオッタテテ聞き入ってました。バリアフリー旅行ネットワークとしてお客様へのお知らせ
１．安心外出旅行を目指す当会の存在を全国へ発信 ２．各地域の活性化のため全国を６ブロック
３．ブロックで意見交換や研修会（旅の本質や基礎や体験学習）
４．受入体制の充実と共感の新会員が増え、会員が研鑽して資質の向上
５．安心外出旅行の全国展開でお客様の笑顔と、おもてなしする側の笑顔 ６．お客様の安心外出で活きる活力
７．地域の活性化と魅力のある街づくり ８．心豊かなバリアフリー社会を一緒に築く世の中
みんなで目指しましょう！そのため、お客様のお声が大切で～す！
旅行中のトラブルやハプニングを楽しもう！060328
旅行って「筋書きの無いドラマ」ですよね。旅行が「何事も無く・・・滞り無く・・・」映画のクライマックス（結果）が行く前から
知ってしまうのは寂しいですよね！旅行屋さんの店頭に置かれているパンフレットやホテルのホームページ。この日に泊まれば
「この料理でこんな部屋でこんな景色が見えてこんな温泉で・・・全て、事前に知りたいことがわかってしまいます。
何が起こるかわからない。行ったら、階段ばかりで大変だった。しかし、周りの見知らぬ４人集まって、
階段で車イスを持ち上げて運んでいただいた。その時の、初対面の方々との出逢いやふれあい。始めは「何が起こるかわからないけど、
チャレンジしよう」との思い、行ったら、挫折とあきらめようとした。そこで、周りの方々からの暖かい心と接し、
希望になり無理だった事が実現できた「喜び」はそれ以上に感動の旅と外出の勇気が出てくるのでは。ワールドベースボールクラシック
（ＷＢＣ）でも、日本中を感動に包みました旅行前は不安と期待が入り混じっていると思います
必要最小限の事前情報は必要かもしれませんが、トイレやお風呂、移動で思っていた通りにならなかったら、悲観せず、
周りの人にお手伝いをお願いしても、冷たくあしらわれるかもしれませんが声をかけまくって、がんばりましょう！何とかなります。
トラブルやハプニングを楽しみに変えられ
るように。帰ってきたら、それが「旅の想い出に焼きつくように・・・・・」
福祉業界と観光業界の違い060315
誰でも旅に行こうとすれば必ず障害になるものが、ありますよね。そこで、介護保険法改正の時期でもあり「福祉と観光」を考えてみ
ました。
福祉業界では、法律の中で一人一人の基準が設けられています。貴方の身体状況が「要介護２」のため、ここまでのサポートはします。
以外の事はサポートしません。施設入居の方は、タイムスケジュールに縛られた生活で食事のバランスを考えたメニュー。
規則や基準でなされています。職員の方々はユニットケアにより、その人の能力を最大限フル活用して業務をされていますが人的な面や、
限界を感じ、どうしても機械的に成らざるを得ない場合があります。その人の視線に立てても、立場にはなれませんね。
その人の中に「のり移らない限り」・・・決められた基準の中で「できる事、できない事」が制度として成り立っています
観光業界では「おもてなしのサービス業」として、全ての方に対して、基準や縛りはありませんね。誰でも「受け入れられる姿勢」が
必要です。
福祉業界では「日常最低生活に必要な事」が主流ですが、外出や旅行は心と身体のリハビリとして「余暇の楽しみ」はどうしても
必要ですね。基準や縛りがない分、移動手段や食事、宿泊などの、受け入れ態勢が東横インの問題で、受け入れ側の心の姿勢が前向きに
なってきました。ヒトである以上は、サービス業として「誰でもウェルカム」が大事ですね。その為には、本来のサービス業の姿で、
新たなお客様層に対して、バリアフリーの修得が必要ではないでしょうか。お客様といたしましても、日常生活と全く同じ条件で、
お風呂や食事、トイレ、寝る事などが「旅先」でも希望するのではなく多少の事は挑戦して、夢が叶えられた時の充実感が活きる
喜びに繋がるのでは。（どうしても不可能な事は除きますが）これが、当たり前の暮らしになるように。
バリアフリー旅行が当たり前のように060211
「バリアフリー」と言うと、必ず「車イス利用、段差、車イス用トイレ、お風呂」を連想して、改装工事に行政も補助が無く
○○百万円掛かり、「とんでもない、１日数件しか利用価値が無いのに、できません」って声が本音でしょうか？それが、特別視して、
消極的になっていませんか？
それが、一番のバリアですよ。消極的な姿勢が進歩の妨げになっていますみなさん、飛行機に乗らなかったら北京に行けないと、
車イスに乗らないと旅行に行けないのと同じです。交通手段の一つです。
日本の習慣や伝統で、靴を脱いで上がる旅館や階段ばかりでも、リハビリの一環であえて階段の登り降りをする事だって沢山あります。
リフトバスならラクチンなのにあえてスタンダードバスにお乗りになります。お客様の想いをお聞きして、いろんな形態がある事を
修得していけば、車イストイレが無くても、ドアを開いたままカーテンで覆い、簡易手すりを設置すればトイレが出来る方々も
沢山いらっしゃいます。
消極的にならず工夫することが、真心「ソフト」のおもてなしではないでしょうか真心のおもてなしは無限です。
それが当たり前の時代になります。バリアフリー旅行は旅にまつわる様々な障害（バリア）を取り除く旅行です。
取り除かれた時が「当たり前」って後から感じる時代になりたいですね。
緊急ブログ 東横インの偽装問題が思わぬ方向に060204 ＜先頭へ＞
毎日、ニュースやワイドショーで、東横インの問題が続々暴かれてきました。非難や苦情が殺到してきましたね。
（良い悪いは別にして）暗い話題を表現する事は誰でもできます。しかし、それを前向きな方向が芽生えつつあります。
それは、マスメディアを通して、本来のユニバーサル宿泊施設とは、ユニバーサル住宅環境とは、また、あの社長の言論が
きっかけで、「真心のやさしさ」とは、がユニバーサル社会のあり方をテーマに取り上げつつあります。
いよいよ、ユニバーサル社会の到来ではないかと。実際、バリアフリールーム（ホテル自称）に宿泊する場合の現場検証を映像や
画像で紹介され始めました。今朝のテレビでも紹介されましたが、ドアマンが車椅子利用者に対して背後から声を掛けていた事に
驚きました。映像では、設備ばかりのチェックでしたが、設備には限界があります。
バリアフリールームという文言は視覚障害の方にとっては、足元に点字ブロックがある事がバリアフリーですそれなら、
お部屋の中にも点字ブロックが必要になります。人の人口６５億人の種類があるので、ユニバーサルな真心のおもてなしが
必要になりますよね。そこで、報道機関の方々に申し上げたいのは、ユーザーの方が求めている事は何か？
①旅行前は設備面の情報を重視します
しかし、旅行後に感想を聞くと、「あそこのトイレは良かった～」って言葉は一回も聞いた事はありません。
しかし、必須条件でしょうか。そのヒトに合う合わないは千差万別ですね。
②旅行中は事前情報との食い違いもあっても、工夫することになります
テレビや雑誌、旅行会社の紹介で行ったのに、お風呂が入りづらい。でも、ホテルの方に手伝って貰ったりして、ドラマが生まれます
③旅行後は、ソフト面の真心のおもてなしが想い出に、そして活きる活力に
感想は、トイレやお風呂の使用方法よりも、工夫すれば安心して入れた温泉が良かった。客室係のスタッフが親切にしてくれて
良かったなどの喜びが、次は何をしたい。あそこへ行きたい。これが、活きる喜びに。
設備面も大事ですが、心理面情報面の方も取り扱って頂きたいですね。
東横インの問題が社会の意識向上が誤った方向に向かわないよう旅の本質を見極めて参いきましょうね
緊急コラム 東横インの偽装問題060130
みなさん！東横インが、身障者用？部屋をロッカー替わりにして車椅子スペースの駐車場も点字ブロックも、認可後に撤去。
更に、社長の会見姿勢。言葉にならないですね！呆れ返ります！その社長や東横インの体質は、ビジネスとしての「本音」が行動にでて、
ハートビル法の制度に対して堂々と反旗を翻したのですね。日本の優しい社会づくりが世界の模範になる事に、随分後退しました。
私を含めて、世界の人たちに対して恥ずかしい限りです。悲しい事に、マスメディアやテレビでは、特ダネだけに、
誇張して身体障害者用駐車場や身体障害者用部屋って
限定したように社会的弱者呼ばわりして、障害者の方に限って「コメント」まで、報道されています。
なんか、日本のバリアフリー社会の現実（本音）がそこに有った様な気がします障害者専用ホテル 障害者専用ナイトクラブ
障害者専用海水浴場 ・・・・・
社会全体が「障害者」というキーワードに「次元の違う世界」と認識されているようです。これが「現実」ではないでしょうか・・・
安心なバリアフリー社会を築くには、ホリエ門みたいに、急激に成長したら必ず、歪みがきます。
今年のキーワード「一人のヒトは一人のヒト・・・」の通り、対話を積み重ねる事でゆっくり着実に「安心なバリアフリー社会」を
築いていく事が大切ではないでしょうか。バリアフリー旅行で、観光関係各社から「どうしたらいいの？」って良く聞かれます。
もちろん、基礎を学ぶには、テキストや講演で励むことも大事ですが、最終的な答えは
あなたの一番近く・・・そう！「あなた自身にある」と思います。 街で困っている人を見かけたり、チェックインで細かい配慮が
必要と感じた時、もしも、その方があなたの父親母親だったら、どうなさいますか？答えはすぐ出ると思います。そうです。
「あなた自身です」
ＮＥＷ 追加
今から４０年ほど前の「日本高度成長時代」では、みんなが「中級家庭の下ぐらい」って横一線の時代があり、
収入は少なくても「カラーテレビやエアコンそして道路整備に新幹線・・・」みんな未来志向で、消費も活発で「心の豊かさ」が、
あり、元気な時代がありましたね。ところが最近の社会情勢では、インターネットや報道収集が便利になった分
暗～いＮＥＷＳばかり
「官僚汚職・建築偽装・条例違反改装・児童誘拐・証券取引事件・輸入牛肉歴史教育問題・・・」夢のある「明るい、ＮＥＷＳと
ワイドショー、」のコ―ナーをもっと増やして頂きたいですね。
私もこのコラム＆ブログを通して、明るい話題を提供し一人一人が勇気と自信が持てるようになれればいいなぁ・・・って思います。
それが、答えです。「あなた自身」です。
障害の種類は世界人口６５億人の種類あります。（みんな何かしらの障害があります）
答えは「お客様の第一優先で生のお声」が答えであり、その問題を解く鍵は「あなた自身」にあると思いますね
心身の障害によって、旅に行く事が不安な方々が沢山いらっしゃいます。
そこで、私がお客様から直接お聞きした不安な事を一部紹介しましょう。
①従業員への希望
車椅子と聞いただけで断らないで欲しい 館内の寸法を聞いたら、献身的な対応で教えて欲しい
障害を持っている人を別視しないで普通に接して欲しい 本当のおもてなしの仕方を学んで実践して欲しい
②トイレの希望
手すりが付いていても、両側にあるといいなぁ 水を流すボタンが両手両足でも押せたらいいなぁ
普通のトイレのドア幅が９０ｃｍ以上あったらいいなぁ 普通のトイレの便器の向きが横向きだったらいいなぁ
ズボンを下ろす時、前かがみになる為の寄りかかり台が欲しいなぁ 車椅子トイレの数が少ない
③大浴場の希望
家族だけで入れる、貸切風呂があるといいなぁ 脱衣カゴにわかり易い目印が欲しいなぁ
入浴のお手伝いができるスタッフがいると嬉しいなぁ 手すり（洗い場・浴槽など座ったり立ったりする所）があったらいいなぁ
バスタオル、バスマット、キャスター付シャワーチェア、入浴用リフトとトランスファーボードがあると安心だなぁ
大手旅行会社と中小旅行会社の違い060125
旅行に行くときは、どんな形で何処へ頼みますか？直接ホテルのサイトへ申込む場合や当日飛込みで探す場合など色々ですね！
そこで、今回は、旅行会社に頼む場合、大手と中小との違いを検証してみますね。
大手旅行会社
街の中心部の１階に旅行パンフレットが沢山陳列され、大きなカウンターで従業員も沢山いらっしゃいます。
メリット
会社名が有名なので「信用と安心」 様々な企画商品が写真入パンフレットで旅の価値観が一目でわかる
パンフレットとの相談で自分流旅行スタイルを自分だけで判断できる ＪＲや飛行機とのセットは通常の交通費が約２割引になる
大量仕入大量販売で旅行代金が安価になる カウンターの女性スタッフは綺麗な人が多い
デメリット
カウンタースタッフは現地事情を直に知らなく、「業務では無く、作業」 旅行プランはマニュアル化され、
パンフレット通りの事しかできない協定受入機関を執拗に値切り倒し、協定料(広告代も)が高い
お客様を第一優先でなく、売り上げアップとリストラ対象回避が優先
従業員の人件費も多く、店舗家賃も１００万円以上しますから止むを得ないですね。
一人の従業員としては、真心と実務がしっかりした素晴しい従業員もたくさんいらっしゃいますよ。
中小旅行会社
貴方の街の旅行さんとして、手作り旅行や大手旅行各社のプランも受託契約で取扱っていてます。
メリット
人間関係で繋がっているお得意さんが多く、幅を利かせた相談ができる 現地へ添乗に行った時のホットな情報を持っている
１枚の切符でもお届けに伺ったり、小回りが利く 何処かの旅行会社出身で経験豊富でファンが多く開業した社長が多い
受入機関とはビジネスパートナーとしての５０：５０の関係
デメリット
紹介する得意な旅館が限られている
小さい店舗ゆえに、旅行を始めて頼むのに「不安」がつきまとう 会社によってカラーが様々で「心理的に合う、合わない」がある
大いに過激な内容でしたが、私が個人的に思っている「ひとりごと」として紹介しました
大手と中小の選別はどこ？って聞かれても難しいですね。私が思う中小とは、支店を持たず、従業員１０人以下の会社を想定しました。
誰でも旅行では安い方がいいですよね。一概に安い高いで区別はできませんが旅の楽しみ方や価値観はそれぞれです。そこで安い旅行
と高い旅行の検証をしてみます。
安い旅行
主に募集型の団体ツアーや格安航空券で見られます
内容はともかく、家を出てリフレしたい方はお勧めでしょうか。 広告を見て申込する時は値段に始め目が向きます。
内容は旅行会社がホテルやバス会社に一契約何千人送客するので値切りたおします。 更に契約料の高いお土産店に沢山立寄ります
食事時間も30分～40分で休憩時間も少なく立寄り箇所が多いです 料理も地元の食材は高いので輸入物や冷凍食品の場合もあります
強行日程でトラブルを起こす場合も考えておく必要もありますね
もちろん値段を安くする事が目的ですから、旅行中の段差やトイレなどの真心のおもてなしは二の次です。
安くしなければ集まらない→利益があがらない→リストラ対象･･･これが本音では。
年末に、「格安航空券販売旅行会社」が倒産し、旅行客が約１２００人に被害総額が１億１０００万円を超え、
保証金が総額４５０万円を供託しており被害を訴えている。単純計算で一人当り３７５０円しか戻らないようです
もちろん受入先は消費者の後になりますが、お客様にとっても、受入先にとっても旅行会社にとっても、
旅を楽しむのに余計な心配がつきまといますね。
高い旅行
主に個人旅行や、安いパックツアーに抵抗感があり高額旅行に切替の方だと・・・
内容はもちろん旅の醍醐味を味わい自分の為の旅行を満喫したい方々でしょうか
旅に行く前は実物がわかりません。映画のクライマックスのように楽しみが膨らみます 時間も思うがままでホテルも交通も贅沢三昧。
高い旅行のツアーは何故高いか明記しています（安い旅行は明記されていません）
夢ツアーは１２月の日帰り旅行でお一人様１９８００円。それは、６名様に添乗員１名・介護者１名・ドライバー１名がお供し、
お一人お一人の旅の夢を最大限叶えさせていただくため、高額になってしまいます。旅の目的によって、お客様がお求めになられている
事を実現のお手伝いが我々旅行業だと思います。インターネットや新聞広告で判断してもよし、現地の状況を熟知している相談や、
企画力仕入力受入先とのコミュニケーション力が旅行会社では必要だと思いますね。
２００５年(平成17年)を振り返って （８大ニュース）051226 ＜先頭へ＞
＜ロゴマークの由来＞
根の部分 誰もが安心外出旅行の夢や思いの お声をお聞きし
幹（手）の部分 お客様の夢旅に関わる全ての人がさせて頂く共生の気持ちと真心でサポートしていき
ハートの部分 お客様の夢や思いを叶う時の笑顔を通じ心豊かな ひとときを大切にし
木の葉の部分 点と点を線で結び安心国内外出旅行の出来る心豊かな社会を一緒に築きましょう
①
リアフリー旅行ネットワーク設立
全国の観光機関や福祉団体等で高齢者・障害をお持ちの方々でも安心安全快適な外出旅行を楽しめるように心豊かな社会を
築いていく為全国約60団体で設立しました旅行に行く為の様々なお困りごとなど
お客様のお声を現場で生かすため 研修会や情報交換、メールマガジンの 配信などの活動を開始しました
お客様・旅行会社・ホテル関係の方々が誰でも旅を楽しめるような「旅の本質」を学んでいきたいと思います。全国の方々にこの会が
活動している事を 知っていただき入会を呼びかけています。ちなみに｢私｣は事務局を担当しています
是非是非！お声を掛けてくださいね！！
②岡山・苫田温泉・乃利武さん 大改革秘話
「視覚障害者団体の宿泊拒否問題」が報道された乃利武さんに添乗階段や微妙な段差など随所にありましたその後従業員教育に力を入れて
古い習慣を改革し館内も清潔にされて、笑顔でお迎えから滞在中、真心のおもてなしを頂きました。
帰るときは従業員さんの笑顔が、お別れの涙に変わっていました。以前はクレームが「１日平均９件」ありましたが今は
「1ヶ月に平均4件」まで減少し宿泊客も増えましたと、支配人の「○久氏」。階段や段差も頭と注意力を予防支援するリハビリとして
受け止め、昔の湯治場は、階段ばかりでそれが健康維持になってましたよね。設備も大切ですが限界もあります。しかし、
真心は限界がありません。旅の本質がそこにあるのでは。行く前から旅の答えや結論がわかってて行くよりも、
わからない方が楽しみですよね（映画のクライマックスみたいに）
②
介助旅行記 北海道・東北・ハワイ
京都府の真ん中ぐらいに位置する人口２万人程の町にお住まいの方々旅行に行きたいけど、全介助のためトイレお風呂移動等どうしても
第三者のサポートが必要。町役場では旅行ボランティアさんが見つからず３０数年の歳月が過ぎましたインターネットで当社のサイトを
お探し頂いて、ボランティアの紹介や、バリアフリーポイントなどの細やかな打合せを通じて、今までの夢を叶える事のお手伝いを
させていただきました。お客様の笑顔が一番最高です
③
ツアー 介助付旅行 初催行
お客様から良く問い合わせがあります「バリアフリーツアーはやっていますか？」そこで、お客様のお声を実現するため、
１泊温泉コース・日帰りコースをヒシダスポツ観光様企画実施の協力で当社が夢ツアーを旅行取扱受託で催行させていただきました。
初催行が「比叡山もみじ祭りと昼食バイキング」 ２回目が「クリスマス イルミネーション ツアー」いずれも、人ごみを避けて、
紅葉やイルミネーションを満喫していただきました家族旅行のようにゆっくりペースで楽しむ事で「笑顔」が忘れられません
⑤階段ばかりの旅館で自信と勇気 「琴平温泉 琴平花壇」
お客様と旅館の従業員の方との真心のおかげで、楽しく過ごせましたＮさんご家族がお墓参りを兼ねて、大晦日に初詣客で賑わう日、宿泊。
Ｎさんの中でお一人、長距離は、車椅子に乗って移動されています。今までは段差の少ないホテルをご利用されていましたが、
今回は靴を脱いであがる昔の旅宿情緒を堪能したく、リハビリと自信をとの思いで、挑戦.。もちろん！当社から旅館の方へ、
旅行の目的や身体状況など綿密に連携をとり、旅館も前向きに受けていただいた事に、感謝 感謝です。そして当日お部屋も大浴場の横で、
お料理もお部屋まで運んで下さり館内移動を少なくする配慮。「お客様の想い＆旅館の想い＆旅行業者の想い」の三位一体が実現
２００５年１月３０日号読売新聞全国版に掲載されました
⑥バリアフリー旅行（ユニバーサル社会）に取組む方々との出逢い
昭和観光社・広島（平森さん）/日本空輸・大阪（奥谷さん）/富士ﾄﾗﾍﾞﾙ石川（巻さん）やわらぎ観光・滋賀（木下さん）/ﾍﾞﾙﾃﾝﾎﾟ・
東京（高萩さん）/ﾊﾝﾄﾞﾚｯｸﾞ・沖縄（比嘉さん）JTMﾊﾞﾘｱﾌﾘｰ研究所・東京（草薙さん）・伊勢志摩ﾊﾞﾘｱﾌﾘｰﾂｱｰｾﾝﾀｰ（野口さん
ﾄﾗﾍﾞﾙﾃﾞｻﾞｲﾅｰ・山梨鳥取（おそどまさこさん）・鳥取県観光ｺﾝﾍﾞﾝｼｮﾝ（岡田さん）内閣総理大臣賞受賞の京成ﾎﾃﾙ・千葉（秋元さん）・
全日空・東京（室井さん）他
ホテル・運輸・行政・福祉団体の方々との歴史的な出逢いがありました出逢った皆様のお話をする上で、「目指す事はみんな一緒」
であって、お客様に旅の提供をする私として、大変勉強になりました。感謝 感謝です。地域性や生まれ育った環境が違うのに、
逢ってすぐに友達になれるし昔から友達だったみたい・・・全体の底上げを目指すのも、研究発表の手段にせよ、
旅先の第一線で取組む人もみんなが一体となって、初めて「ユニバーサル社会」が実現するのでは。更に、見識と見聞を広めて、
スキルアップしたいですね。
⑦マスメディアさんからの各種取材
2005年（平成17年）は、普段の業務以外で、各種報道機関さんからの取材が多く寄せられました。
＜NHK福祉ネットワーク＞旅をテーマに、東京渋谷の本社からお電話が入り、旅の体験談や、困った事入浴サポートの
大浴場貸切の話などの番組制作のお手伝いをしました
＜読売新聞全国版＞やさしい介護学のページに、お客様にとって、旅館を選定するHAW TOを掲載
＜京都新聞＞介護のじかんのページに、誰でも旅行に行けるような社会作りについて掲載
＜MOMO100歳～シニアエイジの快適生活情報誌＞自分スタイルの旅を満喫するための、私のバリアフリー旅行体験を掲載
＜旅行新聞／トラベルニュース～旅行業界紙＞当社のバリアフリーセミナーや「夢ツアー」の催行記事の掲載
その他にも、福祉関係の新聞や、企業雑誌、ラジオ局、学生さんの論文などなど大変、ありがたい事です。
報道機関さんあってのユニバーサル
社会作りです。しかしこんなにクローズアップされなければならないのは、残念ですね。その為にも徐々に「バリアフリー」に
していきたいですね
報道さん！感謝 感謝です！
⑧自分自身のスキルアップ＆2006年の想い
良く1年前の自分を比べてスキルアップしたなぁ・・って思う事ありますかバリアフリー旅行やユニバーサルサービスは
日々進化していますよね。私も1年を通して、1ヶ月前と今とでは、これも進化？＝スキルアップかな？
＜1年を振り返りスキルがアップした事＞
・様々なタイプの旅行をサポートさせていただいてお客様の笑顔と生のお声 ・有名な方々との面談
・バリアフリー旅行ネットワークで知り合った友達との体験話 ・全国の方々からのアプローチ
みなさんとの出逢いがあったからスキルアップする事の実感をもてました。
＜2006年への想い＞
2006年は、更にパワーアップとスキルアップしサービス業のプロとしてバリアフリー旅行を提供してまいりたいと存じます。
早速、韓国から、訪日バリアフリー旅行ツアーとして受入企画手配のご依頼をいただきました。
訪日旅行累計15万人以上をご案内されている「ソウルの旅行会社」から身体が不自由でも日本旅行を楽しみたいと何十年もの
夢を実現していただこうと、韓国で初めて一般募集を企画し、当社がお手伝いをする事になりました。
どこに住んでいても、どこへ行っても、誰でも国境を越えて旅を楽しんで頂きたいです「バリアフリー旅行には、国境はありません」
＜ 2006年のキーワード ＞
一人の人は、一人の人、人の尊厳を大事に夢を叶える旅のサポート
行ける所に行くのではなく、行きたい所に工夫して行き夢を実現して活力を ＜先頭へ＞
目先の利益と将来の安心050919
旅行会社でも温泉旅館でも、消費の落ち込みと値段の競争。今をのり切るためには、障害をお持ちのお客様の旅を取り組みたい
なんて考えている方々が多いようです。これは「大きな間違いですよ！」目先の利益ばかりにとらわれていませんか？
そのような考えではお客様の心をつかめませんよ！まずは、目的感から考え直すようにまず、
「全てのお客様に楽しんでいただけるために」が
第一の目的。喜んでいただく事で結果として今を乗り越えることができる。そのためには、お客様の思いや心を理解して夢を実現する
事が大事。介護体験・介助体験・ボランティア体験などを身体で実感する事も重要。先日、ボランティアスキルアップ講座に
参加させていただきました。
私はサービス業ですが、ボランティア活動をされている方々との交流や思いを体感させていただき、お客様が望んでいることや
価値観などを勉強させていただく事も必要だと思いますね。全ての人が旅を楽しめるようにしたいです。
私って、旅行会社でないような、旅行会社ですね。（笑）
全国行脚 ユニバーサルデザインに取り組む人たち050608
出張先や、帰省中や、通院病院でいろいろ方々とお話をする機会があります箱根湯本温泉へ添乗に行った時、
厚木でバリアフリー旅行を実践されている四季彩の旅を経営されている矢野さん独立前に、サービス介助士とホームへルパー2級の
資格取得をされ、精力的に頑張っておられます。観光業のバリアフリーやユニバーサルデザインに対する、
民間受入施設の認識不足から様々な問題点があることに共に共感しました。
帰省中、ＪＴＭバリアフリー研究所 所長の草薙さん。前回にも紹介しましたが霞ヶ浦でモーターボートに一緒に乗ったり食事や
隣接の土浦京成ホテルの館内視察をご一緒したり、私にとっては師匠と呼んでも良いほどの大人物全国を講演されたり、
本を執筆されたり・・・お考えにフィットするところばかりで、安心しました。
私が、月一回通院している、○○病院の担当医師の☆☆先生と職員の方々。実は、今年初頭から3年通院してきた大病院から、
私の希望で転院しました。大病院ではありがちな、時間待ちと診察は数分でパソコンが患者みたいに・・でも今、
お世話になっている病院はホスピタリティマインドそのもの。患者の心の治療には欠かせない「真心のおもてなし」が
ヒシヒシと伝わります。呼ぶ時も、その人の前まで来て、声かけをしたり、状況に合わせて治療手段を模索・実行されたり、
怒ったり、数値が下がれば一緒に喜んだり・・・
一人のヒトは一人のヒトとしての尊厳を大事にされていると共感しました。共通して言えることは、どんな業界でも、
著名な方でも、地道にコツコツ始めて社会の為に励んでいる方でもみんな一緒。と～っても共感しました。
他にも沢山の方々と接して、もっと書き記したいのですが、
次回また・・・
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